チベット撹乱情報の綱渡り…人道上の危機を救え
なぜ3月14日の“暴動”では、ラサ中心部に空白地帯が生まれたのか…深まる疑惑。一方、亡命政府はペロシ議長訪問に湧き、都内にも雪山獅子旗の大波が出現した。
チベット東部カム地方のカンゼ周辺では激しい抵抗運動が続き、3月20日にも、一斉抗議が行なわれた模様だ。シナ軍事占領下で甘孜蔵族自治州と呼ばれる同地域の北部には、カンゼ僧院を中心に多数のチベット寺院が存在する。
中共軍が大規模侵攻する中、僧侶は投獄・拷問を覚悟して必死の抵抗を試みている。このエリアでは、3月17日までにカンゼ・ダルツェ僧院のジャンパ・ツプテン前僧院長を始め、相次いで僧侶が不法拘束された。
▼カム地方の都市に「人民戦争」の標語(ロイター)
信仰と生活が不可分のチベット人にとって、高僧の逮捕は決して沈黙できない非常事態だ。中共侵略政府による僧侶拉致は、住民の激烈な抵抗を招き、混迷は出口の見えない隘路に陥っている。
また未成年者の虐殺が行なわれたことも、チベット人の怒りに火を点けているようだ。
3月16日にチベット住民への無差別射撃が発生したアバのキルティ寺附近で、16歳の少女が犠牲になったことが明らかになった。TCHRD(チベット人権民主センター)は少女の写真を入手し、公開に踏み切っている。
▼犠牲になったチベット人少女(Phayul.com)
虐殺されたのは、離れた村から町に出てきた学生のルンダプツォ(Lhundup Tso)さんで、死因は頭を撃たれたことによるものだった。
ルンダプツォさんは学業優秀な生徒で、村から選ばれて町の学校で学んでいた模様だ。いったい何故、そのような少女がシナ人官憲の魔の手に掛からなければならないのか…
欧米先進国を中心に市民レベルでの中共非難が高まる中、中共当局が“暴動”を演出したのではないか、という疑惑が相次いで浮上している。
【浮上する中共の捏造ヤラセ疑惑】
3月14日に起きたラサ大虐殺でシナ人警官がチベット人に扮装して暴れていた…という暴露談が注目を集めている。
▼疑惑の男の拡大写真(大紀元)
22日付けの大紀元が報じたもので、“暴動”の写真を見たタイ華僑の女性が、その中に顔見知りのシナ人警官が大型の刀を手にしているのを確認したという。ロイターが直後に配信した新華社経由の写真だ。
確かに異様な写真だった。当方もロイターの配信を確認していたが、顔がハッキリ写り過ぎていて、後に逮捕の証拠写真となる可能性が大きいと判断し、掲載を見送った経緯がある。
▼配信された写真(ロイター経由)
証言したタイ華僑の女性は、ラサで現地警官と親しくなり、他の警官の顔も記憶。更に14日当日、保護名目で派出所に居た際、刀を持ったシナ人警官が戻って来たのも目撃しているという。
この女性証言に関して各チベット支援グループは何ら見解を発表していない。未確認なのだ。ただし、シナ人が当日、僧侶に扮装して商店襲撃を行なっていたという証言が漏れ伝わっているのは事実だ。
日本人ならば、南京攻略戦で便衣兵が我が軍を悩ませた歴史を思い出すだろう。扮装しての混乱拡大はシナの伝統戦術である。
またYouTubeでは『Riot in Tibet (Fake)』と題する動画がアップされている。動画は長く、説明が英文なのでポイントを以下に要約する。
①なぜ被害男性がヘルメット着用していたのか?
→ラサではヘルメットを被る者は殆どいないという。
②攻撃者たちはどこから来たのか?
→画面左には群衆がいるが、その誰もが襲撃に参加せず、全ての攻撃者は画面右から現れる。
③逃げた被害者はなぜ、ゆっくり歩道を歩いているのか?
→被害者は画面右側に逃れるが、映像の最後で、その前を攻撃者が目もくれずに歩いている。
▼何事もなく擦れ違う攻撃者と被害者
この映像に限らず、中共の党宣伝機関が配信した“暴動フィルム”には疑惑の目が向けられている。誰が撮影したか、ソースが余りにも不鮮明なのだ。
【ラサ中心部に生まれた空白地帯】
中共侵略政府が散布した“暴動フィルム”は、画質から推測すると市販のビデオカメラで、その殆どが商店の反対側の上階から撮影されている。
しかし、暴徒が暴れ回る中で、至近距離の窓から乗り出してカメラを延々と回すことが果たして可能なのか?
▼党TV局が流した3月14日の映像
そもそも3月10日の時点でラサ市内では僧侶による平和的抗議が起こり、11日には僧侶救出を求める群衆に治安部隊が催涙弾を放ち、緊張が高まっていた。
既に治安部隊が大量動員されていたのだ。その中、圧倒的な武力を持つ治安機関が、なぜ“暴徒の襲撃”を許したのか?
商店の被害が続出したのは、ジョカン寺周辺のバルコル(八角街)だった。抵抗運動の中心にあったのがジョカン寺である。
▼治安部隊はどこに消えたのか?
なぜ、大量投入された治安部隊が、最大のホットポイントに配置されていなかったのか、疑問だ。党の宣伝機関が提供した“暴動フィルム”は他方で、ラサ治安当局の責任者が無能だったことを明かす「失態の証拠映像」に他ならない。
また全焼など壊滅的な被害を受けた商店の多くが、ムスリムの店だったという報告もある。 チベット住民の怒りの矛先が、なぜシナ人ではなくムスリムに向かったのか…当局が暴動を演出したとすれば、 シナ人商店を避け、ムスリムの店が大打撃を受けた事も、合理的に説明できるだろう。
これら「暴動演出」に関する推量とは別に、3月14日の大虐殺開始前に、中共侵略政府が制圧部隊を送り込んでいのは事実である。AP通信は最近になって、3月12日にラサ近郊で撮影された写真を配信した。
▼僧院に迫る中共部隊3月12日(AP通信)
ラサ市の西45㌔のタクツェにあるガンデン大僧院の様子を撮影したものだ。僧侶と中共治安部隊が僧院の入口付近で対峙している。このガンデン大僧院はチベット密教ゲルグ派の総本山で、格式も高い。
そして、もう1枚の写真では、僧侶の既に影はなく、治安部隊員が境内で隊列を組んでいる模様が写っている。どうらや突入し、制圧したようだ。
▼僧院内に侵入した中共部隊3月12日(AP通信)
近郊の主要な寺院を武力で制圧しながら、ラサ中心部に“空白地帯”があったことは、不可解極まりない。
わが国の五輪乞食メディアは、何ら検証もせずに中共プロパガンダ映像を垂れ流し続けているが、今やラサの“暴動”自体にも疑いの目が向けられているのだ。
一方、悲しみ暮れるチベット世界だが、先日、少しだけ勇気が与えられた…
【ペロシ登場に嗚咽したチベット人】
「この悲しい時、私たちは、今チベットで何が起きているのか、その真実の眩しい光を解き放つ為に、ここに来たのです」
3月21日、チベット亡命政府のあるインド北部マクロードガンジ(上ダラムサラ)で、米国のナンシー・ペロシ下院議長は力強く訴えた。マダム・スピーカーは続けて、こう主張した。
「世界はチベットで起きていることを知る必要がある」「チベット民衆を救うことは宿命だ」
▼法王猊下とペロシ下院議長(AP通信)
ペロシ下院議長の演説は、マクロードガンジの法王猊下私邸横にあるツクラカン寺院で、行なわれた。外国の政府高官としては、3月14日の大虐殺後、ダライ・ラマ14世法王猊下と初めて面会したことになる。
主要国の首脳が沈黙する中、この訪問が、どれほど亡命チベット人に勇気を与えたことか。ある亡命チベット男性は、AFP通信の取材を受けている最中、堪え切れずに泣き崩れた。
▼取材中に嗚咽するチベット男性(AFP)
マクロードガンジの町は、飛行機で簡単に行ける場所ではない。デリーの空港から車で約8時間。最後には断崖絶壁の細い道を通らないと辿り着けない。
現地に暮らす亡命チベット人は、そんな僻地までペロシ議長が足を運んでくれたことに感激しているのだ。
▼境内で演説するペロシ議長(AP通信)
さらにペロシ下院議長は、こう熱く語った。
「チベット情勢は世界の良心に対する挑戦だ」
「チベット弾圧に世界が反対の声を上げなければ、私たちは人権について意見する道徳的な資格を失うことになる」
正にその通りだ。我が国のエセ人権屋は、この発言を正座して拝聴すべきである。かつて下院選挙で米民主党が勝利した際、筑紫哲也を始め反日ファシストは、鬼の首を取ったかのように雀躍した。
そして下院議長に就任したナンシー・ペロシは、米左派の女ボス・人権リベラルの重鎮だった。しかし、同時にマダム・スピーカーは、古くからの熱心なチベット支援者でもあったのだ。
参照:平成18年11月13日付エントリ『リベラルの仮面を剥ぐ…新下院議長の反中過激発言』
▼大歓迎を受けるペロシ訪問団(AFP)
リベラリストがチベット支援に取り組むのは、決して矛盾した態度ではない。人権問題は元来、左派の守備範囲で、 欧米各国のチベット支援者にはリベラルな傾向を持つ者も多い。
シナ軍事侵略国家を心の宗主国と仰ぎ、銃を握る側を支持する我が国の所謂リベラルが異常なのだ。世界から孤立した左派。その正体は、繰り返し述べていきたように、左派を偽装した反日ファシストである。
ペロシ議長以外の有力な政治家連中が沈黙を保つ中、22日も世界各国でチベット救済・中共抗議デモが繰り広げられた。
▼ソフィア中共大使館前での抗議(ロイター)
連日の抗議が続くNYの国連本部前の他、変わった所ではブルガリアの首都ソフィアでも中共大使館前で激しいデモが繰り広げられた。
そして、我が国でも大規模なチベット支援デモが行なわれた。
【最も深刻な人道上の危機を救え】
3月22日東京・六本木。午前と午後の2回に渡る連続抗議デモだ。第1弾は「主権回復を目指す会」などの呼びかけによるもので、17日の豪雨の抗議に続く抗議活動である。
相変わらず警視庁は中共大使館前をブロックしていたが、かなりの人数が大使館前まで到達できた模様だ。その抗議活動に関しては、AFPが写真入りで世界に配信している。
▼ナイスなプラカードを持つ男性(AFP)
そして、午後1時過ぎからはチベットTSNJ(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)主催の抗議集会・デモが行なわれた。所用を済ませ、筆者もスモールな雪山獅子旗を持ち、午後1時前に三河台公園に駆け付けた。
▼行進前の抗議集会(筆者撮影)
少々不安があったが、公園内には既に大勢の参加者がいた。朝日新聞は22日午後に「抗議者70人」としてデモの写真入り記事を配信。ミスリードを狙ったが、現在は訂正している。
参照:朝日新聞22日配信記事(魚拓)
それでも朝日は「参加者は約1,000人」と記述。主催者発表では、約2,000人である。沖縄の集会では主催者発表を根拠に強弁し、一方では公安発表を根拠とする見事なダブル・スタンダードだ。
屋外にいる多数の人数を、個人の視点で判断するのは難しい。ただし、六本木通りに出た際、余りのデモ隊列の長さに驚いた。
▼六本木通りでのデモ行進(筆者撮影)
また最終集合地点の公園に着いた時、既に大勢が園内に居たが、デモ最後尾の到着まで4~5分かかったと記憶する。現在、チベット全域で進行している事態の深刻さに胸を痛めている日本人が多いことを改めて知った。
現場で数人の知り合いと再会したが、その内4人はマクロードガンジ滞在経験者だった。聞く所によると、Mixiのチベット関連コミュニティなどで、熱心な参加呼びかけが行なわれていたという。
▼デモ行進の模様(ロイター)
熱心なチベット・サポーターが各地から参集したことは心強いが、やや閉鎖的なのが気になる。こうした抗議活動は、従来のチベット支援者に留まらず、幅広い層からの支持と参加が不可欠である。
▼行進後の集会(筆者撮影)
現在、チベット全土で起きている虐殺・弾圧は、ダルフール問題同様に、この地球上で最も深刻な人道上の危機に他ならない。
問われているのは、それを黙って見逃すか、否か、なのだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓

*************
【Side story】
拙ブログのレギュラーコメンテータの一人・花うさぎ様らも参加されたとのリポートがありました。先日の悪天候の中の抗議に続き、お疲れさまです。
ちなみに3月17日の抗議もAP通信が参加者の写真を世界に向けて配信しています。22日の抗議活動にも参加し、メディアから注目されていた男性です。
参照:
TSNJ blog『3/22 デモ無事終了しました。ありがとうございました』
参考記事:
■Phayul.com3月23日『Tibet: schoolchildren among dead in Chinese police ‘massacre’』
■AFPBB3月22日『都内、中国政府に対する抗議デモに約600人参加』
■大紀元3月22日『チベット弾圧:チベット人に扮した警察官がデモ隊を扇動』
■ICT3月21日『Speaker Pelosi Calls for Investigation into Developments in Tibet, Asks World to Speak Out Against China's Oppression』
■読売新聞3月21日『ペロシ米下院議長がダライ・ラマ14世と会談、支持を表明』
■AFPBB3月21日『ペロシ米下院議長、ダライ・ラマ14世と会談』
チベット東部カム地方のカンゼ周辺では激しい抵抗運動が続き、3月20日にも、一斉抗議が行なわれた模様だ。シナ軍事占領下で甘孜蔵族自治州と呼ばれる同地域の北部には、カンゼ僧院を中心に多数のチベット寺院が存在する。
中共軍が大規模侵攻する中、僧侶は投獄・拷問を覚悟して必死の抵抗を試みている。このエリアでは、3月17日までにカンゼ・ダルツェ僧院のジャンパ・ツプテン前僧院長を始め、相次いで僧侶が不法拘束された。
▼カム地方の都市に「人民戦争」の標語(ロイター)
信仰と生活が不可分のチベット人にとって、高僧の逮捕は決して沈黙できない非常事態だ。中共侵略政府による僧侶拉致は、住民の激烈な抵抗を招き、混迷は出口の見えない隘路に陥っている。
また未成年者の虐殺が行なわれたことも、チベット人の怒りに火を点けているようだ。
3月16日にチベット住民への無差別射撃が発生したアバのキルティ寺附近で、16歳の少女が犠牲になったことが明らかになった。TCHRD(チベット人権民主センター)は少女の写真を入手し、公開に踏み切っている。
▼犠牲になったチベット人少女(Phayul.com)
虐殺されたのは、離れた村から町に出てきた学生のルンダプツォ(Lhundup Tso)さんで、死因は頭を撃たれたことによるものだった。
ルンダプツォさんは学業優秀な生徒で、村から選ばれて町の学校で学んでいた模様だ。いったい何故、そのような少女がシナ人官憲の魔の手に掛からなければならないのか…
欧米先進国を中心に市民レベルでの中共非難が高まる中、中共当局が“暴動”を演出したのではないか、という疑惑が相次いで浮上している。
【浮上する中共の捏造ヤラセ疑惑】
3月14日に起きたラサ大虐殺でシナ人警官がチベット人に扮装して暴れていた…という暴露談が注目を集めている。
▼疑惑の男の拡大写真(大紀元)
22日付けの大紀元が報じたもので、“暴動”の写真を見たタイ華僑の女性が、その中に顔見知りのシナ人警官が大型の刀を手にしているのを確認したという。ロイターが直後に配信した新華社経由の写真だ。
確かに異様な写真だった。当方もロイターの配信を確認していたが、顔がハッキリ写り過ぎていて、後に逮捕の証拠写真となる可能性が大きいと判断し、掲載を見送った経緯がある。
▼配信された写真(ロイター経由)
証言したタイ華僑の女性は、ラサで現地警官と親しくなり、他の警官の顔も記憶。更に14日当日、保護名目で派出所に居た際、刀を持ったシナ人警官が戻って来たのも目撃しているという。
この女性証言に関して各チベット支援グループは何ら見解を発表していない。未確認なのだ。ただし、シナ人が当日、僧侶に扮装して商店襲撃を行なっていたという証言が漏れ伝わっているのは事実だ。
日本人ならば、南京攻略戦で便衣兵が我が軍を悩ませた歴史を思い出すだろう。扮装しての混乱拡大はシナの伝統戦術である。
またYouTubeでは『Riot in Tibet (Fake)』と題する動画がアップされている。動画は長く、説明が英文なのでポイントを以下に要約する。
①なぜ被害男性がヘルメット着用していたのか?
→ラサではヘルメットを被る者は殆どいないという。
②攻撃者たちはどこから来たのか?
→画面左には群衆がいるが、その誰もが襲撃に参加せず、全ての攻撃者は画面右から現れる。
③逃げた被害者はなぜ、ゆっくり歩道を歩いているのか?
→被害者は画面右側に逃れるが、映像の最後で、その前を攻撃者が目もくれずに歩いている。
▼何事もなく擦れ違う攻撃者と被害者
この映像に限らず、中共の党宣伝機関が配信した“暴動フィルム”には疑惑の目が向けられている。誰が撮影したか、ソースが余りにも不鮮明なのだ。
【ラサ中心部に生まれた空白地帯】
中共侵略政府が散布した“暴動フィルム”は、画質から推測すると市販のビデオカメラで、その殆どが商店の反対側の上階から撮影されている。
しかし、暴徒が暴れ回る中で、至近距離の窓から乗り出してカメラを延々と回すことが果たして可能なのか?
▼党TV局が流した3月14日の映像
そもそも3月10日の時点でラサ市内では僧侶による平和的抗議が起こり、11日には僧侶救出を求める群衆に治安部隊が催涙弾を放ち、緊張が高まっていた。
既に治安部隊が大量動員されていたのだ。その中、圧倒的な武力を持つ治安機関が、なぜ“暴徒の襲撃”を許したのか?
商店の被害が続出したのは、ジョカン寺周辺のバルコル(八角街)だった。抵抗運動の中心にあったのがジョカン寺である。
▼治安部隊はどこに消えたのか?
なぜ、大量投入された治安部隊が、最大のホットポイントに配置されていなかったのか、疑問だ。党の宣伝機関が提供した“暴動フィルム”は他方で、ラサ治安当局の責任者が無能だったことを明かす「失態の証拠映像」に他ならない。
また全焼など壊滅的な被害を受けた商店の多くが、ムスリムの店だったという報告もある。 チベット住民の怒りの矛先が、なぜシナ人ではなくムスリムに向かったのか…当局が暴動を演出したとすれば、 シナ人商店を避け、ムスリムの店が大打撃を受けた事も、合理的に説明できるだろう。
これら「暴動演出」に関する推量とは別に、3月14日の大虐殺開始前に、中共侵略政府が制圧部隊を送り込んでいのは事実である。AP通信は最近になって、3月12日にラサ近郊で撮影された写真を配信した。
▼僧院に迫る中共部隊3月12日(AP通信)
ラサ市の西45㌔のタクツェにあるガンデン大僧院の様子を撮影したものだ。僧侶と中共治安部隊が僧院の入口付近で対峙している。このガンデン大僧院はチベット密教ゲルグ派の総本山で、格式も高い。
そして、もう1枚の写真では、僧侶の既に影はなく、治安部隊員が境内で隊列を組んでいる模様が写っている。どうらや突入し、制圧したようだ。
▼僧院内に侵入した中共部隊3月12日(AP通信)
近郊の主要な寺院を武力で制圧しながら、ラサ中心部に“空白地帯”があったことは、不可解極まりない。
わが国の五輪乞食メディアは、何ら検証もせずに中共プロパガンダ映像を垂れ流し続けているが、今やラサの“暴動”自体にも疑いの目が向けられているのだ。
一方、悲しみ暮れるチベット世界だが、先日、少しだけ勇気が与えられた…
【ペロシ登場に嗚咽したチベット人】
「この悲しい時、私たちは、今チベットで何が起きているのか、その真実の眩しい光を解き放つ為に、ここに来たのです」
3月21日、チベット亡命政府のあるインド北部マクロードガンジ(上ダラムサラ)で、米国のナンシー・ペロシ下院議長は力強く訴えた。マダム・スピーカーは続けて、こう主張した。
「世界はチベットで起きていることを知る必要がある」「チベット民衆を救うことは宿命だ」
▼法王猊下とペロシ下院議長(AP通信)
ペロシ下院議長の演説は、マクロードガンジの法王猊下私邸横にあるツクラカン寺院で、行なわれた。外国の政府高官としては、3月14日の大虐殺後、ダライ・ラマ14世法王猊下と初めて面会したことになる。
主要国の首脳が沈黙する中、この訪問が、どれほど亡命チベット人に勇気を与えたことか。ある亡命チベット男性は、AFP通信の取材を受けている最中、堪え切れずに泣き崩れた。
▼取材中に嗚咽するチベット男性(AFP)
マクロードガンジの町は、飛行機で簡単に行ける場所ではない。デリーの空港から車で約8時間。最後には断崖絶壁の細い道を通らないと辿り着けない。
現地に暮らす亡命チベット人は、そんな僻地までペロシ議長が足を運んでくれたことに感激しているのだ。
▼境内で演説するペロシ議長(AP通信)
さらにペロシ下院議長は、こう熱く語った。
「チベット情勢は世界の良心に対する挑戦だ」
「チベット弾圧に世界が反対の声を上げなければ、私たちは人権について意見する道徳的な資格を失うことになる」
正にその通りだ。我が国のエセ人権屋は、この発言を正座して拝聴すべきである。かつて下院選挙で米民主党が勝利した際、筑紫哲也を始め反日ファシストは、鬼の首を取ったかのように雀躍した。
そして下院議長に就任したナンシー・ペロシは、米左派の女ボス・人権リベラルの重鎮だった。しかし、同時にマダム・スピーカーは、古くからの熱心なチベット支援者でもあったのだ。
参照:平成18年11月13日付エントリ『リベラルの仮面を剥ぐ…新下院議長の反中過激発言』
▼大歓迎を受けるペロシ訪問団(AFP)
リベラリストがチベット支援に取り組むのは、決して矛盾した態度ではない。人権問題は元来、左派の守備範囲で、 欧米各国のチベット支援者にはリベラルな傾向を持つ者も多い。
シナ軍事侵略国家を心の宗主国と仰ぎ、銃を握る側を支持する我が国の所謂リベラルが異常なのだ。世界から孤立した左派。その正体は、繰り返し述べていきたように、左派を偽装した反日ファシストである。
ペロシ議長以外の有力な政治家連中が沈黙を保つ中、22日も世界各国でチベット救済・中共抗議デモが繰り広げられた。
▼ソフィア中共大使館前での抗議(ロイター)
連日の抗議が続くNYの国連本部前の他、変わった所ではブルガリアの首都ソフィアでも中共大使館前で激しいデモが繰り広げられた。
そして、我が国でも大規模なチベット支援デモが行なわれた。
【最も深刻な人道上の危機を救え】
3月22日東京・六本木。午前と午後の2回に渡る連続抗議デモだ。第1弾は「主権回復を目指す会」などの呼びかけによるもので、17日の豪雨の抗議に続く抗議活動である。
相変わらず警視庁は中共大使館前をブロックしていたが、かなりの人数が大使館前まで到達できた模様だ。その抗議活動に関しては、AFPが写真入りで世界に配信している。
▼ナイスなプラカードを持つ男性(AFP)
そして、午後1時過ぎからはチベットTSNJ(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)主催の抗議集会・デモが行なわれた。所用を済ませ、筆者もスモールな雪山獅子旗を持ち、午後1時前に三河台公園に駆け付けた。
▼行進前の抗議集会(筆者撮影)
少々不安があったが、公園内には既に大勢の参加者がいた。朝日新聞は22日午後に「抗議者70人」としてデモの写真入り記事を配信。ミスリードを狙ったが、現在は訂正している。
参照:朝日新聞22日配信記事(魚拓)
それでも朝日は「参加者は約1,000人」と記述。主催者発表では、約2,000人である。沖縄の集会では主催者発表を根拠に強弁し、一方では公安発表を根拠とする見事なダブル・スタンダードだ。
屋外にいる多数の人数を、個人の視点で判断するのは難しい。ただし、六本木通りに出た際、余りのデモ隊列の長さに驚いた。
▼六本木通りでのデモ行進(筆者撮影)
また最終集合地点の公園に着いた時、既に大勢が園内に居たが、デモ最後尾の到着まで4~5分かかったと記憶する。現在、チベット全域で進行している事態の深刻さに胸を痛めている日本人が多いことを改めて知った。
現場で数人の知り合いと再会したが、その内4人はマクロードガンジ滞在経験者だった。聞く所によると、Mixiのチベット関連コミュニティなどで、熱心な参加呼びかけが行なわれていたという。
▼デモ行進の模様(ロイター)
熱心なチベット・サポーターが各地から参集したことは心強いが、やや閉鎖的なのが気になる。こうした抗議活動は、従来のチベット支援者に留まらず、幅広い層からの支持と参加が不可欠である。
▼行進後の集会(筆者撮影)
現在、チベット全土で起きている虐殺・弾圧は、ダルフール問題同様に、この地球上で最も深刻な人道上の危機に他ならない。
問われているのは、それを黙って見逃すか、否か、なのだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓

*************
【Side story】
拙ブログのレギュラーコメンテータの一人・花うさぎ様らも参加されたとのリポートがありました。先日の悪天候の中の抗議に続き、お疲れさまです。
ちなみに3月17日の抗議もAP通信が参加者の写真を世界に向けて配信しています。22日の抗議活動にも参加し、メディアから注目されていた男性です。
参照:
TSNJ blog『3/22 デモ無事終了しました。ありがとうございました』
参考記事:
■Phayul.com3月23日『Tibet: schoolchildren among dead in Chinese police ‘massacre’』
■AFPBB3月22日『都内、中国政府に対する抗議デモに約600人参加』
■大紀元3月22日『チベット弾圧:チベット人に扮した警察官がデモ隊を扇動』
■ICT3月21日『Speaker Pelosi Calls for Investigation into Developments in Tibet, Asks World to Speak Out Against China's Oppression』
■読売新聞3月21日『ペロシ米下院議長がダライ・ラマ14世と会談、支持を表明』
■AFPBB3月21日『ペロシ米下院議長、ダライ・ラマ14世と会談』
この記事へのコメント
>国際社会を欺くために、共産支那政府は、「被害者」を装う準備を周到に行った上で、堂々と「正義の鎮圧」をしたのだという。
名無しの経営者 2008/03/23 15:08
戦前も、漢人共等は同じ様な事をしたのでしょうね。
『国際社会を欺いた』
リットン調査団に対する報告や、ハルノート作成時に於ける被害者としての圧力。皆、今と同じ。去年の、マイクホングダに対する資金提供も、オーストコリアの「シ-シェパード」に対する支援も、「イラク派遣反対デモ」も皆、漢人共等が後ろで、操っている訳でしょ?そうそう、ヒラリークリントンにも、莫大な資金援助していた筈です。
だって、大日本帝国をアメリカ合衆国と戦わせて、滅ぼして一番得をしたのは、共産主義の漢人共等でしょ?
『米国の指導者は大きな失敗を犯した。今や、満州は赤化の根拠地である』。
東條英機の遺書の一節が思い起こされます。漢人共等、滅べば良いのに、とか思います。以後自重。
情報不足とはいえ慰安婦決議のときは心外ですが、
今回のチベットのことを総合的に考えるに、
筋が通っています。
日本のサヨク人権団体には、恥を知れ!と声を大にして叫びたい。
今このときも進行しているであろうチベットでの虐殺を思うと、先ずはこれを何とかすべきであり、日本政府から正式なコメントを出していただくのが一番力強い支援になる筈であるのですが、以前のナポ・ソロ様のコメントのごとく、
一日本人としてこの情報を見ているのがいたたまれ無い思いです。
22日、主権回復をめざす会のデモ隊が中国大使館に近づくと、大使館から帰ってくる抗議の一団と出会ったのです。お互い声を掛け合いましたが、これがTSNJの先遣隊だったわけです。
TSNJは亡命チベット人の支援組織らが集まった団体ですからいわば今回の弾圧の日本における当事者グループです。アムネスティもメンバーに名を連ねているので引っかかる部分はありますが…。
それだけにチベット人だけでなく在日外国人も含めて国際色豊かでした。集会に駆けつけて驚いたのは予想以上の参加者の数であり、チベット国旗だけでなく、チベットカラーを使ったおびただしいのぼりの数々でした。
いまでも頭から離れないのは、シュプレヒコールを叫ぶ女性の絞り出すような叫び声です。本当に弾圧されている同胞の悲しみ、怒りを訴えているようで、衝撃を受けました(よーめんさんのブログに映像があります)。
例えば、「ダライラマ集団が背後で糸を引いた計画的な騒乱」の主語を「中共政府」に置き換えればすべてが理解できる。
7日の「中国南方航空に対するウイグルテロ」にしてからが中国当局の捏造だとラビア・カーディアさんは喝破している。
福島香織記者も「私が個人的に気になるのは、なぜラムチェ寺の僧侶が、〝民警〝に石を投げたのか。そもそも、なぜ寺院に、民警がいる?そこが問題ではないだろうか」とマユにツバしている。
要するに、アネモネさんの上のご指摘どおり、中共政府の捏造報道は次々に馬脚を現している。ヤツ等の知恵は所詮その程度のものなのか。
話は変わりますが、21日に新彊で発生した大地震(日本の気象庁発表でM7.1)の被害状況はどうなのでしょうか?現地では観測史上最大の規模だったという。中共の情報封鎖でマスコミ報道されていないが、救援の手も差し伸べられていないのでは?気がかりです。
ブログ仲間でも他にも同じデモに参加してらした方がいました。『賭人の独り言』のtafuさんです。彼も写真入りでレポートされてましたよ。こういうバーチャルではない場所で、ブログのネットワークがさらに裏打ちされて、世論をリードするパワーになることを期待してます。
私の方でも抗議メールのエントリを上げましたので、ご賛同いただければ幸いです。
これからも傑出したエントリーを継続されていかれますように。頑張ってください。
こんな中で未だ、コキントウを日本に呼ぶ算段をしている日本・・・一体何を考えているのやら・・・企業も人間も台湾同様「人質」に捕らえて居る様なもの、矢張り対等に付き合うには「気力」ばかりでなく「力」が必要ですね。
それに対し米自由主義者の一人ペロシ下院議長は堂々と発言している。「チベット弾圧に世界が反対の声を上げなければ、私たちは人権について意見する道徳的な資格を失うことになる」
人権が大好きな日本のノーベル文学賞受賞の先生はどうか、彼が何か世界に向かって一言でも発言したという話は、一向に伝わってこない。
一方の共産支那政府は稚拙な宣伝を繰り返している。
チベットで道路に寝るのがブーム - Ameba News
http://news.ameba.jp/internews/2008/03/12120.html
チベットで道路に寝るのがブーム INTER News
http://internews.jp/archives/overseas/20080313_01.html
衛星から撮られた死体を、実は寝そべっている人なんだよ、と言うつもりらしい。馬鹿馬鹿しい。
暴動の捏造ですか…十分ありえる行為ですね。チベット人が何で刀を持っているのか不思議に思ったのですがシナ糞だったら合点がいきます。
シナ毒まみれのマスゴミが、決して触れないシナの闇がまた明らかになりましたね。
日本のサヨクというかリベラルに、どうしてこういう「敵ながら天晴れ」という人材がでないのか。まあ、彼らは彼らなりに筋を通しているんでしょう。「自分たちがやっているのは反米運動だ。敵はアメリカ政府とその同盟国である日本政府」と公言していれば筋を通した、と評価されるでしょう。世間から賛同されないでしょうが。それが、反戦平和・人権擁護を唱えるから今回みたいな事件が起きたら対応できない。
>風来坊さん
新彊で起きた地震ですが、この政治状況では北京政府が外国の救援隊を受け入れるとは思えません。マスコミ付きですから。せいぜい、上海シックスの正式加盟国から救援物資だけ受け入れるだけで済ませるのではないでしょうか。現地のウイグル人の人たちが心配です。人民軍の救援は漢人を優先するでしょうから。
いつもブログ拝見させて頂いております。
以前、ダライ・ラマ法王東京公演の時に、一度記事をTBさせていただきました。
それ以来、欠かさず読ませて頂いております。
私もデモに参加しまして、拙いレポートをアップしました。泡沫ブログなので大変恐縮ですがまたTBを遅らせて頂きました。
公園での集会時の写真を見ると、私はアネモネさんの左側後方にいたようです(笑)。
アネモネさんのおっしゃるように、日本のリベラルと諸外国のリベラルの在り方って何か違うなぁと私も感じていました。ペロシ議長のくだりを拝読し、エセ人権派、偽装でリベラルを語る反日ファシストが多く存在し、本来のリベラルの形をゆがめているのだということ、今回のエントリーを読ませて頂いてなるほどなぁと思った次第です。
このチベット問題の件でも、ウヨだサヨだと互いを中傷しあったり議論なさっている方もおられるようですが、心の底からチベットのために何かしたいと思っているだけの、何の団体にも属さない一般人の一人として、残念に思うことも多々ありますね・・・。
会見でのシナ糞のあのフテブテシさはどうだ。
コキントウ以下、夜郎自大もいいとこだ。ヤツラの傲慢顔を観る度に反吐が出そうだ。
日本の平和人権団体の糞ドモ、はよ現地に往け!モサモサするな!
今これ等のグループが、右翼のように言われて残念です。
TSNJには平和団体なども入っていて、其の動員力の差には驚かされますが、日本人は、政治的と思われる事を、避ける傾向がありますから、こういった入り易いテーマで入ってきた人が、デモ慣れして中国、韓国、アメリカ等の理不尽な要求に反対するデモにも、参加する様になるといいですね。
都合勝手に加工した「平和」「人権」
チベットの惨状には触れず(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1476.html
胡錦濤と池田大作
走狗・池田大作と中国共産党(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1472.html
『何の団体にも属さない一般人の一人』の中には、チベットの為に何かしたいと思うより、
『エセ人権派、偽装でリベラルを語る反日ファシスト』(腐れサヨクとも呼びます)を、許せない、必ず何らかの制裁報復を食らわせてやろう、とばかり考えている日本人が一部には存在する事も、お忘れ無きように。
>何の団体にも属さない一般人の一人として、残念に思うことも多々ありますね・・・。
他人の立ち位置、スタンスの事は放って措いて頂きたい。今、日本人がチベット人の為に、漢人共等に対してこの様な、大規模な抗議行動が為せるのも、現在の日本国が、取り合えず平和だから。しかし、この平和な日々が明日以降も、必ず続いてやって来るという保証はどこにも無いです。
日本国日本人の、明日以降の安全の脅かしているのが、
『シナ軍事侵略国家を心の宗主国と仰ぎ、銃を握る側を支持する我が国の所謂リベラル』だと、考えます。
私は、『左派を偽装した反日ファシスト』を絶対に許さない。
殺人ギョーザ食品テロ同様で、被害者だと強弁して高圧的な態度に出るのが基本…。それ以外のアイデアは思いつかないようです。
>Frankさま
ペロシを誉めたり貶したり…ホンダ決議の際には逆恨みしましたが、我が国の慰安婦捏造集団とは根本的に違うようです。
>花うさぎ様
お疲れ様でした。確かに、欧米人が多かったのも特徴ですね。アムネスティ日本でもチーム・チベットは異色の集団のはずです。
>風来坊さま
南方航空のテロ話も捏造でしょう。また大地震ですが死者は未確認なものの4万4千人が被害を受け家屋の損傷は激しいようです。
>ysbeeさま
藤田様のエントリ拝見しました。秀逸なリポートです。抗議メールの件、賛同致します。IOCに集団でプレスをかけるのは今です。
>古田さま
北京で秀直が暗躍していますが、来日予定の発表はまだですね。時として「人質」も犠牲にして対決する覚悟が必要のようです。
>名無しの経営者さま
プロ人権屋の他に多くの言論人も沈黙しています。中共絡みになるといきなり馬脚を現す格好になり、お里が知れる事態ですね。
こんいちは。決定的な証拠は未だないと言えますが、89年の弾圧と同様に、少なくともメディアには検証する姿勢が大事でしょう。
>sdiさま
反戦を訴える老害サヨクに欠けているのは現地人を思い遣る視点でしょう。その辺りの薄っぺらさも欧米リベラルとは違います。
>hikaruさま
TB有り難うございます。チベット好きの方々は本当に心を痛めています。大勢の参加者に感激し、励まされた感じでもあります。
>駱駝さま
改めて考えれば14日当日の検証はともかく連日の当局の発表は捏造オンパレード。あの極悪顔を支持するサヨクは哀れです。
>八目山人さま
チベット問題は反シナの入口でもあります。反共とは多少違いますが、中共の狂気が極めて分かりやす現れている部分ですね。
>日本国民さま
福田が見守っているのは欧米の動きでしょうね。普通ならリベラル勢力が政権を追い詰めますが、ほとんど無風状態で情け無い。
>アムネスティ日本でもチーム・チベットは異色の集団のはずです。
貴重な情報、感謝です。以下、私の印象です。
1 警備の警察官との会話 今回のデモの申請は何人?-100人です-全然違うのでは-いまは450人-では警備も大変ですね-察してくださいよ。主催者も予想できなかったようですが。
2 抗議のシュプレヒコールは日本語、英語、チベット語(中国語?)で行われました。日本語は同じ言葉の繰り返しですが、英語、チベット語はQ&A形式でした。これは訓練されていると感じました。
3 チベットの旗、のぼりだけでなく、参加者のコスチュームやメイクにうなりました。案の定、マスコミのカメラやビデオは先頭集団の目立つ派手なグループの映像を流してましたが、日本人だけだとこうはいかなかったでしょう。
5 多くの方が指摘していると思いますが、日頃人権をアピールしているリベラル左翼は「恥を知れ」と言いたい。何でチベット人の人権のための行動が起こせないのか?。中共の国内問題とでも言うのか!。
6 毒入り餃子といい、チベット大虐殺といい政府や政治家よりもよほど一般の民間人の方が良識と判断力、そして行動力があると痛切に感じました。願わくばはじめて参加された皆さんが口コミでその輪を広げていって欲しいと思います。
7 その意味ではネットのコミュニティ、力は確実にその重みを増しています。明らかに一般報道よりも正確さ、内容の掘り下げ方において大手マスコミをリードしているからです。その意味でアネモネさんはじめ各ブロガーに拍手です。
燃料投下させていただきます。
【北京五輪】コカ・コーラ社推薦の聖火リレー走者、チベット問題に抗議し参加辞退…タイ王室の家系で環境団体会長のジャクラポン女史
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1206363756/
【北京五輪】長野での聖火リレーに中国側が“注文”-中国政府を批判する活動を排除するよう要求
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1206363831/
福ちゃん、答えなさい!
国と国との戦いであれば策謀もありでしょうが、仮にも自国民と見做している人々に仕掛けることではない。彼らは人間の邪な部分だけで生きているのでしょうか。
この様な輩の頭目の来日を、我等が首相閣下は『心から歓迎し、万全の準備をしてお待ちする』とのこと。…いっそ北朝鮮辺りまで出迎えて、そのまま帰って来るな!
一方で、チベットと東トルキスタンを押さえ込むために封鎖状態となっている中、震災の被害も心配です。どうせ天災が起きるのなら、北京の”鳥の巣”限定で降されれば良いものを。…真剣に祈ってしまいました。仏教徒の端くれとしては、他人の不幸(死傷)を願うわけにもいかず、せめて会場が潰れてくれないものかと。
抗議デモには残念ながら参加できませんでしたが、参加された皆様方にはお疲れ様でした。
>憂国者さま
ジャクラポン女史の決断は素晴らしいですね。後続者を期待したいところです。
中国政府の排除要求は…よその国の言論を統制するんじゃない!
小生がデモ参加を決めたのは、所用で訪問したダライ・ラマ法王日本代表部の渉外担当官氏より、22日デモの件を聞いたからでした。
参加していたアムネスティ日本に拒否反応を示す向きもおりますが、チベットや東トルキスタン問題については、彼らの活動は評価に値すると思います。
さっむ。
>チベットや東トルキスタン問題については、彼らの活動は評価に値すると思います。
ご指摘ありがとうございました。先入観念で引いてしまいましたが勉強不足でした。
今朝の読売報道に依れば、聖火採火式でチベットに抗議する男性二人が乱入とあります。今後こうした抗議行動が続くと予想、また期待します。
他のネットでは胡錦涛が来日したら、チベット国旗で粛々と出迎えよう、という動きがあり、チベット国旗プリント用PDFファイルも示されています。
せめて北京五輪開会式と閉会式くらいは多くの国が不参加くらいの民主主義の良識を示したいものです。
この現実を世界中の人に知ってもらいたいと思います。私も微力ながら、このブログを見ていない人達に話して、一人でも多くの人に広める努力をしたいと思います。
中共に対し立ち上がり奪われた尊い命は決して無駄にはしません! 必ずやを狂気の体制を崩壊に追い込みましょう。それが人間としての責務です。
【長野の聖火リレーに中国側が“注文”】
中国の北京五輪組織委員会が、長野市で4月26日に行われる聖火のリレーや式典を直接妨害する行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動も排除するよう要求している。長野市のリレー実行委員会が24日、明らかにした。
実行委によると、組織委は反対活動をする者が突然リレーを妨害するなどの不測の事態を考慮しているという。しかし、実行委は危害のない場合は「五輪に反対する横断幕を出すことまでは排除できない。日本の法律にのっとって可能な限り対応する」と、中国側の要求に困惑している。
走者に危害を加えたり運営を妨げる行為は警察が取り締まる。
組織委との打ち合わせで、1998年長野冬季五輪でも五輪開催に反対する集会などをやめさせなかったことを例に挙げて理解を求めたという。実行委は「組織委は危険性があるあらゆるものを排除したいようだ」と指摘した。
[2008年03月24日 20:32速報記事]
そのニュースは多分この記事を受けての対応だと思います。
http://www.shinmai.co.jp/news/20080321/KT080318FTI090025000022.htm
いずれにしても「ふざけるな!」ですね。日本は民主主義国家ですから、ガンと断れと言いたい。
このニュースを見たとき不謹慎ながら激しく吹いてしまいました。ここまでシナ糞ってバカだったのかと…。
>いずれにしても「ふざけるな!」ですね。日本は民主主義国家ですから、ガンと断れと言いたい。
>>おっしゃるとおりです。わが国は民主主義国家…言論・表現の自由が憲法で保障された国です。シナ糞に指図される筋合いはありません。断固拒否すべきです。
そして4月26日の聖火リレーの沿道をチベットなどシナ糞に蹂躙されている国家の旗と、胡錦涛の指名手配書で埋め尽くすべきです。
このサイトをご存じですか?。
http://www8.atwiki.jp/tibet_wiki
こちらはおとなしく抗議の意思表示をしようという良識派ですね。私はもうちょっとアクティブに、胡錦涛の車両に毒入り餃子山盛りを投げつけてやりたい、という気持ちです。
>チベットなどシナ糞に蹂躙されている国家の旗と、胡錦涛の指名手配書で埋め尽くすべきです
120%賛成致します(^^)。
電話で聞いてみました。
・創価学会本部
チベットでの虐殺については、コメントしない。コメントしない理由もコメントしない。
世界でいろいろな事象が起きているが、創価学会はその全てに言及しなければ
ならないのか?チベット虐殺より坊主の芸者遊びを優先する取捨選択の権利は、
創価学会にある。外部であるあなたが言うことではない。
いじめを見て見ぬふりをする人間は、いじめをしている人間と同じではないのか?
と聞くと、それは、学校の話だ。次元が違う。とのこと。
悪には徹底的に戦うのではないのか?と聞くと、悪とは何か?チベット人を虐殺する
のを悪と言うのはあなたの基準だ。創価学会の基準は別にある。
生命の尊厳など、外部のあなたに言われる筋合いではない。
全てを含めて、創価学会は何もコメントしない。その理由もコメントしない。
そんなことを質問するあなたはおかしい人だ。
チベットでの虐殺を静観している。様子を見ている。
・聖教新聞社
朝日や他のメディアが何もしていないのに、どうして聖教新聞が記事を書かなければならないのか?何もしない。
あなたのような変な人から毎日電話がかかってきて迷惑だ。とにかく聖教新聞は何もしない
早速そのサイトにアクセスしました。
…いやぁ、ずいぶん紳氏的なスタイルの抗議ですね。
>私はもうちょっとアクティブに、胡錦涛の車両に毒入り餃子山盛りを投げつけてやりたい、という気持ちです。
>>私も同じ気持ちですね。幼い子供が危うく死にそうになった毒たっぷりの特性餃子を思い切り投げつけてやりたいです。
花うさぎ様ご紹介のサイトで、ステッカー類の画像をダウンロードしました。妨害進行中(?)の様なので、とりあえず保存、と。
沿道の人がどんなデザインのシャツやジャケットを着ていようと勝手ですしね。偶々、メタミドホスやジクロルボス等々のMSDSのファイルを持っていて風に飛ばされてしまっても不可抗力で(`・ω・´)…生温いでしょうか。
名無しさんの情報は、予想を超えた応対ですね。(でも、狙われない様に御気を付け下さいね(・_・;)
とりあえず、創価は外部とは無縁の団体で、聖教新聞はメディアではない、という理解でよいんですかね。
生命の尊厳など、外部のあなたに言われる筋合いではない。
ほ全てを含めて、創価学会は何もコメントしない。その理由もコメントしない。
そんなことを質問するあなたはおかしい人だ。 名無し 2008/03/25 23:19
怖い者しらずの名無し様。でも、マジで創価は恐ろしいな(・_・;)。フランスでは、カルト教団指定されていますもん、創価って。それにしても、フランス人って、何処か凄いですね。
イラク戦争開始時の際の反対運動といい、今回のサルコジ大統領の開会式不参加の可能性示唆といい。
「国が違えば意見が食い違うのは、あって当然だ」とは、エライ違いです。虐殺黙認の福田フフンチンパンです。このままでは、日本国民が世界から誤解されかねません。チベットの旗を立てて、胡錦濤を迎えるしかないのか。以後自重。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080326/erp0803260101000-n1.htm
・チベット・ラサ取材、当局選別のうえ認める発生13日目、日本は共同通信のみ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000947-san-int
中共はやはり相当焦っていますね。世界中が抗議の声を上げ続けることが流れを変える可能性があります。
共同通信が入ってもろくな取材は出来ないでしょうが。
1 ベルリンオリンピック1936年-ナチス崩壊1945年。
2 モスクワオリンピック1980年-旧ソ連崩壊1991年
3 北京オリンピック2008年-中共政権崩壊20??年
過去二回は10年前後でしたが、さて今回は?。
《二度あることは三度ある!》
なるほど、なるほど。そう願いたいものですな。
善は急げ!! 早いことはいいことだ。10年といわず、今すぐに…。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-54.html
創価「チベット無視」か
都合勝手に加工した「平和」「人権」
チベットの惨状には触れず(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1476.html
胡錦濤と池田大作
走狗・池田大作と中国共産党(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1472.html
暇だったので再び創価学会本部(3353-7111)に電話してみた。
25 チベット問題で何か動きはないか
創 対話を通して世界平和に貢献していく
25 対話してないが
創 している
25 「悪を看過するものも悪だ」と池田先生はおっしゃっているようですが
創 そのとおりだ
25 今、看過しているが
創 そんなことはない
25 池田先生は昔チャウシェスク大統領との関係をアピールしていたが、今はその過去はなかったことになっている
創 いいえ
25 でも、HPでは出てこない
創 何を載せるかはこちらの判断だ
25 じゃあ、中国との関係がイメージダウンになると判断したら、これまでの関係もなかったことになるのか
創 あなたには関係ない
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10086556113.html