茜さす九段の杜に花束を…安倍総理にさよならは言えない

惜別の言葉は思いつかなった。追憶の洪水を制御できないままに迎えた国葬の日。仰ぎ見ると、遺影の総理は馬上の大元帥を従えていた。《ウェブリ版ブログの最終エントリー》 夏が帰って来たかのような9月末の午後だった。JR四ツ谷駅に着くと、構内に大きな花束を抱えたスーツ姿の男性が目に入った。その背中を追って歩く。 当初、地下鉄半蔵門駅を…
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テロリストを招いた異常警備…“YP官憲”77年目の自壊

県警は春先、銃撃を強く警戒していた。しかし7月のその日、現場指揮官も後方警備ゼロの陣形崩壊を放置した。隠される不都合な事実。VIP警護を警察機構が担う暢気な時代は終わった。 「昔とはぜんぜん違う。直ぐに通報されますよ」 学校関係者は、そう話す。現在、公立小学校・中学校への立ち入りは厳しくなり、不審者が校内に侵入した場合、直ち…
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リコイルなき手製銃の作り方…テロ協力者は闇に追われる

凶弾は90m以上先の外壁を穿ったが、狙撃手の体勢は揺るがなかった…プロさえ模倣できない“無反動手製銃”。矛盾を孕む製造工程から暗殺テロ協力者の存在が浮かび上がる。 なにがキッカケだったのか思い出せないが、その日、安宿のみんなと一緒に機関銃をブッ放しに行くことになった。シューティング・レンジは市中心部からさほど遠くない郊外にあった。…
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消えた銃弾と消える報道…公式会見なき“完黙の1ヵ月”

致命傷を与えた最重要の物証は何処かに消えた…新たな大失態について各社は報じてもベタ記事扱い。事件の核心を避ける異様な報道は、1ヵ月続く捜査当局の完全黙秘にも起因する。 「試しに体重を掛けてみたら、簡単にへし曲がってしまった」 元夕刊紙記者は、そう述懐した。札幌パークホテルに宿泊した際、バスルームのカーテンレールを握り、ぶら下…
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社稷の臣・安倍総理に捧ぐ非論理的弔辞

血の気を失い、言葉を失った。感情を説明するに相応しい形容詞はなく、荒んだ廃墟の世界に自分が再び放り出されたことを知った。万感の思いを込め、ここに哀悼の誠を捧げる。 例えばカンボジアのアンコール・ワット、例えばイランのペルセポリス。滅びた都市の遺跡を訪れた時、何とも表現し難い不思議な気分に捉われた経験があった。 私は無類の廃墟…
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