児玉誉士夫 在日説の異聞…北朝鮮利権とは何か?
政界と裏社会に通じた黒幕・児玉誉士夫が非日本人だったとする説がある。韓国政界・在日組織との不可解な接点。そして児玉の失墜で浮上した半島絡みの利権が示唆するものとは…。
戦中の上海にあった児玉機関、手にした莫大な資金、“A級戦犯”としての拘置と釈放、CIAとの関係、暴力団の影、永田町での暗躍、そしてロッキード事件…数々の伝説に彩られた男・児玉誉士夫。
表と裏の昭和史に刻まれる代表的なフィクサーだ。政財界の大物から裏社会まで強大な暗黒パワーを誇り、マスコミも恐れた怪人物だが、 その死から既に四半世紀が経つ今も、実像は闇の中に埋もれている。
いったい児玉誉士夫が戦後の我が国で、どのような役回りを演じたのか、なぜ実力を持つに至ったのか?
▼晩年の児玉誉士夫(YouTubeより)
メディアは、ロッキード事件の渦中でのみ集中砲火を浴びせたが、この人物の核心部分に迫ることはなかった。最初から児玉はタブーを何らかの抱え込んでいたのである。
朝鮮半島絡みのタブー。児玉誉士夫には、在日疑惑があるのだ。それを指摘した本が昨年、復刊された。特異なルポライターだった畠山清行氏が昭和51年に出版した『何も知らなかった日本人』である。
▼『何も知らなかった日本人』(祥伝社文庫2007年)
畠山氏(故人)は、児玉誉士夫の韓国政界との太いパイプに疑問を呈した後おもむろに、ある人物の発言を紹介する。
「児玉は福島県安達郡本宮生まれとなっている。ところが実際は、誰も知らない。本当に日本人だろうか」(前掲書32頁)
出自は、謎に包まれているのだという。ロッキード事件発覚以降は、批判も解禁された児玉誉士夫だが、出生にまで遡って児玉像を追及したケースはない。畠山説は極めて例外的だ。証言はさらに続く。
【謎の出生…幼少期過ごした朝鮮半島】
児玉誉士夫が歴史の表舞台に出現するのは、昭和4年の「天皇直訴事件」だ。労農党結成の動きに反対する直訴文を手に御召車の行列に飛び出し、請願令違反の罪で逮捕された。その時、18歳。
当時の新聞が大々的に報じたことで児玉誉士夫は名前を売り、一躍「愛国の志士」扱いを受けたという。この事件で直訴文を書いたのが、銀座数寄屋橋の辻説法で知られる大日本愛国党の故・赤尾敏総裁。10代の児玉を知る赤尾敏氏も、生まれについては知らなかった。
「あれはまだ荒川区三河島に本部があった頃だ。彼は不良少年みたいな格好でふらりとやってきた。僕は例によって、住所はもちろん、親兄弟がいるかどうかも、国はどこかもきかずに、我々の運動を一緒にやりたいというから、置いてやることにした」(前掲書33頁)
最初に門を叩いた団体(建国会)で何一つ素性は明かされなかった。児玉が赤尾氏の元に身を置いていたのは、僅かな期間で、事件後まもなく「よその団体」に行ってしまったという。
▼自宅内の児玉誉士夫(YouTubeより)
鮮烈なデビューの後で、出自を問う者もいなかったようだ。そこに出生を隠す巧妙なトリックがあったようにも感じる。
戸籍上、児玉誉士夫は「明治44年2月18日、福島県安達郡本宮町中条45番地生まれ」。白河の石雲寺に両親の墓があるが、それは昭和47年に児玉が建てたものだという。児玉自身は、没落した士族の家系だったと設定していたようだ。
「彼の幼い頃や、7歳の時に死んだという母親を知るものは、本宮町には誰もいない。小学生になってから、はじめて『ひどい貧乏暮らしで親父さんと二人で掘ったて小屋に住んでいた』と証言するものはいるが、それ以前の幼い頃についてはまったく不明である」(前掲書33頁)
児玉一家の系譜は漠然としている。最もミステリアスなのは、児玉少年が8歳の時に朝鮮半島に住む親戚に預けられた事実だ。母の没後に大きな環境変化があったのだろう。
時は大正10年前後。重労働などで多くの日本人が半島に赴いていたが、その親戚がどこの筋の者か今となっては判らない。児玉の半島暮らしは長く続き、やがて京城商業専門学校に学んだという。
畠山清行氏は、朝鮮時代については何も触れていない。18歳で東京に姿を現すまで、プロフィールは空白だ。だが、半島暮らしの時期よりも、児玉と朝鮮の関係は、むしろ戦後に築いた人脈に色濃く現れている。
【在日ヤクザ首領との深い絆】
昭和30年代に結成された暴力団「東声会」。抗争事件を繰り返し、東京の裏社会に名を轟かせていたが、完全な朝鮮ヤクザ集団だ。ボスは、鄭建永(チョン・グォンヨン)、通名は町井久之。
朝鮮ヤクザでは、梁元錫(リョウ・ゲンシャク)率いる大阪の“殺しの集団”柳川組が有名だが、「東声会」は野蛮な顔の一方で、民潭の顧問を務めるなど日韓政財界と繋がる“政治的な顔”も併せ持っていた。
その鄭建永と昵懇だったのが、児玉誉士夫。2人の関係は親密というレベルを超え、鄭建永は児玉の代理人格だったとさえ言われる。児玉は暴力団も自由にコントロールできる立場にあったのだ。
▼児玉と鄭建永(『ザ・在日特権』宝島社)
同時に、児玉の黒幕として地位も揺るぎないものになる。
児玉誉士夫が戦後政界に影響力を持ちえた理由は、日支紛争中に上海で不正蓄財を重ねて築いた財力だったとうのが定説だ。カネの力で終戦直後には、内閣参与の肩書きまで獲得した。
しかし、児玉は“A級戦犯”として訴追され、周辺は米軍に隈無く洗われている。なぜ、釈放された児玉が尚も巨万の富を誇っていたのか?
上海時代の悪行が広く伝えられる一方で、真相は不明だ。その辺りから、CIAエージェント説が出てくるのだが、その関係は想像以上に複雑だ。
■YouTube『戦後の日本・欧州の視点 No.3-1』
米占領軍と我が国の2国間関係だけでは解き明かせない、もう一つのファクター。それが韓国、あるいは在日社会だ。公然・非公然が入り乱れた日韓米の黒いトライアングルである。
【歪んだ“右翼のドン”の誕生】
昭和20年8月から占領行為を始めたのは、米軍だけではない。“戦勝国民”と息巻く朝鮮人も資産強奪に参戦。都心部の駅前一等地を中心に、不法占領が蔓延った。
そこでは、我が国を舞台にした南北対立も激化。半島の分断と相似形で、親北系と反共系の抗争が繰り広げられる。戦後まもなく、GHQは次々に誕生したアカ集団も野放しにし、大混乱の様相だ。
▼朝連本部で威圧する在日集団(昭和24年)
だが、朝鮮戦争の危機浮上で米国はハンドルを大きく切り返す。反共封じ込めである。問題は直接・間接的に、在日を含めた裏社会の住人を実行部隊として使ったことだ。スト破り、労働争議の粉砕…
それらは朝鮮右翼の源流ともなったようだ。終戦で我が国の伝統的な愛国団体は壊滅。致命的なブランクが生まれるのだが、その隙に割り込んだのが、在日系組織だった。
▼“戦犯”訴追された児玉誉士夫
児玉誉士夫は、そこにも君臨する。歪んだ“右翼のドン”の誕生だ。
さらに時代が進むと、児玉は朝鮮カルト直系の「勝共連合」設立にも深く係る。児玉の暗黒権力を見渡すと、そこには常に半島系組織の影。しかも、日米韓にまたがる政治謀略の匂いがある。
米軍機関がなぜ児玉に白羽の矢を立てたのか…戦前からの知名度があった為だけだったのか?あくまでも推論だが、米国側は児玉の出自を察知していたのかも知れない。
▼シナ暗躍時代の児玉誉士夫
畠山清行氏は結論を導き出さず、疑問の段階に留めている。児玉が韓国大統領に接見した際、朝鮮式の礼をして身分が判明した…といった逸話も紹介しているが、伝聞調で話の出元は不透明だ。
もし、児玉誉士夫が裏社会を牛耳るドンに過ぎなければ、闇の底は浅かった。だが、児玉を強力なフィクサーたらしめたのは、韓国絡みの政治力だった。
【ロッキード事件と児玉誉士夫】
畠山清行著『何も知らなかった日本人』の中心テーマは、ロッキード事件である。余りにもスケールの大きな疑獄事件だが、畠山氏は大胆な独自解釈を試みる。
「ロッキード事件の首謀者はCIAだった。そしてその最終目的は日本の政界にはなく、朴政権にあった」(前掲書26頁)
この疑獄事件には複数の陰謀説があるが、畠山説は極めて特異だ。
▼事件当時の児玉誉士夫(YouTubeより)
米国は、南北対立で先鋭化する朴正煕政権を危険視し始める。だが朴政権は日本から裏支援を受け、力を増大。そこで腐った日韓の関係を断ち切るべく、大ナタを振るい、子飼いの児玉らも斬り捨てた…
CIA云々…という件とは別に、興味深いのは、日韓政界の癒着ぶりを批判している部分だ。なぜ児玉がフィクサーとして権力を誇ったのかも納得できる。
日韓基本条約が締結されたのは、1965年。朴大統領誕生の2年後だ。同時に結ばれた「日韓請求権並びに経済協力協定」によって、膨大な額のマネーが動き始めた。
その額は、無償の3億ドルなど5億ドル相当。民間借款2億ドルも含めると、当時の韓国の国家予算の2倍の規模に上る。このカネに群がった魑魅魍魎が、日韓の政治家だったと言うのだ。
援助金のピンハネ、開発資金のキックバック、融資に絡んだリベート…朴政権に深く食い込んでいた児玉誉士夫が仕切り役で、援助金の紐を握っていたという。公にならない裏金。政治家にとって、これほど甘い汁はない。
【韓国闇利権の実在を信じる者たち】
畠山説には、何ら具体的な証拠資料が提示されず、迫力を欠く部分がある。隈無く暴かれれば、自民党が一瞬で瓦解するメガトン級の疑獄だ。
しかし、この日韓の歪んだ還流システムは、闇に生まれて闇に育まれたものだった。
▼疑惑渦中に会見する田中角栄
ロッキード事件の報道がヒートアップする中、メディアも日韓の異常な金脈・人脈を追う記事を書き立てたという。だが、証拠が掴めずに尻すぼみになり、事件の焦点も、中心人物の児玉誉士夫からサブキャラクターの田中角栄に移る。
司法も、児玉は脱税容疑などが問われただけで、事件の核心には迫らなかった。野党にしても自民打倒の決定打だったが、証人喚問で児玉に手際よく逃げられる始末。結局、日韓政界の闇利権は不問だ。
果たして巨額裏マネーの横行は、真実なのか?
一部には畠山説にある「巨大な韓国利権」のストーリーを信じて疑わない連中がいるようだ。膨大な裏金を生み出した「日韓経済協力協定」。それは形を変えた戦時賠償金で、歴史的に特異なものである。
二度ないはずだった…
ところが平成の現代に突如、政治家垂涎の巨大利権が頭をもたげた。
それが北朝鮮利権である。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓



*****************
【Side Story】
■思わせぶりで済みません。児玉の逸話が長くなったので、後半はカット…北利権ストーリーに続く予定ですが、加藤紘一に収斂していく話です。再び囁かれ始めた北朝鮮利権が実際に何を示すのか…裏返しに、畠山説を借りて日韓の歪んだ関係と暗黒マネーに触れてみました。
■全面的に依拠した『何も知らなかった日本人』の著者・畠山清行氏は、『秘録・陸軍中野学校』などで知られる異形のルポライターでした。
やたらにCIAが登場したり、一種の陰謀論にもカテゴライズされるようですが、風変わりなのは、中野学校関係者を丹念に追跡取材する過程で、米国の情報機関の影に取り憑かれた点です。
戦後の社会で、不遇をかこった陸軍中野学校の精鋭。言語力など高いスキルを占領軍が見逃す訳がなく、大勢が生活の為に協力した模様です。
いわゆる「現場の生の声」を採取する地道な手法が、陰謀論と一線を画す部分ですが、一方で、体系的には解き明かしていません。
■どうも中途半端な「児玉の在日説」…『何も知らなかった日本人』でも実は2頁未満のボリュームで触れられている程度です。しかも慎重な言い回しで、伝聞調も多用。
単行本出版当時は存命中だったので仕方ないんでしょうが、その時点で児玉の復権がないと確信していたのか、他の様々なエピソードで痛烈に批判してます。
戦中の上海にあった児玉機関、手にした莫大な資金、“A級戦犯”としての拘置と釈放、CIAとの関係、暴力団の影、永田町での暗躍、そしてロッキード事件…数々の伝説に彩られた男・児玉誉士夫。
表と裏の昭和史に刻まれる代表的なフィクサーだ。政財界の大物から裏社会まで強大な暗黒パワーを誇り、マスコミも恐れた怪人物だが、 その死から既に四半世紀が経つ今も、実像は闇の中に埋もれている。
いったい児玉誉士夫が戦後の我が国で、どのような役回りを演じたのか、なぜ実力を持つに至ったのか?
▼晩年の児玉誉士夫(YouTubeより)
メディアは、ロッキード事件の渦中でのみ集中砲火を浴びせたが、この人物の核心部分に迫ることはなかった。最初から児玉はタブーを何らかの抱え込んでいたのである。
朝鮮半島絡みのタブー。児玉誉士夫には、在日疑惑があるのだ。それを指摘した本が昨年、復刊された。特異なルポライターだった畠山清行氏が昭和51年に出版した『何も知らなかった日本人』である。
▼『何も知らなかった日本人』(祥伝社文庫2007年)
畠山氏(故人)は、児玉誉士夫の韓国政界との太いパイプに疑問を呈した後おもむろに、ある人物の発言を紹介する。
「児玉は福島県安達郡本宮生まれとなっている。ところが実際は、誰も知らない。本当に日本人だろうか」(前掲書32頁)
出自は、謎に包まれているのだという。ロッキード事件発覚以降は、批判も解禁された児玉誉士夫だが、出生にまで遡って児玉像を追及したケースはない。畠山説は極めて例外的だ。証言はさらに続く。
【謎の出生…幼少期過ごした朝鮮半島】
児玉誉士夫が歴史の表舞台に出現するのは、昭和4年の「天皇直訴事件」だ。労農党結成の動きに反対する直訴文を手に御召車の行列に飛び出し、請願令違反の罪で逮捕された。その時、18歳。
当時の新聞が大々的に報じたことで児玉誉士夫は名前を売り、一躍「愛国の志士」扱いを受けたという。この事件で直訴文を書いたのが、銀座数寄屋橋の辻説法で知られる大日本愛国党の故・赤尾敏総裁。10代の児玉を知る赤尾敏氏も、生まれについては知らなかった。
「あれはまだ荒川区三河島に本部があった頃だ。彼は不良少年みたいな格好でふらりとやってきた。僕は例によって、住所はもちろん、親兄弟がいるかどうかも、国はどこかもきかずに、我々の運動を一緒にやりたいというから、置いてやることにした」(前掲書33頁)
最初に門を叩いた団体(建国会)で何一つ素性は明かされなかった。児玉が赤尾氏の元に身を置いていたのは、僅かな期間で、事件後まもなく「よその団体」に行ってしまったという。
▼自宅内の児玉誉士夫(YouTubeより)
鮮烈なデビューの後で、出自を問う者もいなかったようだ。そこに出生を隠す巧妙なトリックがあったようにも感じる。
戸籍上、児玉誉士夫は「明治44年2月18日、福島県安達郡本宮町中条45番地生まれ」。白河の石雲寺に両親の墓があるが、それは昭和47年に児玉が建てたものだという。児玉自身は、没落した士族の家系だったと設定していたようだ。
「彼の幼い頃や、7歳の時に死んだという母親を知るものは、本宮町には誰もいない。小学生になってから、はじめて『ひどい貧乏暮らしで親父さんと二人で掘ったて小屋に住んでいた』と証言するものはいるが、それ以前の幼い頃についてはまったく不明である」(前掲書33頁)
児玉一家の系譜は漠然としている。最もミステリアスなのは、児玉少年が8歳の時に朝鮮半島に住む親戚に預けられた事実だ。母の没後に大きな環境変化があったのだろう。
時は大正10年前後。重労働などで多くの日本人が半島に赴いていたが、その親戚がどこの筋の者か今となっては判らない。児玉の半島暮らしは長く続き、やがて京城商業専門学校に学んだという。
畠山清行氏は、朝鮮時代については何も触れていない。18歳で東京に姿を現すまで、プロフィールは空白だ。だが、半島暮らしの時期よりも、児玉と朝鮮の関係は、むしろ戦後に築いた人脈に色濃く現れている。
【在日ヤクザ首領との深い絆】
昭和30年代に結成された暴力団「東声会」。抗争事件を繰り返し、東京の裏社会に名を轟かせていたが、完全な朝鮮ヤクザ集団だ。ボスは、鄭建永(チョン・グォンヨン)、通名は町井久之。
朝鮮ヤクザでは、梁元錫(リョウ・ゲンシャク)率いる大阪の“殺しの集団”柳川組が有名だが、「東声会」は野蛮な顔の一方で、民潭の顧問を務めるなど日韓政財界と繋がる“政治的な顔”も併せ持っていた。
その鄭建永と昵懇だったのが、児玉誉士夫。2人の関係は親密というレベルを超え、鄭建永は児玉の代理人格だったとさえ言われる。児玉は暴力団も自由にコントロールできる立場にあったのだ。
▼児玉と鄭建永(『ザ・在日特権』宝島社)
同時に、児玉の黒幕として地位も揺るぎないものになる。
児玉誉士夫が戦後政界に影響力を持ちえた理由は、日支紛争中に上海で不正蓄財を重ねて築いた財力だったとうのが定説だ。カネの力で終戦直後には、内閣参与の肩書きまで獲得した。
しかし、児玉は“A級戦犯”として訴追され、周辺は米軍に隈無く洗われている。なぜ、釈放された児玉が尚も巨万の富を誇っていたのか?
上海時代の悪行が広く伝えられる一方で、真相は不明だ。その辺りから、CIAエージェント説が出てくるのだが、その関係は想像以上に複雑だ。
■YouTube『戦後の日本・欧州の視点 No.3-1』
米占領軍と我が国の2国間関係だけでは解き明かせない、もう一つのファクター。それが韓国、あるいは在日社会だ。公然・非公然が入り乱れた日韓米の黒いトライアングルである。
【歪んだ“右翼のドン”の誕生】
昭和20年8月から占領行為を始めたのは、米軍だけではない。“戦勝国民”と息巻く朝鮮人も資産強奪に参戦。都心部の駅前一等地を中心に、不法占領が蔓延った。
そこでは、我が国を舞台にした南北対立も激化。半島の分断と相似形で、親北系と反共系の抗争が繰り広げられる。戦後まもなく、GHQは次々に誕生したアカ集団も野放しにし、大混乱の様相だ。
▼朝連本部で威圧する在日集団(昭和24年)
だが、朝鮮戦争の危機浮上で米国はハンドルを大きく切り返す。反共封じ込めである。問題は直接・間接的に、在日を含めた裏社会の住人を実行部隊として使ったことだ。スト破り、労働争議の粉砕…
それらは朝鮮右翼の源流ともなったようだ。終戦で我が国の伝統的な愛国団体は壊滅。致命的なブランクが生まれるのだが、その隙に割り込んだのが、在日系組織だった。
▼“戦犯”訴追された児玉誉士夫
児玉誉士夫は、そこにも君臨する。歪んだ“右翼のドン”の誕生だ。
さらに時代が進むと、児玉は朝鮮カルト直系の「勝共連合」設立にも深く係る。児玉の暗黒権力を見渡すと、そこには常に半島系組織の影。しかも、日米韓にまたがる政治謀略の匂いがある。
米軍機関がなぜ児玉に白羽の矢を立てたのか…戦前からの知名度があった為だけだったのか?あくまでも推論だが、米国側は児玉の出自を察知していたのかも知れない。
▼シナ暗躍時代の児玉誉士夫
畠山清行氏は結論を導き出さず、疑問の段階に留めている。児玉が韓国大統領に接見した際、朝鮮式の礼をして身分が判明した…といった逸話も紹介しているが、伝聞調で話の出元は不透明だ。
もし、児玉誉士夫が裏社会を牛耳るドンに過ぎなければ、闇の底は浅かった。だが、児玉を強力なフィクサーたらしめたのは、韓国絡みの政治力だった。
【ロッキード事件と児玉誉士夫】
畠山清行著『何も知らなかった日本人』の中心テーマは、ロッキード事件である。余りにもスケールの大きな疑獄事件だが、畠山氏は大胆な独自解釈を試みる。
「ロッキード事件の首謀者はCIAだった。そしてその最終目的は日本の政界にはなく、朴政権にあった」(前掲書26頁)
この疑獄事件には複数の陰謀説があるが、畠山説は極めて特異だ。
▼事件当時の児玉誉士夫(YouTubeより)
米国は、南北対立で先鋭化する朴正煕政権を危険視し始める。だが朴政権は日本から裏支援を受け、力を増大。そこで腐った日韓の関係を断ち切るべく、大ナタを振るい、子飼いの児玉らも斬り捨てた…
CIA云々…という件とは別に、興味深いのは、日韓政界の癒着ぶりを批判している部分だ。なぜ児玉がフィクサーとして権力を誇ったのかも納得できる。
日韓基本条約が締結されたのは、1965年。朴大統領誕生の2年後だ。同時に結ばれた「日韓請求権並びに経済協力協定」によって、膨大な額のマネーが動き始めた。
その額は、無償の3億ドルなど5億ドル相当。民間借款2億ドルも含めると、当時の韓国の国家予算の2倍の規模に上る。このカネに群がった魑魅魍魎が、日韓の政治家だったと言うのだ。
援助金のピンハネ、開発資金のキックバック、融資に絡んだリベート…朴政権に深く食い込んでいた児玉誉士夫が仕切り役で、援助金の紐を握っていたという。公にならない裏金。政治家にとって、これほど甘い汁はない。
【韓国闇利権の実在を信じる者たち】
畠山説には、何ら具体的な証拠資料が提示されず、迫力を欠く部分がある。隈無く暴かれれば、自民党が一瞬で瓦解するメガトン級の疑獄だ。
しかし、この日韓の歪んだ還流システムは、闇に生まれて闇に育まれたものだった。
▼疑惑渦中に会見する田中角栄
ロッキード事件の報道がヒートアップする中、メディアも日韓の異常な金脈・人脈を追う記事を書き立てたという。だが、証拠が掴めずに尻すぼみになり、事件の焦点も、中心人物の児玉誉士夫からサブキャラクターの田中角栄に移る。
司法も、児玉は脱税容疑などが問われただけで、事件の核心には迫らなかった。野党にしても自民打倒の決定打だったが、証人喚問で児玉に手際よく逃げられる始末。結局、日韓政界の闇利権は不問だ。
果たして巨額裏マネーの横行は、真実なのか?
一部には畠山説にある「巨大な韓国利権」のストーリーを信じて疑わない連中がいるようだ。膨大な裏金を生み出した「日韓経済協力協定」。それは形を変えた戦時賠償金で、歴史的に特異なものである。
二度ないはずだった…
ところが平成の現代に突如、政治家垂涎の巨大利権が頭をもたげた。
それが北朝鮮利権である。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓



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【Side Story】
■思わせぶりで済みません。児玉の逸話が長くなったので、後半はカット…北利権ストーリーに続く予定ですが、加藤紘一に収斂していく話です。再び囁かれ始めた北朝鮮利権が実際に何を示すのか…裏返しに、畠山説を借りて日韓の歪んだ関係と暗黒マネーに触れてみました。
■全面的に依拠した『何も知らなかった日本人』の著者・畠山清行氏は、『秘録・陸軍中野学校』などで知られる異形のルポライターでした。
やたらにCIAが登場したり、一種の陰謀論にもカテゴライズされるようですが、風変わりなのは、中野学校関係者を丹念に追跡取材する過程で、米国の情報機関の影に取り憑かれた点です。
戦後の社会で、不遇をかこった陸軍中野学校の精鋭。言語力など高いスキルを占領軍が見逃す訳がなく、大勢が生活の為に協力した模様です。
いわゆる「現場の生の声」を採取する地道な手法が、陰謀論と一線を画す部分ですが、一方で、体系的には解き明かしていません。
■どうも中途半端な「児玉の在日説」…『何も知らなかった日本人』でも実は2頁未満のボリュームで触れられている程度です。しかも慎重な言い回しで、伝聞調も多用。
単行本出版当時は存命中だったので仕方ないんでしょうが、その時点で児玉の復権がないと確信していたのか、他の様々なエピソードで痛烈に批判してます。
この記事へのコメント
先日、青木直人氏の講演会を聞いてきましたが、山拓の議連活動、加藤の発言等々はすべて北の将軍に向かってのアピール活動だということです。
何のアピールかというと、金丸の失脚以来、北と日本をつなぐ権力構造は空白になており、正常化で一兆円以上とされる援助金目当てに見え見えの行動を起こしているとのことでした。
これが実施されると中国も儲かる構図で、そこで日中友好議連会長に就任した加藤の動きにつながっている、との見解です。
普段はチャンネル桜でしか見ることのなかった青木氏ですが、実際の話をきくとかなりの迫力がありました。
そうですか、児玉は在日の疑いがあるのですか、そうだとすると話がいろいろつながってきますね。続編を楽しみにしております。
記事拝読しました。アネモネさん。期待しております。
戦後の占領期(無政府状態)に半島の勢力が如何に現在に繋がる侵略の基盤を構築したのか、その手練手管は今なお継続されてる。我々は認識し戦わなければならない!
そういえば金丸信なんかも、そうとう危ない輩でしたね。
偽りの南京大虐殺に信憑性を持たせることに加担しています。
彼は実は右翼の皮を被った「反日工作員」であったのではないかと今では疑っています。
_____________________
※児玉誉士夫『われかく戦えり』広済堂出版
正常な日本を再生しましょう。
実はその片腕といわれた人が、父の知り合いでした。
つい最近父が今のマスコミなどの状態をみて、この間思い出したかのように、20年以上前、その人が「政治家て悪いやつが多い、そのうち日本がなくなってしまうかもしれない」といっていたことをボッソといっていました。
日本から反日、売国国会議員を叩き出そう!!
日本をとりもどそう!
権力の横暴の防波堤になり弱きを助ける。毎日新聞、TBS、はこの善意さえも巧みに利用し日本の誇るべき特徴をひたすら薄める事にまい進する団体です。 みんな早く気づいて!
金丸の金塊についても麻原の金塊についてもその後マスコミ情報はないですね。
ロッキード事件に尽力された方たちはその後どうなっているのでしょうか。これだけの大きな勢力にメスを入れたにもかかわらずマスコミが当時から及び腰だったんですね。捜査を仕切った方達のご家族や周囲の方達が何も危害がなかったのか、検証されているのでしょうか。
TBSでそのうち田中角栄の特集をやるようです。
そして、巨大な韓国利権も、今新たに頭をもたげ始めた北朝鮮利権も、元を糺せばGHQが“戦勝国民”と息巻く朝鮮人による強奪を野放しにしたとこから始まった、という分析には説得力がある。
ロッキードの時も、先般の総連事件の時も、利権構造を暴くチャンスだったが、事件は意図的に矮小化されてしまった。
江藤淳氏は「閉ざされた言語空間」に、こう書いています。
◆英語力を買われてGHQのCCDとATISに勤務した日本人は優に一万人を超えた
◆彼らは後に革新自治体の首長、大会社の役員、国際弁護士、著名なジャーナリスト、学術雑誌の編集長、大学教授等々になっているが、
◆そのうちの誰一人として、経歴にCCD勤務の事実を記載している人はない。
CCD勤務という経歴さえ憚るのだから利権構造の実態解明にはよほど褌を締めてかからないと…何はともあれ、福田内閣を征伐するところから始めねば。
アネモネさん 続編を期待しています。
児玉に心酔してかなりの金額を援助したと
子供の頃に聞いたことがあります。
出自は聞いたことは無いですが、顔写真を見て
朝鮮人みたいな顔したオッサンだなと思った
ものです。
風貌判断で申し訳ない。
私自身の勉強不足、認識不足で在る事には間違いないのでしょうが、今、この時点で児玉誉士夫在日朝鮮人説ってか?。何とマニアックな。アネモネさんは、ブログランキングに関心ないやろ、きっと。おいら、気になって、木に成って。
ロッキード事件絡みで、名前と存在は子供の頃からよく知っているのですが、その存在の大きさ、巨悪振りがよく判らない私です。済みません。
只、右翼の頭目の仮面を持つ児玉誉士夫が、仮に在日朝鮮人であったとすると、ネット上で実しやかに囁かれている、『街宣右翼の大半は朝鮮人』も、俄然真実味を帯びます。
>その額は、無償の3億ドルなど5億ドル相当。民間借款2億ドルも含めると、当時の韓国の国家予算の2倍の規模に上る。
日韓基本条約に基いて、韓国には北朝鮮の分も、従軍慰安婦と呼ばれる個人にも、日本国による国家賠償が為されています。日本政府の『個別に支払う』との主張に対し、韓国政府が『一括で受け取り分配する』と言い張り、それに従ったものです。韓国政府が、個人保障分も北朝鮮分も全てネコババしてしまったのです。
『北朝鮮復興支援基金設立、4兆円規模。財源は主に日本から』。
『北朝鮮に対する戦後補償、一兆円規模。日本に期待』、の不履行。
李明博は、此処から再びネコババして韓国経済を立て直し、明るい大韓民国の未来図を、自国民に提示していたのだと思います。
福田政権は、明博訪日に際しても土産らしき物何一つ持たせずに帰しました。『話が違う』。と浅ましい韓国人は、怒り捲くっている様に思います。いずれにしても浅ましい意地汚い民族、と私なりに勝手に推察しています。
韓国経済、債務不履行、9月危機説。ワクテカします。擦り寄らせないが為の、竹島日本固有領土明記、するのか否か。
アネモネさん 続編を期待しています。
風来坊 2008/07/14 14:52
禿げ堂です。
書き進むうちに字数オーバーになってしまって、カットしたのですが、ボツにするのは惜しくて書込みします。只、今日は未だニュースに接していないので、見当はずれになっていたら、ご容赦、スマソです。
北朝鮮の韓国人女性銃殺事件に絡み、北と南を戦わせる様に持って行くには、今は『明記』を避けて、韓国人の関心と注意を日本に向けさせ無い様にする方が、得策かも知れません。日本政府は、福田はどうするのだろうか?どう転んでも、オモロイです。
朝鮮民族。北と南と戦って殺し遭い、普段日本人に対して威勢の良く言い放つ、『誇らしい民族の尊厳』とやらを見せて貰いたい処です。
私の予測。朝鮮民族は恐らく想像以上にヘタレです。
竹島から撤退しなさい、話しはそれからです。
ナポレオン・ソロ 2008/07/11 07:25
私は、その意見には組したくは無いです。極最近知ったのですが、李承晩ライン設定により、韓国軍は日本の漁民に対し、マシンガンをぶっ放したと聞きました。
日本漁民の拿捕、3929人が抑留され、44人死亡。日本政府は、彼等を返して貰うが為に、拘留中であった殺人、強盗等の重犯罪在日朝鮮人、472人を無罪放免として日本社会に放ちました。
今此処に在る在日朝鮮人共等は、抑留された日本漁民と交換に、野に放たれた重犯罪者の子孫であるとも言えます。在日朝鮮人共等は、味を占めているのですよ。『死刑にならなければ、再び娑婆に出られる』と。腐れサヨクの死刑廃止は、在日朝鮮人絡みの団体程強く主張しているのは、この為かなと推察したりしています。
いずれにしても、竹島奪還は軍事力にて。韓国海軍及び韓国空軍との正面決戦により、大半を消滅させて何千人と言う韓国軍人をヌっこ(自主規制)ろしてからです。でないと、私は気が済まないです。
今朝書き込もうとしましたが出社前で時間無く出来ませんでした。
児玉誉士夫の在日説か、意外ですが、アネモネさんのエントリーを読んで良く考えると在日特権や利権まみれのこの人間が日本人というのは有り得無いでしょうね。チョンカルト連合の勝共連合にも関わったと言うならなおさら胡散臭いし、稲川会などヤクザとかに関わりがあるなら尚、臭いますし、朝鮮人のやりそうなことばかりですね。
状況証拠からして児玉誉士夫は在日でしょう。
そして、これを見たときに、ただ単に巨額の資金という蜜に群がる蟻の話ということだけでなく、在日を軸とした裏のコネクションが延々と生き続けている…ということでしょうか。
GHQもとんでもない置き土産をしてくれたものです。戦後間もない頃の、インフラが壊滅し社会秩序の自律的な管理も許されない状況では、日本人の側には侵食を防ぐ術はなかったでしょう。
パチンコ・サラ金による北への資金の流出、カルトによる精神侵略、工作員による拉致、政治の汚染…何十年も続くこの構図ですが、もしもそれがなかったなら、日本の社会はどれほどの発展と繁栄を見たただろうか?
今こそこの宿痾を取り除くときです。
手始めに毎日を追い込む。―有りですね。
総連や朝鮮学校の好きにはさせない。―当然のこと。
加藤や山拓の妄言は徹底して叩く。―これも。
北への制裁解除はさせない。エネルギー支援もさせない。―拉致解決まで手を緩めないこと。
対奸では竹島で対立、大いに結構。報捨てではこの時期に波風立てなくてもみたいなことを言っていましたが、どうせ6者協議にも何にも役に立たないのだから、遠慮は無用。―「世界が韓国から孤立」して自滅しても、それは自業自得です。
あとは、…創価か。うーん、やっぱり毎日が突破口になるんでしょうか?
shou 2008/07/14 22:52
『重み』がありますね、その言葉。
今なにかと話題のエロ拓や中川もガチなんじゃないですか---
日本社会の破壊を目論んでいたオウムの元教祖やカルトの草加の教祖もアッチ系だし、日本で日本人と国家を食い物にしている勢力の大部分はアッチのヤツラでしょう。こないだ悪事がばれて今は家族そろってアメリカに逃亡したグッドウイルの折口もアッチのヒトだし---ヤツラは金のためならキッタねえことも平気でやるから真正日本人は騙されないように気をつけよう。
児玉自身が在日かどうかは判断しかねますが、戦前から愛国運動に関わっていた児玉人脈の中に、そうした半島出身者がいたとしても全く不思議はないでしょう。
戦後に国内の愛国組織が壊滅状態に陥った間隙をつき、児玉が自らの半島系人脈を駆使して、「反共・防共団体」を作り上げていった。
私があえて右翼と言わないのは、これらの組織が祖国・日本の国柄(ナショナル・アイデンティティー)を守る意思を持った真正極右団体では絶対にないからです。児玉がGHQとどんな取引をしたかは藪の中ですが、アメリカと随時に連絡を取れるパイプぐらいは手に入れたかもしれませんね。
反共の旗を掲げる限りにおいては日米韓の利害が一致するし、在日・韓国側の政治権力とも連携できるのは見やすい道理です。逆にいえば反共においてしか団結しえず、それ以外の場面では、自らの経済エゴむき出しに動いてきた。その象徴が勝共連合ではないかと。
一世を風靡した映画「仁義なき戦い」シリーズで、小林旭演じる山守組最高幹部・武田明(モデルは山村組の服部武)が、山口組に対抗するため広島各地に散在したヤクザを一本化し、政治結社・天政会(モデルは共政会)に偽装転向させていく過程が克明に描かれましたが、昭和30年代には頻繁に行われたことです。
東声会は三代目山口組と兄弟盃を交わしたし、柳川組は山口組の若中だった。みんな経済的利益のために盃を交わし、身勝手に政治的スローガンが弄び、その過程で暴力団員や、その3割を占める在日が右翼運動をジャックしたわけです。そしていまなおニセ右翼は跋扈している。
そもそも日本の右翼は頭山満の玄洋社に始まりますが、頭山満は自由民権運動を推進し、金玉均や孫文、ビハリ・ボースといった日本に亡命したアジア各国の民族運動家を援助したわけです。
それは東アジア黙示録がラビア・カーディルさんやダライ・ラマ法王を支援し、日本の民主主義を守ろうとする姿勢と重なります。誤解を承知で言うなら、アネモネさんはじめ東アジア黙示録の支持者こそが真正日本右翼ではないですか!
反日ファシスト・独裁国家・ニセ右翼から、危険思想だの、極右民族主義者呼ばわりされるなら大いに結構。私はむしろ右翼と呼ばれることを誇りに思います。
その発端は戦前からユダヤ人が朝鮮人を組織化して日本人弱体化による日本人支配の為に、裏の暴力組織や左翼組織を作ってきたとおもいます。その力と組織力と流れにより疑惑小泉や疑惑佐藤が総理になり児玉が活動し、日本人が何も言えない日本、洗脳された日本、在日天国の日本、亡国に向うかもしれない日本であるとおもいます。日本人はなんにもしらない。本当は誰に支配されてきたか知らない。
日本のODAは円借款(30年、1%)、無償資金援助、技術支援からなり、このほか世界銀行やアジア開発銀行などからの融資も検討される。
核となる円借款は90%がインフラ整備に向けられ、相手国の要請に基づいて組まれるが、問題なのは「アンタイドローン」という仕組みだ。
これはひも付きではないという一見、公平に見える仕組みだが、日本企業がこの事業を受注しようとすると、北の将軍様にせっせと貢ぎ物をしなければならない、というバカげたことになっている。
実現段階となると、日本では朝鮮総連が窓口になると思われるが、この総連と企業をつなぐキーマンが経世会ルートが無くなって以来、空白になっている。
従って、日本の北への支援は中国への支援でもあり、加藤紘一の名前がとり沙汰される理由はここにある。中国側も日本の北への支援を待っているのだ。
よく北朝鮮の利権というと砂利などを云う人が多いが、それらは副次的なものであって、あくまでも本命は日本の税金で支払われる経済援助だ。
そこのところは正確に理解する必要がある(青木真人氏の講演会から要旨)。
自ずと朝日の屍も見える地平が開けるものと信じます。
Frank 2008/07/14 01:06
良い言葉ですね。
>近い将来に日本を救う、若い(今のところは)無名の志士の存在を信じたいです。
Frank 2008/07/14 01:34
Frank様、私もあなたも既に、アネモネ塾に集う無名の志士なのだと思います。私は、もういい年こいたオッサンだけど・・・。
同志が↓に。
>アネモネさんはじめ東アジア黙示録の支持者こそが真正日本右翼ではないですか!
反日ファシスト・独裁国家・ニセ右翼から、危険思想だの、極右民族主義者呼ばわりされるなら大いに結構。私はむしろ右翼と呼ばれることを誇りに思います。
kenn 2008/07/15 01:12
スレ違い大変スマソですが、『山本モナ』逝きます。
此処の住人は、知らない方も沢山在られるでしょうね。一昨年、筑紫哲也のニュース23が、彼以外のメンバーを一新した際、おいらの(誰のやねん?)膳場貴子嬢等と共に23に、大阪からやって来た女性キャスターでした。
ニュース23登場直後、民主党衆議院議員、細野豪志と不倫旅行の様子を写真雑誌にすっぱ抜かれて、即謹慎後降板。
http://oiradesu.blog7.fc2.com/blog-entry-1419.html
北野武に拾われて、バラエティー番組で人気を博していましたが、フジテレビのニュース番組に抜擢され、出演初日直後に巨人の二岡選手と9800円のラブホテルに泊まった事をすっぱ抜かれて、即降板の様です。
『だらしのない女』。バラエティー番組でヘラヘラ笑っているシーンなどをたまに見る度に(子供が、彼女が出演している類のクイズ番組が好きなもので)、支援者に深々と頭を下げている、細野豪志の奥様の姿が思い浮かんで、ムカついていました。
『家庭すら守れぬ者が、国防を語るってか?』と、一人シニカルに笑っていたものです。二岡にお持ち帰りされた今回の山本モナは、正に『G軍慰安婦』。ネタ元は2chネラです。
本題は此処からです。
私は何も個人攻撃をしたい訳ではありません。妻子ある男と不倫旅行に出掛け、派手に路上でキスしている写真を、全国規模でばら撒かれた報道番組キャスター?が引き続きテレビ番組に、出演できるこの業界のモラル感、倫理観って何だろう?
一年かそこらで、同じ様な報道番組に復帰できるテレビメディア業界の倫理観ってどうなっているのですか?
私なりの結論。
『テレビに映っている者共等は、男女を問わず皆、山本モナとほぼ同じ』、です。
そう云えば、フジテレビには報道局の男性と不倫の挙句、前の妻から略奪して結婚した安藤優子がいます。TBSには同じ様に略奪婚して後離婚した、田丸美鈴がいます。テロ朝には小宮悦子。
各局のお局様が、凄いです。
彼女は、2回目の鬼女(既婚女性)でした。
離婚して再婚していました。詳しい事は何も知りませんが、結局の所誰もが山本モナと、ほぼ同じでは無いのか?と。女性だけじゃない。男も恐らく全く同じだと推察します。
去年の参院選で、テレビ朝日出身の丸川珠代が、自民党から出馬し当選しました。彼女は当選直後、それまで付き合っていた男性と別れたそうです。議員活動が忙しくなるからと。
で、一年も経たない先月、彼女は自民党議員と結婚しました。何?この倫理観。
丸川珠代は年齢的に、テレビ朝日報道ステーション河野明子の直上の先輩です。当然、河野明子も『あの』丸川と、さして変わらぬのであろうなと思えてしまいます。
その程度の倫理観モラル感の者共等から、毎日テレビ画面の向こう一段も二段も高い高見から、日本社会の諸々について実しやかに、もの申されている訳です。
松岡利勝は自殺に追い込まれ逝ったと・・・。
『日本国、安倍総理大臣万歳!』
私は心底、松岡の仇が討ちたいです。以後自重。
福田康夫首相は15日、政権発足以来初となる内閣改造を28日にも行う方針を固めた。議長を務めた主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を終え、政策遂行上の一区切りがついたことや、今後も与党への影響力を保持する上でも、人事権を行使するのが得策と判断した。8月下旬に臨時国会を召集する予定であることも踏まえた判断だ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080716/plc0807160139001-n1.htm
加藤紘一、山崎拓を入閣させたら倒閣運動を起こす、と官邸にメールしましょう。
2008/07/16 05:58
うっ、その可能性がありましたか。内閣改造というだけではピンと来ないで、『首相を替えてくれればいいよ』とだけ思っていました。
ついでに、古賀を選対から外せと要求しますか。
福田の内閣改造は中共擁護内閣、並びに朝鮮半島系と既得権益左翼系のメディアスクラムの集大逝としてその欺瞞性と醜悪さをを露呈する怪増内閣である事を望む。
結果とした国民が目覚めることを望む!
自民党が大きく割れることを望む!
民主党も同様である!
公明党など鼻っからその存在の合法性を問われるべきだ!
いろんな色をまぜこぜにするとどうなるか?
限りなく黒ともつかない汚い廃色になるだけである。
怪増内閣など慰労とお手盛りを兼ねた国民を舐めた選挙対策でしかない!
来る選挙に候補者はスキッとした色をまとうことを希望する。
政府行政機関並びにメディアは有権者皆投票に導き限りなくも100%を目標に掲げ全力を挙げるべきである。これを拒む勢力があるとすれば選挙制度そのものを歪め恣意的な運用をする勢力と認知されるべきである。
ほんとうに、この国の行く末を案ずるのであれば生半可な事は、もう許されない!
子供の頃、ロッキード事件にてはじめて知った名前です。
黒幕、右翼の大物というイメージでした。その当時、恥ずかしながら右翼というと街宣右翼しか知りませんでした。
>何とマニアックな。
神谷晃良
2008/07/14 19:37
ここはちょっと違う意見です。
加藤や山崎の北朝鮮の利権と絡めて考えれば、今回のエントリは大変興味深いそして最もホットなテーマだと思います。
>いったい児玉誉士夫が戦後の我が国で、どのような役回りを演じたのか、なぜ実力を持つに至ったのか?
という問題と、花うさぎ様からご紹介のありました(青木真人氏の講演会から要旨)を拝見しますと、これは右も左も無く、利権の問題、ただただ金の問題ではないかと暗澹たる気持ちになります。
マスコミやサヨクは特亜の手先以外の何者でもなく、日本が悪いということを書き立てればシナや半島の金儲けになるわけです。
児玉誉士夫研究は、戦後日本の最も深い闇に迫るものと理解しております。是非とも続編をお願いします。
この発言がさらに議論されることを、問題になることを期待していたのですが、残念ながらそれ以上の広がりはありませんでした。
しかしその後アネモネ様はじめ、多くのジャーナリストが利権問題を取り上げていますから、今から広がっていくのかもしれませんね。
>私もあなたも既に、アネモネ塾に集う無名の志士なのだと思います。私は、もういい年こいたオッサンだけど・・・。
神谷晃良
2008/07/15 20:40
一人の志士(?)として、微力ながら実際の行動で反日マスコミと戦っていく所存です。
なお、私のほうは頭が(ネガティブな意味で)若くて困っておりますが、今までの神谷様のコメントから察するに多分同じくらいのオッサンです。(蛇足、スミマセン)
愚かな者により世界のチベットに関するホームページ、他が攻撃されてる見たいです、善良な皆様はさっしが付くと思います、今世紀最悪中国共産国オリンピック開催、又はチべット弾圧に関係している者の仕業と思われます、皆様のお力を是非ご協力お願い致します。
もっとも他を調べようと《tibet》でググって今まで知らなかった色々なサイトを見つけたので、中共にとっては藪蛇かもしれませんが。
Frank 2008/07/16 21:01
Frank様、仰るとおりです。そのコメントを書込みした時点では、『日本社会の闇のドン=在日朝鮮人』にばかり、意識が向いていて気が付いていなかったです。児玉誉士夫?名前しかシラネ。と言う感じでした。アネモネさんは、別の方向を見ておられますね。
私個人も思う処あって、時間が許せばちょっと纏めて、もう一度出直します。
>コメントから察するに多分同じくらいのオッサンです。(蛇足、スミマセン)
Frank 2008/07/16 21:20
おぉ~、同志よ!
257 名前:名無しさん@九周年 本日のレス 投稿日:2008/07/10(木) 20:29:02 WIxFGSLA0
俺んちの叔父さんは不二家のフランチャイズ2店舗経営してたんだけど
例の騒ぎの時に閉店したよ。今は運送屋の代理店やってる。
叔母さんとは借金対策で離婚して、県内一の進学校通ってた従姉妹の女の子は
高校出て働き出した。
毎日さんもそれなりのけじめ取るよね?取るまで許さないよ俺は。
260 名前:名無しさん@九周年 本日のレス 投稿日:2008/07/10(木) 20:29:57 iyRv2dRZ0
>>257
そのおじさんのためにも、俺はビラを刷り続ける
>>260
ありがとう。リアルで涙が出た。
東京の大学に行きたいといっていた従姉妹が不憫で・・・。
俺も出来る限りのことをしていくつもりです。
俺は絶対に毎日新聞を許さない。
315 名前:名無しさん@九周年 本日のレス 投稿日:2008/07/10(木) 20:41:20 hAk3yx4x0
>>257
悲惨な話しだね。
従姉妹のお嬢さんは、元気かい?
俺は似た経験があって、自前で大学を出た口だ。
頑張れ!と言っておいてくれ。
先ず勉強しつつ働いて、入学金を貯めるのだ。
知り合った当時、彼女の家に遊びに行く途中、その不二家でショートケーキとかシュークリームとか買って往きました。
そこも、TBSの不二家捏造叩きで、潰れました。みのもんた始め、散々口汚く不二家を叩き捲くった者共等が、毎日新聞変態報道の事はおくびにも出しません。
『山本モナとほぼ同じ』の、テレビに映っている者共等は、毎日新聞変態報道と同体なのです。やつ等は、従軍慰安婦や南京大虐殺を喚き散してきた、中国人や朝鮮人と同じ側にいるのだと思います。更に言えば、膳場貴子を鬼女と呼ぶのは不適切かも知れません。彼女は、鬼女の反対側に在る者ですもの。
それにしても、毎日新聞必死です。
【毎日・変態報道】過去の問題記事、ネット上からの削除に加え国立国会図書館でも閲覧不可…毎日側のデータベース、復旧のめど立たず
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1215572410/67
更に加藤紘一は、7日夜のBS番組に於いては、金正日総書記が拉致問題を認め、謝罪した事について、『天皇陛下みたいな人物だ』と述べていますでしょ?(抜粋)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080709-00000926-san-pol
フルタテにしても、青山祐子、膳場貴子にしても(勿論、彼等彼女等の責任では無い事は、承知していますが)、全く触れませんよね。
だから尚更、腹が立ちます。『女性は子供を産む機械』、『原爆しょうがない』、『何とか還元水』。去年のそれらは、何であったのか?と言う事です。
テレビメディアは明確な『説明責任』が、生じていると思います。フルタテ語れよw。
テレビ画面の向こうに在るは、報道しない事に拠って、自らの正体を晒している腐り切った報道関係の者共等です。
花うさぎ 2008/07/14 06:33
私は、少なくとも加藤紘一が見ていたのは、北の将軍ではなくて福田康夫の方だと感じます。
彼、加藤紘一は、福田政権の内閣改造を睨み取り入ろうと企んで、拉致被害者返すべからずと強硬に主張した安倍ちゃんを落とし、秘密裏に交わした約束に従い、一旦返すべきと主張していた福田康夫を持ち上げているだけにしか過ぎません。
そして、『天皇陛下みたいな人物だ』と、地雷を踏んだ只の馬鹿です。取り巻くマスゴミに煽られ調子づき、『必ず、勝ちます』とやらかした『加藤の乱』の『あんたが大将だから』(谷垣)から何ら進歩していない、国会議員の屑にしか思えません。薄っぺらな人物なのです。
それに比べたら、山拓の国賊ぶりは、そこまでするか?と云った得体の知れない恐怖感を感じます。以後自重。
児玉のことを
「あいつは日本人じゃない」と言ってますね。
下山事件―最後の証言: 柴田 哲孝: より
あと気になった点ですが
「何も知らなかった日本人」で
李承晩に朝鮮式の礼を行ったというのは
これも超大物フィクサーとして著名だった
矢次一夫です。児玉ではありません。
とはいえこの矢次も戦前倒閣運動に深く関わり
日本の議会政治の破壊と戦争実現に全力を尽くしています。これも出自をみればむべなるかな
といったところですが
ついでに云えば、M資金と児玉誉士夫と言えば、小佐野賢治や田中角栄といった児玉の刎頸の友の名前が浮かびますね、猟銃自殺した俳優の田宮次郎の名前も浮かんで来ます、M資金は、未だ解明されていない戦後の大きな謎の一つです。
金丸が継承したのは、角栄の路線でしょうから、別に在日に限った話しでもない。
私は、児玉の名前が挙がってきた時、日露戦争の児玉機関の児玉かと思った位、彼の素姓や大東亜戦争で彼が果たした役割に着いて知らなかった、それが、彼が在日というのなら、彼の果たした戦争協力への役割、戦争終結への役割、戦争後の役割の三つが良く分かるような気がします。
戦後の日本の行く末が、一握りの既得権者に握られて、今や、にっちもさっちも行かないハメに陥っているのが、良く分かります。
こう云った現実を、一つ一つ国民が知る事に拠って、隣国の狡猾さや彼等の示す主張からの気分の悪さが良く判る様になるのは間違いがない、すると、韓国も朝鮮も、世界で一番頼りに出来る、深い理解者である友邦国の支持を自らの手で失うことになるワケです。
日本人の多くが其処に気が着いた時には、日本と韓国との国交は、断絶されたままでしょう。
『五輪開催地・青島市で原因不明の伝染病がまん延か?…15日時点で感染者16万人・死亡者数1251人に』
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d75767.html
『中国政府当局は7月14日、五輪大会のセーリング会場となる山東省青島市の沿岸地域を突如閉鎖した』。『閉鎖する権利がある』。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d69006.html
ソースが大紀元だから微妙ですけれど。もしかして、アウトブレイク?限定領域内集団感染症?青島市は、青藻の発生している場所です。何か凄く怖いのですが。以後自重。
投稿日:2008/07/10(木) 20:29:02 WIxFGSLA0
>そのおじさんのためにも、俺はビラを刷り続ける
投稿日:2008/07/10(木) 20:29:57 iyRv2dRZ0
このような若い人に期待する、という言葉を続けようとは思いません。
若い、これからの日本を背負っていく彼らに、このように言わしめる政治とは何なのでしょうか!?
角栄が創価学会の為に動き、小沢一郎が創価学会と手を組むのも当然のことでしょう。
憂国さん
角栄も竹下も朝鮮なんですか?児玉が朝鮮で小泉と安倍が朝鮮。佐藤元総理も朝鮮。朝鮮が完全に支配してますね。ユダヤ人の手代ですね。
どうしたらいいのですかね。頭がいたくなる。
本当に悩ましいことです。古代よりわが国の富を奪い取りに半島や大陸から飽くなき侵略が繰り返されてきており、倭武尊の時代より、わが国の歴史は彼らとの闘争史といっても過言ではありません。正倉院の御物も大陸よりもたらされたものとされていますが、事実は全く逆です。我々の先祖から奪い取った品物を、シナに送るために保管しておいた倉庫というのが真実のようです。正倉院はもともと東大寺の米倉に過ぎず、朝廷や皇室とは無関係の所です。大陸からもたらされた貴重品を寺の米倉に保管などしません。
幕末の倒幕運動も、打倒大陸系、半島系のはずでしたがいつの間にか、半島系の薩摩や長州が実権を握ってしまいました。
今、私たちはインターネットのおかげで明治期以前の日本人同様、この国が政治、マスコミ、教育、金融、その他を半島系や、大陸の連中に支配されていることが判ってきました。
マスコミ、朝日や教科書による洗脳を解き、戦いの方法を探し、学ぼうではありませんか。
戦う気があれば道は開けるのではないでしょうか。
日本国の生存権をかけた最終決戦…ここに始まる!
【拡散!永久保存】◆◆◆全部読んでおいた方がいい◆◆◆日本の闇←関連ソースが盛り沢山
【社会】安倍昭恵夫人、脅迫被害のミス世界一吉松さん面会も取材依頼ゼロ 「大きなニュースのはずなのに何でなのでしょうか」★7
http://desktop2ch.tv/newsplus/1388580582/
外国人特派員協会:吉松育美さん声明概要日本語訳
http://www.hoshusokuhou.com/archives/35226759.html
今となっては児玉が血統として在日なのかを確認する手段はDNA採取しかありません。
しかし彼の歴史を、在日であると仮定してみると彼の周辺のことがスッキリと見えるようになりました。
血統を断定することはできませんが彼の精神は日本ではなく朝鮮だと考えます。