歴史研究で中共迎撃の秘策…媚中学者0人の布陣
日支の共同歴史研究のメンバーが正式決定した。親中派不在の強力な布陣だ。中共はどう出て来るのか?敵側トップは最近の歴史認識を示す対談から対決を占う。そして中共を黙らせる秘策を明かす。
日中共同歴史研究のメンバーが18日、発表された。
この共同研究は、10月の安倍首相と屠殺鬼・胡錦濤の首脳会談で共同声明に取り上げられていたものだ。今月末25、26日に北京で初会合が開かれる。
座長の北岡教授をはじめ、一部で報道された内定者がそのまま正式に決定され、首相官邸で安倍首相と委員の会談も行われた。
共同研究は古代と近代の2分野で進められる。古代史に関しては、取り立てて中共と激突するシーンは少ないと想像するが、イスラム学の泰斗である山内昌之さんの名前があったのは嬉しい。
激戦が予想される近代史のメンバーは以下の通り。
北岡伸一・東大教授(座長)
小島朋之・慶応大教授
坂元一哉・大阪大大学院教授
庄司潤一郎・防衛研究所第1戦史研究室長
波多野澄雄・筑波大大学院教授
本格的な大学者ばかりで、話題づくりの為のテレビ学者はいない。やや一般的な知名度に欠けるが、坂元教授は伝説の憂国学者・高坂正堯さんの弟子筋だ。中西輝政氏や島田洋一氏らと同じ流れを汲んでいる。
■坂元一哉教授(イザ!より)
【正論】坂元一哉 日本の戦争責任について考える
【正論】坂元一哉 生ぬるい安全保障感覚に決別せよ
小島朋之教授も『正論』に寄稿する学者だ。Web上では2年前の対談に参加していることが確認できる。しかも「特集:中国のここが許せない」だった。
波多野澄雄教授は、竹島問題で外務省を批判しているが、その発言を取り上げたのは韓国紙『東亜日報』で額面通り受け取れない。
波多野教授には、防衛大の戸部良一教授との共同編集書もあり、一概に売国派とは断定できない。
恐らく、この日本側メンバーが揃った時点で、中共側は共同研究を空中分解させる意向を固めたのではないか…
何らかの合意点が見出せるとは到底思えない。
これが旧経世会出身の媚中派総理だったら、シナ寄り学者のオールスターで、由々しき事態になっただろう。中共の顔を立てて保守派学者を叩き出したはずだ。
【座長・歩平も登場…“前哨戦”を検証】
18日付『朝日新聞』夕刊には、中共側のメンバー全員の名前も掲げられていた。
中共側の座長は歩平・中国科学院近代史研究所所長だという。この氏名に聞き覚えがあった。
最新の『文藝春秋』(新年特別号)には、「激突!日中大討論」と題した4者対談が掲載されている。
この対談に中共側から登場していた1人が歩平だった。
日本側からは櫻井よしこ氏と田久保兵衛・杏林大客員教授の2人。中共側は歩兵氏の他に劉江永・清華大教授だ。
この特集から歩平所長の歴史認識を検証してみよう。中共の2人の発言はどれも不愉快なもので、誌上では櫻井・田久保両氏が直ちに激しい反撃を加えている…
発言者:歩平
「反日的行動を中国政府が背後で操っているというご指摘でしょうが、それはまったくの誤解です。(略)
直接かつ最大の原因は小泉首相が在任中に再三、靖国参拝を強行したり、また戦争責任を否定する論調が声高に叫ばれたりといった、日本側の態度です」
(111P)
「(日中関係に)変化が生じたのは、80年代に入ってからです。
(略)徐々に日本国内では侵略戦争自体を否定する論調が高まっていた。代表例が、『侵略』を『進出』と書き換えた、いわゆる歴史教科書問題でした」
(113P)
櫻井よしこ氏が、「進出」書き換え問題が誤報だったことを指摘すると歩平は直ちに「誤報」」だったことは知っていると言い返す。
反論がなければ、事実として押し通したいのだろう。歴史家とは思えない卑劣な姿勢だ。
■歩平所長:近影
「戦後日本を代表する知識人の多くは、あの戦争に関して熟慮し、反省していたはずです。
先日も大江健三郎氏の講演を聞きましたが、(略)このような戦後日本の知識人たちの考えを、私は評価し尊敬します」
(115~116P)
「東京裁判に正当性があるのは明らかです。
そして日本は侵略戦争を認めたのです。その証拠が、さきの『村山談話』であり…」
(119~120P)
…やはり村山妄言が亡霊のように出現する。
【歩平レベルでは論戦にもならず…】
実際に誌上では、もう一人の劉江永がメーンで発言し、歩平の発言は少ない。
それでも、歩平が論拠にするのが、教科書誤報事件や大江健三郎や「村山妄言」だったりするのが痛ましい。資料的な部分で日本側を追及する部分は殆どなかった。
また、劣勢になると櫻井よしこ氏に「あなたは中国語が話せるのか?」などと逆ギレ。農村問題をツッこまれると「他国の部外者が軽々しく口を挟む問題ではない」などと啖呵を切る。
この辺りは日韓の歴史論争にも似ていて、苦しくなると大声で済ますようだ。
この論戦の中で、いくつか気になる点があった。
櫻井よしこ氏が『氷点』事件に絡んで「タナカ・メモランダム」の問題を持ち出したのだ。
拙ブログでは、以前のエントリで中共サイドの歴史認識最大のウィークポイントは「タナカ・メモランダム」だと力説した。
参考:9/20エントリ
安倍総裁誕生“歴史認識”にはこう答えよ
やはり、偽書として確定している「タナカ・メモランダム」(=田中上奏文)は、攻め込むには良い手だ。
簡単に解説すれば「タナカ・メモランダム」とは田中義一首相が上奏したとする文書で、そこには日本による世界征服計画が記されている…噴飯ものの文書だ。
「支那ヲ征服セント欲セバ、マズ満蒙ヲ征服セザルベカラズ。世界ヲ征服セント欲セバ、マズ支那ヲ征服セザルベカラズ…」
から始まり、延々4万字にのぼる一大謀略文書である。
東京人民裁判でも怪しいとして却下された“証拠文書”を後生大事に今でも抱えている中共や我が国の左派知識人が哀れでならない。
これを材料にして攻撃すれば、中共の謀略史観は崩れていくと想像する。
櫻井氏の攻撃に対して歩平氏は、偽書の可能性があると指摘しつつも、日本が歩んだ道はほぼ同じだから、問題がないと豪語する。
自らが歴史家であることを否定する宣言だ。話にならないレベルのお粗末さである。
どう中立的に見ても、中共の歴史認識は破たんしている。それだからこそ、弱さを補完する為に「村山妄言」や大江のような媚中知識人の発言が大切なのだろう。日本発の妄説にしか頼れないとは情けない。
【共同研究の逆手に取る方法】
『文藝春秋』誌上の討論では、田久保教授は中共の軍拡を痛烈に非難している。日中共同研究では、戦後史も取り上げられる可能性が高く、そこに支那側を引き込めれば、論争は楽勝だろう。
田久保教授はこう問いつめる。
「不戦条約を尊重すべしとのご意見はまさにその通りです。それならば、戦後の中国が行った十数回の戦闘行為はどうなるのでしょうか?」
答えたの劉江永だ。
「朝鮮戦争を除けばすべて国境紛争というべきものでした。唯一の例外である朝鮮戦争にしても(略)中国が参戦を余儀なくされたのが実情です。そして79年を最後に諸外国との紛争は一度もありません」
(119P)
大胆な発言である。
国境紛争は戦争に該当しないのだと言う。ここまで妄想が膨らんでいると「歴史観」というより常識の問題である。
ちなみに朝鮮戦争の捉え方も間違いだ。
ごく最近、貴重な証言を知ったのだが、朝鮮戦争で中共軍(=人民志願軍を詐称)が参戦するのは開戦の直後だったという。兵員は旧満州国軍で、毛沢東らは「党に忠誠を誓うなら戦場へ行け」と命令し、多数の満州人が半島に送り出された…
もう一方の櫻井よしこ氏は、更に鋭く追及する。
「現在も続くチベットへの武力弾圧については、どうお考えですか?亡命するチベットの尼僧や少年兵を国境警備隊が銃殺する衝撃的な映像と音声がインターネットで流れています。(略)武力による他国の弾圧に他なりません」
参考:
『チベット難民狙撃映像(日本語字幕)』
劉江永の答えは明快だ。
「チベット問題を『武力による他国への弾圧』とする議論には、私は反対します」
ひと言で議論は終わりだ。これで歴史問題が片付くのなら簡単だろう。
不利な議論は一切しないという態度は、わが国の反日ファシストと一緒だ。見識が高いとホメておこう。
ここで、ふと思いついた…
日中共同歴史研究の近代史部門は、北京の中共政権と日本国との歴史的な関係を論じるだけではない。南京の国民党政権も絡むし、満州国との関係もある。
更に、チベットや東トルキスタンとわが国の歴史的関係もテーマに含めることは出来ないだろうか?
「シナ国内だ」と大見栄を切る中共の言質を逆手に取るのだ。
シナ大陸との我が国の交流は、何も沿岸部に限定されるものではない。戦前にシルクロードを踏破した西本願寺派の大谷光瑞探検隊もあれば、チベットに入域した河口慧海などの人物も居る。
彼らの足跡を追って、チベット人やウイグル人との交流史を提起すれば、北京の学者たちは手に負えない問題を抱え込むことになる。
戦後史の共同研究が周辺植民地にまで及んで行ったら、中共は沈黙せざるを得ないだろう。一番、触れられたくない暗黒の部分である。
実現すれば、面白いではないか。
歴史とは中共政権だけが編纂できるものではない。
北京の預かり知らない周辺植民地と日本との過去の関係もまた、シナ大陸に刻まれたの歴史の1ページである。
それを、思い知らせるチャンスだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります
↓

日中共同歴史研究のメンバーが18日、発表された。
この共同研究は、10月の安倍首相と屠殺鬼・胡錦濤の首脳会談で共同声明に取り上げられていたものだ。今月末25、26日に北京で初会合が開かれる。
座長の北岡教授をはじめ、一部で報道された内定者がそのまま正式に決定され、首相官邸で安倍首相と委員の会談も行われた。
共同研究は古代と近代の2分野で進められる。古代史に関しては、取り立てて中共と激突するシーンは少ないと想像するが、イスラム学の泰斗である山内昌之さんの名前があったのは嬉しい。
激戦が予想される近代史のメンバーは以下の通り。
北岡伸一・東大教授(座長)
小島朋之・慶応大教授
坂元一哉・大阪大大学院教授
庄司潤一郎・防衛研究所第1戦史研究室長
波多野澄雄・筑波大大学院教授
本格的な大学者ばかりで、話題づくりの為のテレビ学者はいない。やや一般的な知名度に欠けるが、坂元教授は伝説の憂国学者・高坂正堯さんの弟子筋だ。中西輝政氏や島田洋一氏らと同じ流れを汲んでいる。
■坂元一哉教授(イザ!より)
【正論】坂元一哉 日本の戦争責任について考える
【正論】坂元一哉 生ぬるい安全保障感覚に決別せよ
小島朋之教授も『正論』に寄稿する学者だ。Web上では2年前の対談に参加していることが確認できる。しかも「特集:中国のここが許せない」だった。
波多野澄雄教授は、竹島問題で外務省を批判しているが、その発言を取り上げたのは韓国紙『東亜日報』で額面通り受け取れない。
波多野教授には、防衛大の戸部良一教授との共同編集書もあり、一概に売国派とは断定できない。
恐らく、この日本側メンバーが揃った時点で、中共側は共同研究を空中分解させる意向を固めたのではないか…
何らかの合意点が見出せるとは到底思えない。
これが旧経世会出身の媚中派総理だったら、シナ寄り学者のオールスターで、由々しき事態になっただろう。中共の顔を立てて保守派学者を叩き出したはずだ。
【座長・歩平も登場…“前哨戦”を検証】
18日付『朝日新聞』夕刊には、中共側のメンバー全員の名前も掲げられていた。
中共側の座長は歩平・中国科学院近代史研究所所長だという。この氏名に聞き覚えがあった。
最新の『文藝春秋』(新年特別号)には、「激突!日中大討論」と題した4者対談が掲載されている。
この対談に中共側から登場していた1人が歩平だった。
日本側からは櫻井よしこ氏と田久保兵衛・杏林大客員教授の2人。中共側は歩兵氏の他に劉江永・清華大教授だ。
この特集から歩平所長の歴史認識を検証してみよう。中共の2人の発言はどれも不愉快なもので、誌上では櫻井・田久保両氏が直ちに激しい反撃を加えている…
発言者:歩平
「反日的行動を中国政府が背後で操っているというご指摘でしょうが、それはまったくの誤解です。(略)
直接かつ最大の原因は小泉首相が在任中に再三、靖国参拝を強行したり、また戦争責任を否定する論調が声高に叫ばれたりといった、日本側の態度です」
(111P)
「(日中関係に)変化が生じたのは、80年代に入ってからです。
(略)徐々に日本国内では侵略戦争自体を否定する論調が高まっていた。代表例が、『侵略』を『進出』と書き換えた、いわゆる歴史教科書問題でした」
(113P)
櫻井よしこ氏が、「進出」書き換え問題が誤報だったことを指摘すると歩平は直ちに「誤報」」だったことは知っていると言い返す。
反論がなければ、事実として押し通したいのだろう。歴史家とは思えない卑劣な姿勢だ。
■歩平所長:近影
「戦後日本を代表する知識人の多くは、あの戦争に関して熟慮し、反省していたはずです。
先日も大江健三郎氏の講演を聞きましたが、(略)このような戦後日本の知識人たちの考えを、私は評価し尊敬します」
(115~116P)
「東京裁判に正当性があるのは明らかです。
そして日本は侵略戦争を認めたのです。その証拠が、さきの『村山談話』であり…」
(119~120P)
…やはり村山妄言が亡霊のように出現する。
【歩平レベルでは論戦にもならず…】
実際に誌上では、もう一人の劉江永がメーンで発言し、歩平の発言は少ない。
それでも、歩平が論拠にするのが、教科書誤報事件や大江健三郎や「村山妄言」だったりするのが痛ましい。資料的な部分で日本側を追及する部分は殆どなかった。
また、劣勢になると櫻井よしこ氏に「あなたは中国語が話せるのか?」などと逆ギレ。農村問題をツッこまれると「他国の部外者が軽々しく口を挟む問題ではない」などと啖呵を切る。
この辺りは日韓の歴史論争にも似ていて、苦しくなると大声で済ますようだ。
この論戦の中で、いくつか気になる点があった。
櫻井よしこ氏が『氷点』事件に絡んで「タナカ・メモランダム」の問題を持ち出したのだ。
拙ブログでは、以前のエントリで中共サイドの歴史認識最大のウィークポイントは「タナカ・メモランダム」だと力説した。
参考:9/20エントリ
安倍総裁誕生“歴史認識”にはこう答えよ
やはり、偽書として確定している「タナカ・メモランダム」(=田中上奏文)は、攻め込むには良い手だ。
簡単に解説すれば「タナカ・メモランダム」とは田中義一首相が上奏したとする文書で、そこには日本による世界征服計画が記されている…噴飯ものの文書だ。
「支那ヲ征服セント欲セバ、マズ満蒙ヲ征服セザルベカラズ。世界ヲ征服セント欲セバ、マズ支那ヲ征服セザルベカラズ…」
から始まり、延々4万字にのぼる一大謀略文書である。
東京人民裁判でも怪しいとして却下された“証拠文書”を後生大事に今でも抱えている中共や我が国の左派知識人が哀れでならない。
これを材料にして攻撃すれば、中共の謀略史観は崩れていくと想像する。
櫻井氏の攻撃に対して歩平氏は、偽書の可能性があると指摘しつつも、日本が歩んだ道はほぼ同じだから、問題がないと豪語する。
自らが歴史家であることを否定する宣言だ。話にならないレベルのお粗末さである。
どう中立的に見ても、中共の歴史認識は破たんしている。それだからこそ、弱さを補完する為に「村山妄言」や大江のような媚中知識人の発言が大切なのだろう。日本発の妄説にしか頼れないとは情けない。
【共同研究の逆手に取る方法】
『文藝春秋』誌上の討論では、田久保教授は中共の軍拡を痛烈に非難している。日中共同研究では、戦後史も取り上げられる可能性が高く、そこに支那側を引き込めれば、論争は楽勝だろう。
田久保教授はこう問いつめる。
「不戦条約を尊重すべしとのご意見はまさにその通りです。それならば、戦後の中国が行った十数回の戦闘行為はどうなるのでしょうか?」
答えたの劉江永だ。
「朝鮮戦争を除けばすべて国境紛争というべきものでした。唯一の例外である朝鮮戦争にしても(略)中国が参戦を余儀なくされたのが実情です。そして79年を最後に諸外国との紛争は一度もありません」
(119P)
大胆な発言である。
国境紛争は戦争に該当しないのだと言う。ここまで妄想が膨らんでいると「歴史観」というより常識の問題である。
ちなみに朝鮮戦争の捉え方も間違いだ。
ごく最近、貴重な証言を知ったのだが、朝鮮戦争で中共軍(=人民志願軍を詐称)が参戦するのは開戦の直後だったという。兵員は旧満州国軍で、毛沢東らは「党に忠誠を誓うなら戦場へ行け」と命令し、多数の満州人が半島に送り出された…
もう一方の櫻井よしこ氏は、更に鋭く追及する。
「現在も続くチベットへの武力弾圧については、どうお考えですか?亡命するチベットの尼僧や少年兵を国境警備隊が銃殺する衝撃的な映像と音声がインターネットで流れています。(略)武力による他国の弾圧に他なりません」
参考:
『チベット難民狙撃映像(日本語字幕)』
劉江永の答えは明快だ。
「チベット問題を『武力による他国への弾圧』とする議論には、私は反対します」
ひと言で議論は終わりだ。これで歴史問題が片付くのなら簡単だろう。
不利な議論は一切しないという態度は、わが国の反日ファシストと一緒だ。見識が高いとホメておこう。
ここで、ふと思いついた…
日中共同歴史研究の近代史部門は、北京の中共政権と日本国との歴史的な関係を論じるだけではない。南京の国民党政権も絡むし、満州国との関係もある。
更に、チベットや東トルキスタンとわが国の歴史的関係もテーマに含めることは出来ないだろうか?
「シナ国内だ」と大見栄を切る中共の言質を逆手に取るのだ。
シナ大陸との我が国の交流は、何も沿岸部に限定されるものではない。戦前にシルクロードを踏破した西本願寺派の大谷光瑞探検隊もあれば、チベットに入域した河口慧海などの人物も居る。
彼らの足跡を追って、チベット人やウイグル人との交流史を提起すれば、北京の学者たちは手に負えない問題を抱え込むことになる。
戦後史の共同研究が周辺植民地にまで及んで行ったら、中共は沈黙せざるを得ないだろう。一番、触れられたくない暗黒の部分である。
実現すれば、面白いではないか。
歴史とは中共政権だけが編纂できるものではない。
北京の預かり知らない周辺植民地と日本との過去の関係もまた、シナ大陸に刻まれたの歴史の1ページである。
それを、思い知らせるチャンスだ。
〆
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この記事へのコメント
TVタックル以上に面白いと思うけど・・・
まあ、そんなことは惨敗必至の中共が絶対許さないだろうけどね(笑)
バイアスで閉ざされた目をこじあけ正論を正面からぶっつけて論破することを願います。
論理戦では、シナはどうやっても勝てないでしょう。おっしゃるように空中分解作戦に出るしか、彼らには手はないかと思われます。
本来なら第三国を入れて公平な論理戦にすれば良いのですが、日支の激戦に加わろうという国は残念ながらないでしょう。
できれば日本側には「部分編集」も視野に入れて、どうやってもシナの負けという万全の体制で臨んで欲しいと思います。
その意味で今回の学者メンバーには期待ができるともいえます。
歴史認識に限らず、シナの態度には科学的態度の欠片すら見えません。共同研究が始まってもシナ側は、J.Jさんが信号待ちで出会ったシナの女性と同レベルの論議しかしてこないでしょう。そんな彼らを相手にするだけ無駄なこと。1~2回の会合で終了することを期待しています。
それから…
>>【正論】坂元一哉 日本の戦争責任について考える<<
そもそも「敗戦国に戦争責任がある」という前提(=仮定)がインチキですよ。
これを反省し、清算しなければ「戦後」は克服できません。
シリーズで(↓)こうなければ…。
------------------
【正論】坂元一哉 日本の戦争責任について考える
【正論】坂元一哉 アメリカの戦争責任について考える
【正論】坂元一哉 中共と国民政府の戦争責任について考える
.
「戦後は、もう軍事力はコリゴリだという共通認識で出発した…云々」とか書いていたと記憶しますが、典型的なインチキです。
占領憲法の条文ぢやああるまいし、当時の普通の日本人が、終戦直後に「軍事力はコリゴリだ」なんぞと言うワケがない。
言うなら「戦争は負けちゃダメだ」「敗戦国民は惨めなもんだ」が庶民の言葉だった。
要するに、北岡も「曲学阿世の徒だ」ということ。
>>兵員は旧満州国軍で、毛沢東らは「党に忠誠を誓うなら戦場へ行け」と命令し、多数の満州人が半島に送り出された…
ということもあったでしょうが。国共内戦が終了したばかりで、国民党軍の投降兵が多量にいたため処理に困り、その抹殺のために朝鮮の前線にろくに武器も与えず送り込んだのが真相だと思われます。
捕獲された多くの捕虜が台湾行きを希望したことからもそれが分かります。資料が見つかり次第提示したいと思います。
歴史研究は感情論を排除するので、中共50年の資料しかない支那側の学者は不利でしょう。討論を生中継できたら、痛快でしょうね。
貴重なエピソードですね。チベットや東トルキスタンの悲劇については、わが国の左派知識人もメディアも完全に沈黙していますね。日本はそれ以上のことをした、と怒鳴り返すのが関の山で、論点のすり替えで逃げるしかないようです。
2国間だけで検証するという手法には完全な誤りがありますね。研究者の場合、資料を精査する作業が必要なので、中共の御用学者は圧倒的に不利なはず。痛手を喰らう前に逃げ出すと思うのですが、さて、どうなる事やら…3回目の会合くらいでなし崩しになりそうな気配ですね。
日韓の共同研究と同じ家庭を辿るような気がします。外交辞令に過ぎず、何らかの成果があるとは思えないのですが、日本側の学者にとっては政府から研究資金が拠出されるので、その後に貴重な論文が発表されるのでは、と考えています。
中共政権が継続する中で、歴史編纂をすることに無理がありますね。これは支那の伝統とも大きく異なるはずです。
評論家と違って大物学者は、まだ率直な意見を語れる土壌がないように思えます。学界発表が中心活動になるので、反米を打ち出した瞬間、国際的な活動が出来なくなるようです。その辺は度胸の問題ですが…
媚中派学者は、中共への内通者で表態を繰り返す者と定義します。小島教授がシナ内通者とは思えないのですが…北岡教授は高坂さんの全集をまとめた人物です。少し前は、高坂さん孤独な戦いを強いられていましたから、支持するのは学者として危険な賭けだったようです。
国民党の敗残兵を死地に送ったという史実は貴重ですね。緒戦から中共軍が行動していたのは、事実のようなので、この辺りの研究も今後必要に思えます。
台湾を絡めないと、日支間の近代史は語れませんね。これは日本にとって共産党史観を攻める良い材料です。
【社会】 脱税目的で京都の神社を乗っ取り! 神社本庁が刑事告発…宮司を強迫、韓国人を新役員に、社務所や鳥居を撤去
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1166513505/l50
神社本庁の役員会が十二月七日に開かれ、平成十九年度一般会計予算大綱などが協議されたほか、
本庁業務検討委員会が提出した第一号報告書、京都府内の神社に関して公正証書原本不実記載罪で
刑事告発したことが報告された。
(中略)
★ 本庁が刑事告発
報告事項では、京都舞鶴市内の神社において、宮司を強迫の上、代表役員変更登記が行われた
事件が発生したことから、神社本庁が刑事告発したことの説明があった。
2ちゃんでそのニュースを知って憤怒しています。一体舞鶴市の何という神社なのか、他のマスコミが伝えてくれれば良いんですが…余りにも現段階では情報が少なすぎます。
詳しく分かり次第、大騒ぎしたいですね。
つい最近お邪魔するようになりました。
非常に勉強になります。有難うございます!
今「中国はいかにチベットを侵略したか」という本を読んでいます。
それでふと思い出したことがあります。以前の勤務先の同僚(シナ人)が里帰りした時に大学時代の同級生たちと久しぶりに会って色々話が弾んで楽しかったそうですが、その内容の一つに一瞬背筋がぞぞっとしました。曰く「私たちはこんなに人口が多いのだから、それに見合う土地(外国の)を少しくらいもらったっていいじゃないよね」
あ...や、やめてくれ~。本当に日本はこの先しっかり褌の紐(古い?失礼)を締めて臨まないと、大変なことになります。日本人て妙にお人よしなとこあるから。前回のような失敗は二度と許されません(大東亜戦争)。
アネモネ様の益々のご活躍を応援させていただきたいと思います。