シロ判定BPOの自殺行為…TBS不二家報道に幕引き
重大な問題だがペナルティはなし…TBS不二家報道に関する放送倫理委の判定はシロだった。問題の核心である捏造は「勘違い」と表現。委員会の存在理由を否定する自殺行為だ。
今年上半期のTBS不祥事を象徴する「不二家捏造報道」に無意味な裁可が下された。
TBS「朝ズバッ」の不二家報道を2ヵ月以上も審理していたBPOの放送倫理検証委員会は8月6日、香ばしい「見解」を発表。その判定は、詰まるところシロだった。無罪放免に相当する判断である。
TBS報道局のOB・村木良彦氏が実質的なトップを務めるBPO=放送倫理委に、何ら期待は抱いていなかったが、公表した判定内容は余りにもお粗末なシロモノだった。
BPO=放送倫理委は、TBSの不二家報道について、こう結論付けるリポートを出した。
「重大な放送倫理上の問題があった」
▽会見する川端委員長(ANN)
しかし同時に「番組内容に捏造があったとは言えない」として「勧告」は行なわず、効力のない「見解」を発表するに留まった。これは具体的なペナルティを与えず、ただ評論家的に意見を集約しただけだ。
重大な問題だが、特に罪は問わない…
NHK・民放の不祥事を第三者的に追及し、後の番組クオリティ向上に結びつけるのが「BPO=放送倫理委」に課せられた役割。問題が起きた場合は「勧告」を行なうことができる…それが同委員会が存在する意義でもあった。
だが「問題はあるが、放免」では、何の意味もない。視聴者や番組制作者に誤ったメッセージを与える最悪の判定結果だ。
産声をあげたばかりのBPO=放送倫理委は、最初の審理で自らの無能ぶりを宣言したに等しい。正に自殺行為である。
【お咎めなしでTBSの高笑い】
BPO=放送倫理委が6日付けで公表した「朝ズバッ報道の問題点」は一見すると手厳しい表現に溢れていた。
「取材上の問題点」といったジャーナリズムの姿勢から「VTR編集上の問題点」「スタジオ演出上の問題点」などテレビ屋的な技術面にも踏み込んでいる。
■内部告発者に対する撮影取材が短く、質問が一部意味不明
■内部告発を取り扱う場合に、日替わりの制作環境がふさわしいか疑問。それを許容してきたTBS経営陣にも問題
■ディレクターがクッキーの商品名とチョコレートを誤解したまま編集
■みのもんた氏の「廃業してもらいたい」発言で、みの氏は「激励の思いも込めた」とするが、口調や表情からはくみ取れない
参照:BPO放送倫理検証委員会8月6日『TBS『みのもんたの朝ズバッ!』不二家関連の2番組に関する見解』
数々の問題点を挙げているが、それらから導き出された結論が「シロ判定」では、まったく意味をなさない。2ヵ月に渡るBPO=放送倫理委の審理そのものが「業界内の出来レース」と非難されても仕方ないだろう。
▽審議を演出する放送倫理委(NHK)
またBPO=放送倫理委は「朝ズバッ」が4月18日OAで行なった“謝罪”についても「見苦しく、訂正とお詫びが曖昧」と指摘しているが、実質的には、その“謝罪放送”をBPO側が受け入れ、評価する格好だ。
「朝ズバッ」は翌7日の放送で、放送倫理委の見解発表に触れ、軽く陳謝した。
「指摘を真摯に受け止めて今後の番組づくりに生かしたい」
▽ニュースで報じた「朝ズバッ」7日OA
まるで役人の答弁…誰でも言える定型文コメントである。反省もポーズに過ぎないのは見え見えで、高笑いが聞こえて来るようだ。
では、BPOの“TBS無罪判決”を急先鋒のあの人物は、どう受け止めたのか?
【身内の傷をなめ合う機関と痛烈批判】
「結論から言いますとまったく評価できない」
8月6日、会見に臨んだ不二家信頼回復対策会議の郷原信郎議長は開口一番、そう述べてBPO=放送倫理委の審理結果を痛烈に批判した。
▽会見する郷原議長(NHK)
「全体的に流れているトーンがTBS側の『不注意』に終始している。局側の話に偏り、放送倫理上の問題があるかどうか、TBSが本当のことを言っているのかどうかなどが検証されていない。
放送に対する国家介入がなされるかもしれない現状にあって、BPOが防波堤になるものと期待していたのに、今回のことで身内の傷をなめ合う機関であることがはっきりした」
BPOが「身内の傷をなめ合う機関」とは見事な表現だ。出来レースだったことの本質をズバリついている。加えて郷原議長は、企業のコンプライアンス問題の専門家として、TBSの体質を批判している。
▽会見する郷原議長(NHK)
「TBSはこうした事実を否定し続けており、コンプライアンスがまったくなっていない。クッキーの証言がチョコレートに流用されたことは明らかになった」
郷原議長は、3月末の会見ではTBSに対する法的手段も辞さない構えを見せていた。訴訟を睨んだ場合、正確な事実の確認が何より重要となる。その点でBPO=放送倫理委のTBSに対するリサーチは余りにも甘いのだ。
放送から7ヵ月が経ち、報道内容も忘れられがちだが、あくまでも重要なのはVTRに登場した証言が捏造であったか否かである。改めて放送倫理委のお笑い調査を検証してみよう。
【「勘違い」で幕引き図る調査結果】
「朝ズバッ」の不二家報道は、証言VTRが提示した“工場の悪業”を受けて、出演者が総ぐるみ口汚く非難を浴びせた。「水に落ちた犬は叩け」とばかりの大バッシング報道である。
▽『朝ズバッ』のバッシング報道
BPO=放送倫理委の報告も「汚物」呼ばわりした番組内コメントを問題視している。しかし、MCやゲスト・コメンテーターの不二家非難発言は副次的な要素だ。問題の根源は、証言が正しいものであったかどうか、に尽きる。
元不二家平塚工場従業員がクッキー菓子「カントリーマアム」について証言
↓
不二家に確認後、平塚で「カントリーマアム」の製造がなかったことが判明
↓
証言をチョコレートにすり替えてVTRを編集・放送
▽『朝ズバッ』1月22日OA
これが捏造と指摘されている部分だ。本来、放送倫理委が調査して解き明かすのは、この証言の信憑性であったが「ディレクターの勘違いだった」として不問扱い。こう結論付けた。
■ディレクターがクッキーの商品名とチョコレートを誤解したまま編集した
問題の根幹部分に関しては、投げやりな調査結果だ。委員会のメンバーの1人吉岡忍氏に至っては、こう発言している。
「クッキーとチョコレートの違いが分かっていなかったんじゃないか」
▽会見する吉岡忍委員(共同通信)
吉岡忍氏は定評のあるルポライターだが、告発取材についてこれほど適当で杜撰な考えの持ち主だったとは驚きだ。一方で、郷原議長はJ-CASTの取材に対し、こう語っている。
「『取り違えていた』『判断の誤り』と(BPOが)扱うのは信じがたい。むしろ、我々が『捏造』と指摘していた事実があったということだ」
これは放送倫理委の存在理由を根本から問い掛ける発言だ。
【連絡先&取材メモはなくしました】
放送倫理委は、今年初めに発覚した『あるある大事典2』の捏造事件を受けてBPO内に新たに設置された機関だ。続発するテレビ番組の捏造事例を調査し、是正勧告を行なうことを売り文句にしていた。
ところが、いざ調査を行ってみると第三者としての外部調査能力はなかった。単に問題番組の制作サイドと調整して、疑惑潰しに奔走する機関に過ぎない。
▽会見する川端委員長(JNN)
今回の調査でも、告発した側の証言者に直接、事実確認していない。番組サイドが主張する「取材源の秘匿」をそのまま受け入れ、間接的に推理するだけだった。委員会は証言者が話した素材テープを視聴して終わりだ。
「朝ズバッ」が根拠にした“告発証言者”は2人いた。しかし、そのうち裏取りに使った1人については、デイレクターが連絡先の電話番号もなくし、さらに取材メモまで紛失…実在したかどうかも怪しい。
▽バストショットで証言する情報提供者(NHKより)
報道を名乗る限り「記録を全部なくしました」では完全アウトだ。それを受け入れる放送倫理委のメンバーも全員失格である。
2ヵ月を要したBPO=放送倫理委の審理・調査は、結局は問題の沈静化に役立っただけだった。今年初めから春にかけては『あるある』捏造事件を巡る関テレの厳罰処分・民放連追放で世間の注目を浴びたが、さすがに盛夏を迎えて関心は薄らいでいる。
たっぷり時間をかけて、嵐が過ぎ去るのを待っていたかのようだ。
【TV業界が歩む恐竜の運命】
そもそもテレビ局の自浄機能が疑問視されたことから、審理がBPO=「放送倫理委」に委ねられた。ところが、その第三者機関もまた自浄機能が働かない。
放送倫理検証委員会を検証する別の機関も必要だろう。
▽TBSが発表した改善策?
これまで一方的な受け手だった視聴者は、今や多様な情報の獲得手段を持ち始めた。その中、TVジャーナリズムには不信感が広がっている。印象操作が激しいのが大きな原因だ。
今後も現在のような業界内の「おままごと」を続けるならば、必ず視聴者からしっぺ返しを喰らう。既に全体視聴率の数値には「テレビ離れ」の傾向がハッキリ現れているのではないか?
▽TBSのコメント(JNN)
TBSを筆頭に、在京キー局・NHKは、真剣に将来のサバイバルに思いを巡らした方が良いだろう。
テレビは40年もの長きにわたって「マスコミの巨人」だったが、同時に「メディアの恐竜」でもある。支配力を失う時は一瞬にして訪れる。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓

J-CASTニュース8月6日『TBS不二家報道で重大ミス 朝ズバッ!「捏造疑惑」晴れず』
産経新聞8月7日『TBSの不二家報道で検証委見解 「番組の信頼性損なう」 問われる自浄能力』
イザ8月7日 「朝ズバッ!」訂正放送も見苦しい、「番組の信頼性損なう」問われる自浄能力
イザ8月7日 「朝ズバ!」が謝罪 みの氏は文書でコメント
イザ8月6日 みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」
今年上半期のTBS不祥事を象徴する「不二家捏造報道」に無意味な裁可が下された。
TBS「朝ズバッ」の不二家報道を2ヵ月以上も審理していたBPOの放送倫理検証委員会は8月6日、香ばしい「見解」を発表。その判定は、詰まるところシロだった。無罪放免に相当する判断である。
TBS報道局のOB・村木良彦氏が実質的なトップを務めるBPO=放送倫理委に、何ら期待は抱いていなかったが、公表した判定内容は余りにもお粗末なシロモノだった。
BPO=放送倫理委は、TBSの不二家報道について、こう結論付けるリポートを出した。
「重大な放送倫理上の問題があった」
▽会見する川端委員長(ANN)
しかし同時に「番組内容に捏造があったとは言えない」として「勧告」は行なわず、効力のない「見解」を発表するに留まった。これは具体的なペナルティを与えず、ただ評論家的に意見を集約しただけだ。
重大な問題だが、特に罪は問わない…
NHK・民放の不祥事を第三者的に追及し、後の番組クオリティ向上に結びつけるのが「BPO=放送倫理委」に課せられた役割。問題が起きた場合は「勧告」を行なうことができる…それが同委員会が存在する意義でもあった。
だが「問題はあるが、放免」では、何の意味もない。視聴者や番組制作者に誤ったメッセージを与える最悪の判定結果だ。
産声をあげたばかりのBPO=放送倫理委は、最初の審理で自らの無能ぶりを宣言したに等しい。正に自殺行為である。
【お咎めなしでTBSの高笑い】
BPO=放送倫理委が6日付けで公表した「朝ズバッ報道の問題点」は一見すると手厳しい表現に溢れていた。
「取材上の問題点」といったジャーナリズムの姿勢から「VTR編集上の問題点」「スタジオ演出上の問題点」などテレビ屋的な技術面にも踏み込んでいる。
■内部告発者に対する撮影取材が短く、質問が一部意味不明
■内部告発を取り扱う場合に、日替わりの制作環境がふさわしいか疑問。それを許容してきたTBS経営陣にも問題
■ディレクターがクッキーの商品名とチョコレートを誤解したまま編集
■みのもんた氏の「廃業してもらいたい」発言で、みの氏は「激励の思いも込めた」とするが、口調や表情からはくみ取れない
参照:BPO放送倫理検証委員会8月6日『TBS『みのもんたの朝ズバッ!』不二家関連の2番組に関する見解』
数々の問題点を挙げているが、それらから導き出された結論が「シロ判定」では、まったく意味をなさない。2ヵ月に渡るBPO=放送倫理委の審理そのものが「業界内の出来レース」と非難されても仕方ないだろう。
▽審議を演出する放送倫理委(NHK)
またBPO=放送倫理委は「朝ズバッ」が4月18日OAで行なった“謝罪”についても「見苦しく、訂正とお詫びが曖昧」と指摘しているが、実質的には、その“謝罪放送”をBPO側が受け入れ、評価する格好だ。
「朝ズバッ」は翌7日の放送で、放送倫理委の見解発表に触れ、軽く陳謝した。
「指摘を真摯に受け止めて今後の番組づくりに生かしたい」
▽ニュースで報じた「朝ズバッ」7日OA
まるで役人の答弁…誰でも言える定型文コメントである。反省もポーズに過ぎないのは見え見えで、高笑いが聞こえて来るようだ。
では、BPOの“TBS無罪判決”を急先鋒のあの人物は、どう受け止めたのか?
【身内の傷をなめ合う機関と痛烈批判】
「結論から言いますとまったく評価できない」
8月6日、会見に臨んだ不二家信頼回復対策会議の郷原信郎議長は開口一番、そう述べてBPO=放送倫理委の審理結果を痛烈に批判した。
▽会見する郷原議長(NHK)
「全体的に流れているトーンがTBS側の『不注意』に終始している。局側の話に偏り、放送倫理上の問題があるかどうか、TBSが本当のことを言っているのかどうかなどが検証されていない。
放送に対する国家介入がなされるかもしれない現状にあって、BPOが防波堤になるものと期待していたのに、今回のことで身内の傷をなめ合う機関であることがはっきりした」
BPOが「身内の傷をなめ合う機関」とは見事な表現だ。出来レースだったことの本質をズバリついている。加えて郷原議長は、企業のコンプライアンス問題の専門家として、TBSの体質を批判している。
▽会見する郷原議長(NHK)
「TBSはこうした事実を否定し続けており、コンプライアンスがまったくなっていない。クッキーの証言がチョコレートに流用されたことは明らかになった」
郷原議長は、3月末の会見ではTBSに対する法的手段も辞さない構えを見せていた。訴訟を睨んだ場合、正確な事実の確認が何より重要となる。その点でBPO=放送倫理委のTBSに対するリサーチは余りにも甘いのだ。
放送から7ヵ月が経ち、報道内容も忘れられがちだが、あくまでも重要なのはVTRに登場した証言が捏造であったか否かである。改めて放送倫理委のお笑い調査を検証してみよう。
【「勘違い」で幕引き図る調査結果】
「朝ズバッ」の不二家報道は、証言VTRが提示した“工場の悪業”を受けて、出演者が総ぐるみ口汚く非難を浴びせた。「水に落ちた犬は叩け」とばかりの大バッシング報道である。
▽『朝ズバッ』のバッシング報道
BPO=放送倫理委の報告も「汚物」呼ばわりした番組内コメントを問題視している。しかし、MCやゲスト・コメンテーターの不二家非難発言は副次的な要素だ。問題の根源は、証言が正しいものであったかどうか、に尽きる。
元不二家平塚工場従業員がクッキー菓子「カントリーマアム」について証言
↓
不二家に確認後、平塚で「カントリーマアム」の製造がなかったことが判明
↓
証言をチョコレートにすり替えてVTRを編集・放送
▽『朝ズバッ』1月22日OA
これが捏造と指摘されている部分だ。本来、放送倫理委が調査して解き明かすのは、この証言の信憑性であったが「ディレクターの勘違いだった」として不問扱い。こう結論付けた。
■ディレクターがクッキーの商品名とチョコレートを誤解したまま編集した
問題の根幹部分に関しては、投げやりな調査結果だ。委員会のメンバーの1人吉岡忍氏に至っては、こう発言している。
「クッキーとチョコレートの違いが分かっていなかったんじゃないか」
▽会見する吉岡忍委員(共同通信)
吉岡忍氏は定評のあるルポライターだが、告発取材についてこれほど適当で杜撰な考えの持ち主だったとは驚きだ。一方で、郷原議長はJ-CASTの取材に対し、こう語っている。
「『取り違えていた』『判断の誤り』と(BPOが)扱うのは信じがたい。むしろ、我々が『捏造』と指摘していた事実があったということだ」
これは放送倫理委の存在理由を根本から問い掛ける発言だ。
【連絡先&取材メモはなくしました】
放送倫理委は、今年初めに発覚した『あるある大事典2』の捏造事件を受けてBPO内に新たに設置された機関だ。続発するテレビ番組の捏造事例を調査し、是正勧告を行なうことを売り文句にしていた。
ところが、いざ調査を行ってみると第三者としての外部調査能力はなかった。単に問題番組の制作サイドと調整して、疑惑潰しに奔走する機関に過ぎない。
▽会見する川端委員長(JNN)
今回の調査でも、告発した側の証言者に直接、事実確認していない。番組サイドが主張する「取材源の秘匿」をそのまま受け入れ、間接的に推理するだけだった。委員会は証言者が話した素材テープを視聴して終わりだ。
「朝ズバッ」が根拠にした“告発証言者”は2人いた。しかし、そのうち裏取りに使った1人については、デイレクターが連絡先の電話番号もなくし、さらに取材メモまで紛失…実在したかどうかも怪しい。
▽バストショットで証言する情報提供者(NHKより)
報道を名乗る限り「記録を全部なくしました」では完全アウトだ。それを受け入れる放送倫理委のメンバーも全員失格である。
2ヵ月を要したBPO=放送倫理委の審理・調査は、結局は問題の沈静化に役立っただけだった。今年初めから春にかけては『あるある』捏造事件を巡る関テレの厳罰処分・民放連追放で世間の注目を浴びたが、さすがに盛夏を迎えて関心は薄らいでいる。
たっぷり時間をかけて、嵐が過ぎ去るのを待っていたかのようだ。
【TV業界が歩む恐竜の運命】
そもそもテレビ局の自浄機能が疑問視されたことから、審理がBPO=「放送倫理委」に委ねられた。ところが、その第三者機関もまた自浄機能が働かない。
放送倫理検証委員会を検証する別の機関も必要だろう。
▽TBSが発表した改善策?
これまで一方的な受け手だった視聴者は、今や多様な情報の獲得手段を持ち始めた。その中、TVジャーナリズムには不信感が広がっている。印象操作が激しいのが大きな原因だ。
今後も現在のような業界内の「おままごと」を続けるならば、必ず視聴者からしっぺ返しを喰らう。既に全体視聴率の数値には「テレビ離れ」の傾向がハッキリ現れているのではないか?
▽TBSのコメント(JNN)
TBSを筆頭に、在京キー局・NHKは、真剣に将来のサバイバルに思いを巡らした方が良いだろう。
テレビは40年もの長きにわたって「マスコミの巨人」だったが、同時に「メディアの恐竜」でもある。支配力を失う時は一瞬にして訪れる。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓

J-CASTニュース8月6日『TBS不二家報道で重大ミス 朝ズバッ!「捏造疑惑」晴れず』
産経新聞8月7日『TBSの不二家報道で検証委見解 「番組の信頼性損なう」 問われる自浄能力』
イザ8月7日 「朝ズバッ!」訂正放送も見苦しい、「番組の信頼性損なう」問われる自浄能力
イザ8月7日 「朝ズバ!」が謝罪 みの氏は文書でコメント
イザ8月6日 みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」
この記事へのコメント
どちらにしても、BPOは断じて「第三者機関」なんかではない。同じ穴の狢だ。
テレビが支配力を失う時は近い。
視聴者をバカにするのも大概にしろ!と言いたい。
ところで、今度はTBSのワイドショー『ピンポン』が問題を起こした。
先日保育園で熱射病で亡くなった園児の葬儀会場に、なんとTシャツ・短パン姿で取材に行ったのだそうである。
このように、遺族に対して何の配慮もなく、非常識な連中がテレビ界を仕切っているというわけである。
もう、TBSにはウンザリだ!!!
◎「ピンポン!」葬儀取材にTシャツ短パン
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/08/08/11.html
純粋に「番組が面白くない」「メディアの信用が凋落している」って事実を受け入れたくないんでしょうね。その結果が「ゲーム機叩き」や「ネット規制推進」ですから。アホかと。
これ、地デジでかなり痛い目に会うんじゃないかなぁ…。もうネットあるしわざわざテレビ買う必要ないやって層が結構いると思うんですけどね。
このままドンドン衰退していくんだろうなぁ…。親である新聞と一緒にw
自○行為のほうが適切かと・・・
失礼しました。
とても喜ばしいニュースです!首脳会談の成功が、南北の平和統一と日本との国交正常化へとつながることを願っています。
アネモネさん、くわしいことを調べて教えてください。宜しくお願いします。
。
我々はもうTVの謝罪のテロップや新聞の1行謝罪にはだまされない。謝罪とはもっと具体的にお金と犠牲を伴うものだと特亜と共にマスコミが言っていることだ。
今のマスコミとは言論の自由だけを振りかざし、一方的に言葉の暴力を相手に叩きつけているだけである。
風当たりは強くなりますが、総理には是非TBSに厳罰を与えて欲しい。いっそ周波数帯の取上げでもよろしいかと。日本に住んでいながら日本を傷つけ続ける人々には北朝鮮にでも行ってもらって体当たり現地取材24時間でも一年ほどやってもらえばいい。
かと言って政治介入しようとすると、必ずバッシングと言う形で跳ね返ってくるでしょう。だから、しようにもかなり困難か?
視聴しないようにする以外、どうしようもないのでしょうか。
>ジェラード
南北の平和統一、どうぞご自由に。統一されたら、祖国にお帰りくださいね。そのまま断交してくれたらもっとうれしいです。
ジェラードさん、嬉しそうですね♪
南北が統一されることは日本人にとっても喜ばしい事です。
これで在日朝鮮・韓国人が日本に居座る理由が無くなります。
平和統一された暁には、即刻、朝鮮半島へ帰り祖国の為に働いてください。
そして二度と再び、日本への不法入国・滞在をしませんようお願い致します。
今回のBPOの件にはガックリきました。以前TBSの問題はかなり入れ込んで書いていたので、BPOの判断に期待していたのですが、ものの見事に裏切られました。
日本はどうなっているのでしょうかね。ネットの上の正論と情けない現状の開きがあまりにも大きすぎます。
今日本で世論にもっとも大きな影響力を有しているのがTVで、そのTVが真実を伝えないばかりかウソを垂れ流し、それを咎めるべき機関が役人の内部処理のようなあまちょろい判断を下す。
どうしようもないですね。
南朝鮮は、若い層が消極的らしいですな。経済格差による南朝鮮が被る被害とか、支那と直接隣接する恐怖感なんかが理由らしいですが。
先走ってるのはノムたんだけみたいなんで、このまま頑張って統一まで一直線に暴走して欲しいもんです。心から統一を望んでたドイツと違って、一般層はそんな感じなんですから、統一後はガタガタになるはず。
ああ、でもそれで経済難民がドカッと日本に押し寄せてくる可能性も否定出来ないか…
それまでに民主をどうにかしないと、バカバカ税金突っ込んだり、難民を無条件で受け入れたりするでしょうね。帰国事業でも展開してくれれば良いんですけど、まぁ、今の日本じゃないでしょう。
クワバラクワバラ…
ジェラどん。
南・北の首脳が会う、金にすりゃ選挙で甘い汁が吸えるのですから逢って、又冗談を言ってりゃ米も石油も相手がただで呉れる、韓国の現状が維持されれば良いだけの話、日本には関係のない事でござんす。
今回の検証ごっこの結果を見て、改めてマスゴミには自浄作用が働かないことを学びました。
捏造を捏造と認めない、認めようとしない倫理機関などあるだけ邪魔です。
報道は商品
他の会社の商品は徹底的に
くさすくせ
自分達の商品はなんですか
捏造 歪曲 偏見
まともな商品有りませんね
メディアの教育機関は生徒に何を教えてるのでしょうか?日本のメディアは世界最低。マスコミ人としての素養に欠ける人材ばかりと見た。世間の批判を一番受けないメディアは自浄できない機能不全に陥っており、害にこそなれ利益は無い。これではないほうがまだましである。
TBさせていただきます。
田中真紀子『安倍首相はバカだから成蹊大』。
こんな発言が許されるのですか?これに比べたら、「子供を産む機械」「原爆しょうがない」「アルツハイマー」なんてどうでも良く思えてきます。そのいい年こいて、いつまでもお嬢気分が抜けない田中真紀子を、大映しして全国に流したTBSなど、言葉や社会正義を伝えるメディアの資格など無いと思います。所詮奴等は、広告収入を当てにした、権利を嵩に来た営利企業にしか過ぎないのです。言論映像ゴロ。一社ずつ表沙汰にできないネタで絞めていけば良いのでわ?
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/08/08/11.html (アサピー嫌い)
又、「ピンポン」かい!確か、「人気学生ゴルファー隠しマイク騒動」って無かったですか?良識の無さは、TBSスタジオ内に留まらずですか?こんなTV局にグダグダ言われたくはないですね。以後自重。
実際、最近は、偏見報道で気分を害するよりはネットでニュースを観た方がマシ、という方も増えています。その現象が視聴率に顕れています。
この傾向を更に強め、TVメディアの偏向報道にメスを入れるのです。視聴率を落とすことでスポンサーを刺激し、番組への批判も、TV局でなくスポンサーに直接伝えるようにするのです。
そもそもスポンサーの、「金だけだして番組内容には我関せず」という無責任なスタンスがマスコミを増長させた一因でもあるのですから、今後は報道内容の責任を、スポンサーにも担って頂く必要があるでしょう。
一般の感覚から云えば、何回もオカシナ事を遣って、ナンの改善姿勢も見せないTBSなんて免停半年位当然ですよ、唯、役人に頼るのはもぅ止めて、不二屋はTBS相手に風評被害で損害補償を求めれば良いと思います、和解になっても、威力業務妨害に触法する可能性だってあると思いますから。
業態から云えばマスコミなんて、世の中のトレンドからかけ離れた対応をしていても、業績には余り関係が無い、景気に影響されにくい業種でしょう、サスガに前の10年不況は応えた様ですが。
情報を扱いながらも、その情報が自分達の給料の上下には全く関係しない処に問題があるのではないか、だから感覚的に、他の職業従事者と整合していない部分がでてくる。
これらの現象は、TV番組の作成が、主たる視聴者層である、女子供の目線を基準にして、「分かり易く構成されている」事からの弊害だろうと思います 「一般の人にも分かり易く=ドウセ、何も知らない主婦や素人しか観ていないのだから、精緻な表現は不要だ」、という姿勢が看て取れます。
でも、基本的にメディアは情報を売って金儲けしている産業です、その情報の質はソースへの信頼で成り立っています、公正中立で為される報道であってこそ、その信頼は担保されるワケですが、一度政治的に偏ったら、以後は信頼度が低下するのは当然です、例えば朝日の政治コメントなんて、聴く気にもなりません。
そんな一大事を前に、自民党のネガティブキャンペーンで自らの信用を地に落としたツケは必ず廻ってくると思っています。