北朝鮮500億利権の甘い蜜…金丸訪朝の密室合意
日韓正常化に伴って発生した闇利権。それを観察していた北朝鮮が再現に向けて動き出す。1兆円の額が示された金丸訪朝。その時から政権与党内で熾烈な“指名獲得レース”が始まった。
終戦で我が国の伝統的な愛国団体は、壊滅した。頭山満翁の玄洋社などに繋がる主だった組織は、米軍によって“ファシストの根城”と見なされ、容赦なく弾圧されていった。
明治から続く国粋主義の系譜は、完全に絶たれたのである。
そして占領期間中、その空白地帯を埋めるように、朝鮮人の政治団体が暴力組織と渾然一体となって次々と出現する。それが今もハッキリと痕跡を残す我が国の“右翼団体”の源だ。
戦前と戦後では背景がまったく異なるのである。ひとつにして論じることは到底できない。
その“戦後右翼のドン”として君臨したのが、児玉誉士夫。正真正銘の帝王であり、揺るぎない巨大スポンサーであった。
▼ロッキード事件当時の児玉誉士夫
数多くの伝説が残っているが、児玉は湯水のごとく、各団体に現金をバラまいた。知名度の低い弱小団体であっても、右翼を名乗っていれば、多額のカネを提供したという。
口を出さずにカネをくれる男=児玉誉士夫に、足を向けて寝られない連中ばかり…歪んだ形の児玉支配が、固定化したが、ロッキード事件発覚による失権、さらに昭和59年の死で幕を閉じる。
▼児玉邸セスナ突撃事件(昭和51年)
巨大スポンサーの死没。“右翼団体”に激震が走った。児玉なき後のその筋に、代わって影響力を持つようになったのが、朝鮮カルト系の「勝共連合」。サバイバルを図る団体との間で連携が模索された。
表面的には、権力の空白に乗じて「勝共連合」が勢力を伸ばしたように見える。しかし、資金的なバッググラウンドは、同じだったのではないか?
【日本を舞台にした南北の諜報合戦】
朝鮮カルトのもう一人の親玉・文鮮明率いる「国際勝共連合」は、1968年、日韓でほぼ同時に設立された。反共産主義を旗印にした政治団体である。
日韓国交正常化から3年…我が国に公然と姿を現したのは、半島系反共団体だったのだ。外国勢力が簡単に政治組織を旗揚げする異常事態。他の国ならレアケースだが、我が国では戦後、朝鮮系政治組織が乱立。その悪しき系譜に連なるものである。
▼朝鮮カルトの首魁・文鮮明(Wikiより)
この「勝共連合」創設・日本進出の牽引役となったのも児玉誉士夫。誕生時から深く関わり、不可分の関係にある。一方の黒幕・笹川良一も背後で蠢いたが、韓国とのパイプが太かったのは児玉だ。
時は70年安保前夜、左派学生運動の高まりで日本国内は騒然としたムード。反共組織をカウンターとして使う向きもあり、岸信介ら保守大物政治家も巻き込んで、急速に浸透…歪みは尚も是正されない。
取って付けたような「国体護持」に加え、ストレートな反共思想。北方領土の返還は絶叫するが、竹島略奪は不問。中でも「勝共連合」が激しく主張していたのが「スパイ防止法制定」だった。
▼街宣活動する勝共連合
暗黒イメージを庶民に植え付ける朝鮮由来の似非右翼。その派手な街宣活動と別に、水面下では南北の息詰まる情報戦が繰り広げられていた。国家に具体的なダメージを与えるのは、もっと裏の世界に潜む本格的な諜者だ。
東西冷戦下という時代背景や映画などの影響もあって、どうも「スパイ」というワードは、KGBやGRUの諜報員を連想させる。だが、連中が想定していた「スパイ」とは、すばり、北朝鮮工作員である。
金大中事件が象徴するように韓国側諜報部員も他国で好き放題に暴れていたが、その一方で、北工作員も幅広く我が国に浸透。在日テロリスト=文世光事件をはじめ、対南工作の最前線となっていた。
▼その場で逮捕された文世光(朝鮮日報)
北朝鮮が送り込んだ工作員は、日本に築いた情報網を使い、韓国の政情を探っていた。その網目には、日韓政界の癒着ぶりも当然、引っ掛かって来ただろう。恐らく、的確に把握していたのだ…
【窮地の北朝鮮が思い起こした錬金術】
昭和40年の日韓基本条約締結、即ち、日本と南の国交正常化の行方を、北朝鮮は注意深く見守っていた。そして、韓国が国家予算を超える規模の“賠償マネー”を獲得したことに衝撃を受けたはずだ。
それだけではなく、日韓の政界中枢や周辺部に巨額マネーの還流システムが築かれ、互いに肥えて行く姿も確認していたのではないか…
▼日韓基本条約の調印式(YouTubeより)
投資費用はゼロ。国交正常化で双方に“裏ガネ長者”が誕生する。これほど旨味のある話が、直ぐ近くに転がっていたのだ。ただし、冷戦構造の中では夢物語に過ぎなかった。
そして、日韓正常化から20年以上…
経済力を蓄えた韓国が新興国として脚光を浴びる一方で、北朝鮮は激動期を迎える。国家存亡の危機到来。ソウル五輪が開かれた80年代末のことである。
五輪開催で先進都市の体裁を整えたソウル。激しい敵愾心を剥き出しにした平壌は、巨大スポーツ施設や超高層ホテルの建設に驀進する。 在日バブルマネーも流れ込んでいたが、国家予算も無秩序に注ぎ込んだ。
▼建設が止まったままの平壌・柳京ホテル
北朝鮮国内の事情をよそに、世界は大きな変革期に入り始めていた。予想外だったゴルバチョフの登場。ペレストロイカもグラスノスチも、北朝鮮には関係ない。致命的だったのは衛星国援助の見直しだ。
ベトナムと違って北朝鮮は、中ソ対立が激しくなる中でも、巧みにバランスをとって両大国と関係を保持。特に80年代半ばからはソ連との軍事提携が緊密化していたのだが、その矢先の激変だった。
北京の援助だけでは限界があり、破綻は明らか…
そこで浮上した起死回生の黒い秘策が、日本との国交正常化。狙いは、自民党の中枢だ。
【走狗・社会党が切り捨てられた瞬間】
1990年9月、平壌。
社会党副委員長・田辺誠は、金丸信らと共に、金日成スタジアムに招かれた。5万人によるマスゲーム。その光景に 金丸は酔いしれたが、田辺は違った。
観客席に浮かん巨大な文字を目撃して怒り、そして蒼醒めたのだ。そこには、こう記されていた。
「金丸信先生と田辺誠先生の引率する日本使節を熱烈に歓迎する!」
▼金日成スタジアムでのマスゲーム(訪朝2日目)
金丸の名前が先頭にあったのだ。この売国議員団は社会党にとって、「田辺・金丸訪朝団」に他ならなかった。ところが平壌に来てみると、いつの間にか、並びが入れ替わっていたのである。
メンツが激しく潰されただけならば、まだ良かった。田辺が蒼醒めたのは、自分が単なる案内人・仲介人に過ぎない事実を理解した為だ。北朝鮮側が待っていたのは金丸信。社会党は切り捨てられたのだ。
朝鮮労働党は、長年“使い走り”にしてきた日本社会党から、自民党に乗り換えた。その大転換は、訪朝4日目の9月27日に、もっとショッキングな形で明らかになる。
別荘のある妙香山(ミョヒャンサン)での3党会談を終え、訪朝団一行は、特別列車で平壌に向かった。しかし、その列車に金丸信の姿はなかった。 金日成とサシの会談を行う為に、金丸は妙香山に残ったのだ。
▼日航機で平壌に出発する金丸・田辺ら
この訪朝の実現にあたり、田辺誠は北朝鮮の指令を受け、金丸信の懐柔に奮闘した。2人は国対委員長時代からの盟友同士。時には国会で与野党激突の猿芝居のプロットを練るなど、裏取引をしてきた臭い仲だった。
その関係に着目した平壌が、田辺をコントロールして金丸を誘き寄せたのだが、それが成功するや社会党は、お払い箱同然になってしまったのである。
なぜ、北朝鮮は、密室の「金・金会談」が必要だったのか?
それは生臭いカネの話をする為である。
【謀議で金丸が提示した額は1兆円】
北朝鮮にとって社会党は、便利な代弁者だった。命令に背かない“優等生”で、朝鮮総連とも人的交流が密だ。北の日本工作活動、在日犯罪の後ろ盾でもある。
しかし、政府からカネを引き出す実力はない。巨額のカネを運んで来てくれるのは、政権与党・自民党。もちろん念頭にあったのは、日韓正常化に伴う“賠償マネー”だ。
金丸信と金日成の妙香山謀議。核心は北朝鮮の受け取り金額だった。まず金日成は、金丸に正常化に力を貸してくれるよう願い出た。金丸が、明言を避けると、こう急き立てたという。
「いや、すぐにも正常化交渉をしたい。国交正常化が必要だ」(重村智計著『外交敗北』96頁)
▼極秘会談を行った金丸信と金日成
国交正常化と資金獲得はイコールである。会談の焦点は、具体的な金額に移った。金丸は、こう回答する。
「ご存知だろうが、韓国には、有償・無償合わせて5億ドルの経済協力資金を出した。これを基準にして、大蔵省は50億ドルというだろう」(前掲書97頁)
そして北朝鮮側が100億ドルを求めれば、妥協点は75億ドル。そこに“政治加算”で80億ドルと見積もられたという。この80億ドルが、当時のレートで日本円1兆円。この額が、やがて独り歩きを始める。
しかも、この謀議では更に暴走して“戦後補償”なるプラスαも登場。翌日発表した、悪名高い「3党共同宣言」にも盛り込まれる。煽てられた金丸が、金日成の言いなりで了承したと解説されるが、違う。
▼3党代表者会議の金丸・金日成・田辺(訪朝3日目)
金丸は、1兆円以上の見積もりを提示して上機嫌だったのだ。一方的にカネを払うだけで、笑顔満面になることはない。還流する裏金まで話が及んでいたと見るのが、自然だ。
妙香山謀議の核心は、そこにあった。
【金丸信の金庫番にも朝鮮カルトの影】
日朝国交正常化に続く巨額マネーの還流。 いったい金丸信は、どの程度の額を手にする自信があったのか…そして、自宅から見つかった金塊の束は、前金代わりだったのか、政界工作資金だったのか?
興味深いのは、児玉誉士夫と関係のあった朝鮮カルト=統一教会の親玉・文鮮明も、ほぼ同時期に動き出したことだ。金丸訪朝の約1年後、文鮮明は電撃的に北朝鮮入りし、金日成と会談する。
▼訪朝した文鮮明と金日成(91年11月)
この文鮮明は金丸信とも繋がっている人物だ。92年3月の特例入国で金丸信が法務省に圧力をかけたことは良く知られているが、金丸の金庫番だった秘書も、統一教会の関係者だった。
93年に、金丸と一緒に所得税法違反容疑で逮捕された生原正久だ。生原は青山学院大在学中、統一教会の学生組織「原理研」で指導的な立場だったことが確認されている。
果たして、金丸信・文鮮明の連続訪朝は、偶然の産物だったのか?
国家破綻に怯える金日成が巨額の援助金を渇望していたのは、確かだ。しかし、それを具体化させるには、別種の力学が働いていたようにも思える。
▼金日成と握手する金丸・田辺
短時間の金・金会談で“数値目標”の明示に辿り着いたのも奇妙だ。予備折衝があった可能性も高い。金丸の失権・物故…そして外交原則を無視した3党共同宣言が強く批判される中でも、1兆円という額は引き継がれる。
北朝鮮にとって「日朝国交正常化」とは、手付け金1兆円の獲得。そして日本の一部政治家にとっても、巨額マネー入手のチャンスなのだ。
【裏金500億円に引き寄せられる虫】
日韓正常化で動いた民間借款3億ドル含む総計8億ドル。その何割が、日本の政治家に還流したのか、示唆する資料はない。裏金処理である。韓国サイドにも残っていないだろう。
一方で、北朝鮮にプレゼントする1兆円のキックバックは、5%とも10%とも言われる。もちろん裏交渉の証拠は存在しないが、真しやかに囁かれているのだ。
10%は大袈裟に見えるが、5%であっても500億円だ。しかも国税が追及できない裏金である。ガラス張りの会計処理が迫られる政治家にとって、帳簿に載らないカネは、想像以上に魅力的だ。
この500億円とも見積もられる巨額の裏金が、北朝鮮利権の核心である。
▼北朝鮮利権政治家=山崎拓(FNN)
一部の識者は、レアメタルなどの採掘が北朝鮮利権であると説く。古賀誠が川砂利利権の獲得に乗り出したこともあった。確かに、そうした開発利権も付随的に発生するが、キックバックで得られる裏金とは比べ物にならない。
北朝鮮は、金日成時代から、正常化に伴う「餌」をブラさげている。一貫しているのは「正常化交渉の功労者」に、その闇利権を差し出すということだ。
果たして誰が「功労者」と認められるのか…金丸訪朝以降、「指名レース」が延々と続いているのである。
そのレースで、優位な位置に付けているのが、加藤紘一、山崎拓だ。米朝接近で圧力路線が弱まったと見るや、平壌に向け、なり振り構わぬ親北発言を繰り返している。
▼BS11の番組で親北演説する加藤紘一
未だに社民党には確信的な親北議員が多いが、機に乗じた援護発言は目立たない。発言しているのは、自民党の実力者だ。その理由も、北利権の還流システムを理解すれば、納得できるだろう。
強い批判の声を受けようとも、加藤や山崎は今後も公然と親北発言を繰り返す。連中にとっては正念場だ。「指名レース」から自ら撤退するような真似はしない。
裏金は余りにも巨額で、黒い政治生命を賭けるに値する魔力を持っている。
日朝国交正常化とは、裏金獲得の方便。それは、両国の国民には何ら利益をもたらさず、日本人の血税をアンダーグラウンドに流し込む裏取引なのだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓



*******************
【Side Story】
前エントリで書き足らなかった児玉と勝共連合の関係も捕捉的に記しました。本旨とは別問題なのですが、なぜかその影が金丸信の秘書という形で、時代を越えて登場。奇妙な因縁に思えたのです。
一方で、日韓正常化での児玉誉士夫の暗躍は、日朝正常化におけるフィクサーの存在を示唆しています。政治家は、こうした裏取引の安全弁として、フィクサーを使います。
加藤や山崎の背後で蠢いている人物は誰なのか…
参考文献:
重村智計著『外交敗北』(平成18年・講談社)
野村旗守編『北朝鮮利権の真相』(平成15年・宝島社)
終戦で我が国の伝統的な愛国団体は、壊滅した。頭山満翁の玄洋社などに繋がる主だった組織は、米軍によって“ファシストの根城”と見なされ、容赦なく弾圧されていった。
明治から続く国粋主義の系譜は、完全に絶たれたのである。
そして占領期間中、その空白地帯を埋めるように、朝鮮人の政治団体が暴力組織と渾然一体となって次々と出現する。それが今もハッキリと痕跡を残す我が国の“右翼団体”の源だ。
戦前と戦後では背景がまったく異なるのである。ひとつにして論じることは到底できない。
その“戦後右翼のドン”として君臨したのが、児玉誉士夫。正真正銘の帝王であり、揺るぎない巨大スポンサーであった。
▼ロッキード事件当時の児玉誉士夫
数多くの伝説が残っているが、児玉は湯水のごとく、各団体に現金をバラまいた。知名度の低い弱小団体であっても、右翼を名乗っていれば、多額のカネを提供したという。
口を出さずにカネをくれる男=児玉誉士夫に、足を向けて寝られない連中ばかり…歪んだ形の児玉支配が、固定化したが、ロッキード事件発覚による失権、さらに昭和59年の死で幕を閉じる。
▼児玉邸セスナ突撃事件(昭和51年)
巨大スポンサーの死没。“右翼団体”に激震が走った。児玉なき後のその筋に、代わって影響力を持つようになったのが、朝鮮カルト系の「勝共連合」。サバイバルを図る団体との間で連携が模索された。
表面的には、権力の空白に乗じて「勝共連合」が勢力を伸ばしたように見える。しかし、資金的なバッググラウンドは、同じだったのではないか?
【日本を舞台にした南北の諜報合戦】
朝鮮カルトのもう一人の親玉・文鮮明率いる「国際勝共連合」は、1968年、日韓でほぼ同時に設立された。反共産主義を旗印にした政治団体である。
日韓国交正常化から3年…我が国に公然と姿を現したのは、半島系反共団体だったのだ。外国勢力が簡単に政治組織を旗揚げする異常事態。他の国ならレアケースだが、我が国では戦後、朝鮮系政治組織が乱立。その悪しき系譜に連なるものである。
▼朝鮮カルトの首魁・文鮮明(Wikiより)
この「勝共連合」創設・日本進出の牽引役となったのも児玉誉士夫。誕生時から深く関わり、不可分の関係にある。一方の黒幕・笹川良一も背後で蠢いたが、韓国とのパイプが太かったのは児玉だ。
時は70年安保前夜、左派学生運動の高まりで日本国内は騒然としたムード。反共組織をカウンターとして使う向きもあり、岸信介ら保守大物政治家も巻き込んで、急速に浸透…歪みは尚も是正されない。
取って付けたような「国体護持」に加え、ストレートな反共思想。北方領土の返還は絶叫するが、竹島略奪は不問。中でも「勝共連合」が激しく主張していたのが「スパイ防止法制定」だった。
▼街宣活動する勝共連合
暗黒イメージを庶民に植え付ける朝鮮由来の似非右翼。その派手な街宣活動と別に、水面下では南北の息詰まる情報戦が繰り広げられていた。国家に具体的なダメージを与えるのは、もっと裏の世界に潜む本格的な諜者だ。
東西冷戦下という時代背景や映画などの影響もあって、どうも「スパイ」というワードは、KGBやGRUの諜報員を連想させる。だが、連中が想定していた「スパイ」とは、すばり、北朝鮮工作員である。
金大中事件が象徴するように韓国側諜報部員も他国で好き放題に暴れていたが、その一方で、北工作員も幅広く我が国に浸透。在日テロリスト=文世光事件をはじめ、対南工作の最前線となっていた。
▼その場で逮捕された文世光(朝鮮日報)
北朝鮮が送り込んだ工作員は、日本に築いた情報網を使い、韓国の政情を探っていた。その網目には、日韓政界の癒着ぶりも当然、引っ掛かって来ただろう。恐らく、的確に把握していたのだ…
【窮地の北朝鮮が思い起こした錬金術】
昭和40年の日韓基本条約締結、即ち、日本と南の国交正常化の行方を、北朝鮮は注意深く見守っていた。そして、韓国が国家予算を超える規模の“賠償マネー”を獲得したことに衝撃を受けたはずだ。
それだけではなく、日韓の政界中枢や周辺部に巨額マネーの還流システムが築かれ、互いに肥えて行く姿も確認していたのではないか…
▼日韓基本条約の調印式(YouTubeより)
投資費用はゼロ。国交正常化で双方に“裏ガネ長者”が誕生する。これほど旨味のある話が、直ぐ近くに転がっていたのだ。ただし、冷戦構造の中では夢物語に過ぎなかった。
そして、日韓正常化から20年以上…
経済力を蓄えた韓国が新興国として脚光を浴びる一方で、北朝鮮は激動期を迎える。国家存亡の危機到来。ソウル五輪が開かれた80年代末のことである。
五輪開催で先進都市の体裁を整えたソウル。激しい敵愾心を剥き出しにした平壌は、巨大スポーツ施設や超高層ホテルの建設に驀進する。 在日バブルマネーも流れ込んでいたが、国家予算も無秩序に注ぎ込んだ。
▼建設が止まったままの平壌・柳京ホテル
北朝鮮国内の事情をよそに、世界は大きな変革期に入り始めていた。予想外だったゴルバチョフの登場。ペレストロイカもグラスノスチも、北朝鮮には関係ない。致命的だったのは衛星国援助の見直しだ。
ベトナムと違って北朝鮮は、中ソ対立が激しくなる中でも、巧みにバランスをとって両大国と関係を保持。特に80年代半ばからはソ連との軍事提携が緊密化していたのだが、その矢先の激変だった。
北京の援助だけでは限界があり、破綻は明らか…
そこで浮上した起死回生の黒い秘策が、日本との国交正常化。狙いは、自民党の中枢だ。
【走狗・社会党が切り捨てられた瞬間】
1990年9月、平壌。
社会党副委員長・田辺誠は、金丸信らと共に、金日成スタジアムに招かれた。5万人によるマスゲーム。その光景に 金丸は酔いしれたが、田辺は違った。
観客席に浮かん巨大な文字を目撃して怒り、そして蒼醒めたのだ。そこには、こう記されていた。
「金丸信先生と田辺誠先生の引率する日本使節を熱烈に歓迎する!」
▼金日成スタジアムでのマスゲーム(訪朝2日目)
金丸の名前が先頭にあったのだ。この売国議員団は社会党にとって、「田辺・金丸訪朝団」に他ならなかった。ところが平壌に来てみると、いつの間にか、並びが入れ替わっていたのである。
メンツが激しく潰されただけならば、まだ良かった。田辺が蒼醒めたのは、自分が単なる案内人・仲介人に過ぎない事実を理解した為だ。北朝鮮側が待っていたのは金丸信。社会党は切り捨てられたのだ。
朝鮮労働党は、長年“使い走り”にしてきた日本社会党から、自民党に乗り換えた。その大転換は、訪朝4日目の9月27日に、もっとショッキングな形で明らかになる。
別荘のある妙香山(ミョヒャンサン)での3党会談を終え、訪朝団一行は、特別列車で平壌に向かった。しかし、その列車に金丸信の姿はなかった。 金日成とサシの会談を行う為に、金丸は妙香山に残ったのだ。
▼日航機で平壌に出発する金丸・田辺ら
この訪朝の実現にあたり、田辺誠は北朝鮮の指令を受け、金丸信の懐柔に奮闘した。2人は国対委員長時代からの盟友同士。時には国会で与野党激突の猿芝居のプロットを練るなど、裏取引をしてきた臭い仲だった。
その関係に着目した平壌が、田辺をコントロールして金丸を誘き寄せたのだが、それが成功するや社会党は、お払い箱同然になってしまったのである。
なぜ、北朝鮮は、密室の「金・金会談」が必要だったのか?
それは生臭いカネの話をする為である。
【謀議で金丸が提示した額は1兆円】
北朝鮮にとって社会党は、便利な代弁者だった。命令に背かない“優等生”で、朝鮮総連とも人的交流が密だ。北の日本工作活動、在日犯罪の後ろ盾でもある。
しかし、政府からカネを引き出す実力はない。巨額のカネを運んで来てくれるのは、政権与党・自民党。もちろん念頭にあったのは、日韓正常化に伴う“賠償マネー”だ。
金丸信と金日成の妙香山謀議。核心は北朝鮮の受け取り金額だった。まず金日成は、金丸に正常化に力を貸してくれるよう願い出た。金丸が、明言を避けると、こう急き立てたという。
「いや、すぐにも正常化交渉をしたい。国交正常化が必要だ」(重村智計著『外交敗北』96頁)
▼極秘会談を行った金丸信と金日成
国交正常化と資金獲得はイコールである。会談の焦点は、具体的な金額に移った。金丸は、こう回答する。
「ご存知だろうが、韓国には、有償・無償合わせて5億ドルの経済協力資金を出した。これを基準にして、大蔵省は50億ドルというだろう」(前掲書97頁)
そして北朝鮮側が100億ドルを求めれば、妥協点は75億ドル。そこに“政治加算”で80億ドルと見積もられたという。この80億ドルが、当時のレートで日本円1兆円。この額が、やがて独り歩きを始める。
しかも、この謀議では更に暴走して“戦後補償”なるプラスαも登場。翌日発表した、悪名高い「3党共同宣言」にも盛り込まれる。煽てられた金丸が、金日成の言いなりで了承したと解説されるが、違う。
▼3党代表者会議の金丸・金日成・田辺(訪朝3日目)
金丸は、1兆円以上の見積もりを提示して上機嫌だったのだ。一方的にカネを払うだけで、笑顔満面になることはない。還流する裏金まで話が及んでいたと見るのが、自然だ。
妙香山謀議の核心は、そこにあった。
【金丸信の金庫番にも朝鮮カルトの影】
日朝国交正常化に続く巨額マネーの還流。 いったい金丸信は、どの程度の額を手にする自信があったのか…そして、自宅から見つかった金塊の束は、前金代わりだったのか、政界工作資金だったのか?
興味深いのは、児玉誉士夫と関係のあった朝鮮カルト=統一教会の親玉・文鮮明も、ほぼ同時期に動き出したことだ。金丸訪朝の約1年後、文鮮明は電撃的に北朝鮮入りし、金日成と会談する。
▼訪朝した文鮮明と金日成(91年11月)
この文鮮明は金丸信とも繋がっている人物だ。92年3月の特例入国で金丸信が法務省に圧力をかけたことは良く知られているが、金丸の金庫番だった秘書も、統一教会の関係者だった。
93年に、金丸と一緒に所得税法違反容疑で逮捕された生原正久だ。生原は青山学院大在学中、統一教会の学生組織「原理研」で指導的な立場だったことが確認されている。
果たして、金丸信・文鮮明の連続訪朝は、偶然の産物だったのか?
国家破綻に怯える金日成が巨額の援助金を渇望していたのは、確かだ。しかし、それを具体化させるには、別種の力学が働いていたようにも思える。
▼金日成と握手する金丸・田辺
短時間の金・金会談で“数値目標”の明示に辿り着いたのも奇妙だ。予備折衝があった可能性も高い。金丸の失権・物故…そして外交原則を無視した3党共同宣言が強く批判される中でも、1兆円という額は引き継がれる。
北朝鮮にとって「日朝国交正常化」とは、手付け金1兆円の獲得。そして日本の一部政治家にとっても、巨額マネー入手のチャンスなのだ。
【裏金500億円に引き寄せられる虫】
日韓正常化で動いた民間借款3億ドル含む総計8億ドル。その何割が、日本の政治家に還流したのか、示唆する資料はない。裏金処理である。韓国サイドにも残っていないだろう。
一方で、北朝鮮にプレゼントする1兆円のキックバックは、5%とも10%とも言われる。もちろん裏交渉の証拠は存在しないが、真しやかに囁かれているのだ。
10%は大袈裟に見えるが、5%であっても500億円だ。しかも国税が追及できない裏金である。ガラス張りの会計処理が迫られる政治家にとって、帳簿に載らないカネは、想像以上に魅力的だ。
この500億円とも見積もられる巨額の裏金が、北朝鮮利権の核心である。
▼北朝鮮利権政治家=山崎拓(FNN)
一部の識者は、レアメタルなどの採掘が北朝鮮利権であると説く。古賀誠が川砂利利権の獲得に乗り出したこともあった。確かに、そうした開発利権も付随的に発生するが、キックバックで得られる裏金とは比べ物にならない。
北朝鮮は、金日成時代から、正常化に伴う「餌」をブラさげている。一貫しているのは「正常化交渉の功労者」に、その闇利権を差し出すということだ。
果たして誰が「功労者」と認められるのか…金丸訪朝以降、「指名レース」が延々と続いているのである。
そのレースで、優位な位置に付けているのが、加藤紘一、山崎拓だ。米朝接近で圧力路線が弱まったと見るや、平壌に向け、なり振り構わぬ親北発言を繰り返している。
▼BS11の番組で親北演説する加藤紘一
未だに社民党には確信的な親北議員が多いが、機に乗じた援護発言は目立たない。発言しているのは、自民党の実力者だ。その理由も、北利権の還流システムを理解すれば、納得できるだろう。
強い批判の声を受けようとも、加藤や山崎は今後も公然と親北発言を繰り返す。連中にとっては正念場だ。「指名レース」から自ら撤退するような真似はしない。
裏金は余りにも巨額で、黒い政治生命を賭けるに値する魔力を持っている。
日朝国交正常化とは、裏金獲得の方便。それは、両国の国民には何ら利益をもたらさず、日本人の血税をアンダーグラウンドに流し込む裏取引なのだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります
↓



*******************
【Side Story】
前エントリで書き足らなかった児玉と勝共連合の関係も捕捉的に記しました。本旨とは別問題なのですが、なぜかその影が金丸信の秘書という形で、時代を越えて登場。奇妙な因縁に思えたのです。
一方で、日韓正常化での児玉誉士夫の暗躍は、日朝正常化におけるフィクサーの存在を示唆しています。政治家は、こうした裏取引の安全弁として、フィクサーを使います。
加藤や山崎の背後で蠢いている人物は誰なのか…
参考文献:
重村智計著『外交敗北』(平成18年・講談社)
野村旗守編『北朝鮮利権の真相』(平成15年・宝島社)
この記事へのコメント
北朝鮮による拉致を許し続けたのも朝鮮総連によって
買収された政治屋が警察に圧力を掛けたためだ。
野中はその政治屋の一人。
果たして来た役割は相当大きい筈だ。
そして現役のエロ拓・ゾンビ加藤。
地獄へ堕ちるが良い。
気持ちの上では「日韓国交正常化」のおりに朝鮮半島を代表して金を渡したから韓国に請求してくれ、といいたい気分です。
うなるようなエントリー内容ですね。素晴らしいです。
加藤・山崎のバックは特定アジアのODA利権にひときわ関心の高い長老でしょうね、恐らく。願わくばひとりでも多くの日本国民がこのエントリーを見て、次回総選挙で怪しい議員どもを落選させてほしいものです。
知れば知るほど怒りが爆発しそうです。
一般人には、裏がこのようになっていたとはおもいませんでした。
マスコミもほとんど報道しませんね。ヒント位で。
このことが北朝鮮利権の核心に迫る上で、重要な問題の一つであると考えます。
2002年9月17日の小泉訪朝で唐突に発表された日朝平壌宣言。この文中には実に奇妙な一文が存在します。
>>双方は、日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与および国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、この宣言の精神に合致するとの基本認識の下、国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。
この一文は誰がどう読んでも、北朝鮮とのビジネスを前提にしているとしか思えません。
だとすれば、その合意に至る過程で誰がどのような思惑で動いたのかを解明する必要があります。外務省の木っ端役人が独断専行したなどという次元の話ではないはずです。
国民には知る権利があります。なんとか良識あるジャーナリストに頑張っていただき、真のスクープをものにして欲しいと願っています。
>連中にとっては正念場だ。「指名レース」から自ら撤退するような真似はしない。
まさにその通りで、連中も“金丸の夢”の再現を目論んでいることは間違いない。しかし、夢が実現したかに見えた金丸も結局は自滅している。一方、お膳立てをした田辺は、将軍様から弊履の如くに捨てられた。
同じワルでも、金丸と現在の利権屋とでは器が違いすぎる。加藤や山拓がやっていることは、精々“ご注進”程度のことで、田辺の“実績”にすら及ばない。早晩、弊履の如くに捨てられるとは夢にも思っていないでしょうな。せっせと、ご注進に励むがよい。
と同時に売国野郎どもへの怒りが沸きあがります!
>双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与
これ青木直人氏が指摘していました。この文面では一兆円どころではなくもっと増える余地があらかじめ折り込まれていると。
日本は朝銀信用組合の処理に既に1兆3600億円と投入しています。気分的にはこれをもって経済協力終わり。
逆に数々の在日特権の排除、在日企業への課税適正化、各地区の総連事務所への課税、そしてパチンコへの新規課税で10兆円くらいは税の増収を図るべきです。
本当に頭に来ますね。
「さん」のつけ忘れです。
>暗黒イメージを庶民に植え付ける朝鮮由来の似非右翼。その派手な街宣活動と別に、水面下では南北の息詰まる情報戦が繰り広げられていた。
この辺の理解がいまいち不足気味です。お願いですが、お薦めの本などありましたらご紹介下さい。
先日「韓国系」の銀行が東京新銀行に援助を申し入れたと記事に有りましたが、6千億円の内部留保?返済した上で残した金額なのでしょうか?日本の銀行の返済はさせて、朝鮮系は献金じゃ堪りません、明らかにする方法はないのでしょうか?
加えてこの「田辺」てのは北朝鮮といい、中国の南京記念館と碌な事をしていませんが未だ生きているのですか?
村山といい碌でもないのが長生きします。
占領アメリカ軍は戦前右翼の撲滅しつつも共産主義に対抗する組織を育てる必要があった。それをに担ったのが朝鮮の勢力だった。
同じく・・・特定カルト団体も、労働者層が共産主義に取り込まれていく中で反共の役目を演じるペテンで勢力を拡大した。反共が(ヒタスラ勢力を拡大し権力にくい込む為の)方便でしかなかったのは現在を見れば明らかだ。手段を選ばず頑張った(信者がだよ)。そして、固執して手にいれたのが国土交通デージンのポストである。(これには明確な狙いがあった)
推測するに・・・原資を税金とする一兆円のプロジェクトに対して誰かが既に半端でない巨額の投資をしているのではないでしょうか?だいだい日チョー会談でも韓チョー会談でも将軍に面会するのは金が必要です。この間の爆破ショーにアメリカはいくら出したんでしたっけ。障壁がペテンで取り除かれ着々と受け皿が整う予定であったはずだが?計算が狂ってきた。
投資した大物もさすが焦っているのではないか。下部はモーレツなプレッシャーでしょう。山拓・加藤・その他大勢は引くに引けません。今度の国土交通省のポストも注目しましょう。
アメリカはテロ戦争なんかしないでカルトと戦えって----- 。私もそう思います。
アネモネさん これからも宜しくお願いします。
国土交通省といえば海外の国家プロジェクトを監督する官庁なのでしょうか? 利権のきな臭さを感じます。それと私的には姉歯、ヒューザーの耐震偽装を思い出します。北側国土交通大臣他、役者がみーんな同じ穴の狢でした。核心に迫るべくメデイアが今となってはこれまた同じ穴の狢であった事に気づかされ、とても異常な世の中になっているんだと痛感させられます。これはタブーなんでしょうか。それとも仕事をされている方は知っているけど言わないだけなのでしょうか。
朝銀(北朝鮮)への1兆3600億円、商銀(韓国系)への1兆6000億円をあわせて確かに3兆円になりますね。
邦銀への公的資金投入はほとんど返済されているのに、この3兆円の返済についてはなかなか情報が得られません。
まあ、返すつもりが無いのは想像できます。
大陸と半島は信用するな、関わるな、が明治以降に日本が高い授業料を払って学んだ結論ですね。
経世会を叩き潰したら、清和会が右派と左派に別れて清和会左派が経世会の利権を継承してしまったようです。「左派」と名づけましたが正統リベラリズムとは当然無縁。貪欲なだけ。欲を隠すために似非リベラリズムを吹聴しているだけです。
冷戦時代に韓国を同盟者として受容した保守派の一派、いわゆる韓国ロビー派。中共・北鮮には勇ましいのに韓国のことになると尻込みして「日韓草の根連帯」とかホザく連中、いまだにいますよね。彼らです。
彼らは時代の趨勢が反共から反特亜へとスライドする中、保守派内の獅子身中の虫と化してしまったといえるでしょう。
花うさぎ 2008/07/17 14:54
それと同時に、韓国からは北の分の補償金を「時価で」返して貰わないといけませんね。
『日本は北に直接援助する話になっているんで、預けておいた分は返してね』ってことで。
韓国終りょ(ry
shou 2008/07/17 22:59
まあ、何と言うか。これはまずいでしょう。
『ソウルの日本大使館前に集結した韓国デモ隊、「アキヒト日王」(天皇陛下)の写真を燃やして抗議』
http://img.news.yahoo.co.kr/picture/2008/15/20080716/2008071618375761415_183934_0.jpg
http://img.news.yahoo.co.kr/picture/2008/15/20080716/2008071618331252915_183632_0.jpg
テレビメディアは、今上天皇陛下の描かれたのぼりを、韓国人デモ隊が燃やす所を全国ネットで報道すべしです。
日本人も退くに退けないのですよ。此処でヘタレたら、尖閣諸島も北方領土も見透かされます。警察との小競り合いを映して、お茶を濁しているTBS、テレビ朝日等テレビメディアは、『怒り』の矛先が自分達の方に向かう気がしますよ。
ネット時代。隠蔽しようが無いのですよ。
天皇陛下、焼かれちゃったの?
だったら・・・日本のメディアに流れたらシャレになんないよ。
まぁーメディアは放送をしないと思うけどね、ネット時代だから関係ないかな?
あーあとうとうやっちゃったのね。
440 :雛見沢村☆支援機構@L5 ◆2ChOkEpIcI :2008/07/17(木) 20:40:00 ID:exbwf+s+ ?
>>433
マスメディアとネットの差が浮き彫りになるだけ。
今後一切テレビを信用しなくなる人口もまた増える。
『日本人を殺す』と言うネット上の書込みが、韓国等からも為されています。実際問題として、韓国人共等の獣の様な、怒り様を国民に周知徹底する必要がありませんか?今、韓国人は危ないぞ、と。
それが、『安全保障』の具体例だと思います。韓国人に燃やされている今上陛下の描かれたのぼりはそのまま、日本の腐れマスゴミの踏み絵の様です。
隠蔽するマスゴミや、獣の様な韓国人に対して、何らかの『意思表示』を示していく必要が、あると感じます。軋轢を避け大人の振りをしてやり過ごすと、負けになるのだと思います。
ところで、自民党議員100人以上が、統一教会が給与を負担する議員秘書を抱えていると、ネット上で見た記憶があります。
ソースも私の、まるでゴミ箱の様なネタフォルダに在った筈です。放り込んだ記憶あります。
それと、北朝鮮から金丸が受け取った無刻印の金塊の一部は間違い無く、腹心の小沢一郎の手に渡った筈です。それが『あの』マンションになったのではなかろうか?裁判で公益性が認められなかった旨の2chスレが立ちましたが、一行も読めず捉え損ないました。
スレッドが流れて行く速度が、速過ぎます。実感として、ネット空間の拡大膨張振りを感じます。
<「宮崎正弘の国際ニュース早読み」から転載>
とんでもない疫病でなければいいが
。。。。。。。。。。
五輪ヨット会場は大丈夫か? 藍藻騒ぎどころではなくなった青島
原因不明、ミステリアスな流感が大流行、1251名が死亡、16万人が罹患
***********************
青島大学付属病院、青島市立医院はパンク状態、街の小さな病院も患者で満員。
五輪直前、ヨット会場の青島は沖合に藍藻が発生して市職員では足りず大学生一万人を動員し、周辺の都市から小型ボートまで借りて、藻除去作業。50キロに亘ってフェンスを築く突貫工事。
ところが現場海域は14日ごろ、突如封鎖された。
五輪会場が変更になるのか、一切のアナウンスがない。
原因不明、ミステリアスな流感が大流行しており、青島周辺だけで既に1251名が死亡、16万人が罹患しているという。
AIDS、SARS騒ぎどころではない。
患者が急増したのは七月に入ってからで、寒気、嘔吐、呼吸困難、はては肝臓、腎臓不全、市内はパニックに陥った。
12日に青島市政府は衛生部門の責任者を集めて緊急対策会議を開催し、病名を「流行性脳脊髄膜炎」とした。この情報は関係者だけに機密とされ、対外情報公開をしないことも決められたという。
<転載終了>
日本政府は、この重篤な症状を催し、予後も知的障害が残る等脅威の感染症からの安全が、「日本や世界の基準に照らして」確認できない場合、国が国民の安全を守る為に、参加を辞退する声明を発するのが当然でしょう。
しかも、過去にシナ大陸では、この病気は大規模発生が記録されていないから免疫が無い、その上、症状からして、感染源は、最も症状や予後に悪影響のでる「肺炎球菌」である可能性が高いから、大流行の懼れがある。
未だ原因菌が確定していないようだが、もし、その菌が突然変異を起こし、更に感染力や致死率が高まっていたとしたら、SARSやAIDSの類と同じで、世界的な脅威に発展する可能性があります、感染を助長するオリンピック開催など、以ての外なんですがね。
福田さん、是でも五輪参加ですか?
>アネモネさん、皆さん
スレ違い、ゴメンナサイ。
>この情報は関係者だけに機密とされ、対外情報公開をしないことも決められたという。
いくらなんでも酷いなあ~。支那中共の異常さが分かる貴重な情報ですね。
自民党の安倍晋三前首相は17日夜、埼玉県戸田市内で講演し、同党の加藤紘一元幹事長がBS放送で拉致被害者5人について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」と発言したことを批判した。安倍氏は「加藤氏は大きな考え違いをしている。外務省の田中均アジア大洋州局長に当時、確かめたら、田中氏は『約束はしていない』と言っていた。『日本は約束を裏切った』と言うのは、まさに北朝鮮の主張そのものだ」と述べた。
産経ニュース
これに対する抗議・質問は普通の民間人はやれないのでしょうか?やれるとすれば情報公開を求めるのは「財務省」?「外務省」?「官邸」?どこなのでしょう???結果を知りたいので教えて下さい。
これは預金保険機構がやっているのですが、トータルの数字は発表していても、個別企業の名前が出てこないのですよ。
http://www.dic.go.jp/katsudou/katsudou5.html
何故、世界のルールに準じない中国共産主義国の、
第2国北調子こいてるに支援するか?、
ずばり自国に支援している創価公明が有るからです、
どちらも救いようの無い下です、民の事を考え無く自己の肥え太りだけを考える様はうり2つ、
まともな皆様にはそっと呟くだけで分かると思います、
内部から火が付いてどうしようも無い、
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-category-27.html
もう直ぐカルト創価も後衛オウムの様になる事を望みます、
中枢、内部にはかなりのカルト団体が寄生しています、こちらも要監視です、
かなり活発にうごめいているとの事です。
この記事も疑わしき関与です。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008071801000464.html
皆様頑張って、アネモネさんを10位以内に押し上げ、広めましょう。
イデオロギーを巧に利用し日本民族を羊の群れに見たたて番犬のように操る勢力が暗躍し勢力を伸ばしたという事です。
反日左翼と在日朝鮮人の関係
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212857472?fr=rcmd_chie_detail
これから日本人のすべきことは・・・・
システマチックな社会?高度な社会?の驕りは捨て去らなければならないでしょう。明らかに日本は変質の危機にある。システムに追従するだけでは世の中はよくなりません。一番の問題は皆が問題を発見し解決(戦う)する能力をなくしてしまった事だ!
事なかれ主義と追従ではなにも解決できない。
その姿勢こそがカルトを肥大させてしまったのだ。だから自ら頭をフル回転させましょう。
日本人に羊は似合わない!
、現実を直視される事を望みます、
日本国内で癌集の増大は海外族による者です、特に、
カルト癌族、他、国内に寄生し治安の悪を招く者はどうぞ遠慮なさらず帰国してください、
日本人になれる方は大歓迎です、科学の進歩は使う側の問題で理解出来ない他国、特に隣国、
、ちゅう、かん、きた、モラルの欠片も無く見えます、
差別、人種的にでは有りません、現実が有るからです、
この世紀に相応しくない哀れな者、過去に引きずられる事無く。
http://www.tibethouse.jp/
争いは無駄です、頭をフル回転、そのエネルギーを別な物に役立てる事を願います、
能力を無くした事では有りません、進歩した事です、
日本人はとても優秀な民と以前は・・、成りません進歩しているからです。
皆様の書き込みを読まずに書き込みします。
単なる妄想でしょうけど、下等やエロ拓の裏のフィクサーは一瞬田中均かと思ったのですが、在日児玉の事を思い出し、日本人ではないでしょうと思います。
多分在日朝鮮人、我々が名も知らない大物北朝鮮フィクサーでしょうか。
アネモネファンの皆様には特定アジアに対する「怒り」に近い感情を共有しているのではないかと思います。
日本には一般の人が知ったら仰天するような酷い差別が存在します。在日に対する数々の優遇・在日特権をはじめ、半島系企業の課税の優遇、パチンコ産業の脱税に常態化とうとう、きりがありません。
サラ金は貸金業の規制でグレーゾーン金利の廃止、年収の30%までという総量規制が実施され、かなりのダメージを与えることが出来ましたが、次はパチンコへの新規課税を是非ともすすめ、産業自体を追い込みたいところです。
パチンコ産業はピークで30兆円、いまでも27t兆円という巨大産業ですから、タバコを千円にする位ならパチンコに100%の課税をすべきです。
事実上倍の値上げと同じですから、市場が半分になったと仮定しても13.5兆円、その半分6.5兆円の税収につながります。
北に1兆円の経済協力をするならそれ以上の税収を在日特権の是正とパチンコ課税ではかる。このくらいしないと気が済みません。
私はあなたがハンドルネームに反して平和を望むパーソナリティであることを知っています。
その他の固定コメント者様と同じく尊敬に値する方です。
>日本人はとても優秀な民と以前は・・、成りません進歩しているからです(まったくです)
>争いで物事は解決出来ないと言う事が分からないのですかね・・(切磋琢磨とでも表現しますか?)
NO1最終核兵器人様の意見は基本であり尊重されるべきです。
私がコメントは例えば組織に属する人が組織のおよそ必要悪等のマヤカシで不合理を看過するべきではない。との趣旨です。
解かり易く例えれば談合などがそのいい例です。
カルト教団しかり外務省しかり行政しかり企業しかり報道機関しかりです。
内部に問題を抱えていることに目を伏せている人、あるいは問題を認識できるにも関わらず問題の存在を認めようとしない人に喚起を促したいのです。(もちろん非暴力は基本です。合法的であることは当たり前です。)
もっと自分自身を高く評価すべきなのです。
誇りをもつべきなのです。
短期的な視点で保身をはかるのか?それとも今は身を削っても将来を優先させるのか?
日本は日本国籍を有する日本を慈しみ愛する人の手で進路を決めなければならない。そしてその進路は世界にいい影響を与えるものであってほしい。決して日本を引きずり落とす勢力に利用されてはならないのです。
えらそーに!との私のハンドルネームは私こそ、そんな偉そうな事が言えたギリか??自重的、奥ゆかしさ(笑)、遠慮みたいなものでしょうか?だから私は自分にハッパをかけるのです。
・・・だから・・・・だめなんだと!
どうかご理解願いたいです。
憂国者 2008/07/19 07:08
こらっ、憂国者w。ちゃんと嫁w。
凄っい参考になりまっせ。
ちょっと、所要で出掛けます。
本日、池袋で行われた<シナ人の池袋自治区・東京中華街建設をぶっ壊せ!>--凶悪シナ人の魔手から日本(池袋)を守るぞ--の街宣に参加してきました。
場所はなんと池袋西口の交番前!。ここに日の丸を掲げた50人前後が「シナ人の池袋乗っ取り東京中華街構想」を90分にわたり糾弾しました。
で、締めのシュプレヒコールが多数の警備の警察官を前にしての「支那人への発砲を我々は支持するぞ!」を三回も…(^^;。
さすがに初めての経験でした。しかし大声を上げるというのは気持ちがよいですね。
いつもテ〃リ嬢に金払ってたのがバカみてぇ。。
だってヤる度に金くれんだもんヽ(´ー`)ノ
ぶっちゃけ風俗は卒業ッス(´ー`)y─┛~~
http://darani9pi.net/raku/cmuuXVAE
何時も、沢山の情報ありがとうございます。パソコンを持っている知人達に、アネモネ様のブログを紹介しています。これからの日本の為に何らかの形で頑張ろうと思っています。
古田様
田辺誠は元気で生きているようです。
私の隣の前橋市に住んでいます。知人がこの近くすんでいるので、先日、田辺誠の家の前を車で走りました。
心の中で、売国奴、売国奴と叫んでしまいました。
福田康夫も売国奴です。私は群馬県民として恥ずかしいです。
多くの政治家や暴力団、大企業と関係を持っていたとされており、株買い占めや会社乗っ取りなど大型経済事件が起こるたびに背後にその存在が取り沙汰されてきた。許永中と野中広務はお互いに「兄弟」と呼び合う程親密な関係であった。これらの関係を結ぶことで「闇世界のフィクサー」「地下金脈の大物」と呼ばれた。「百万なら人は断るが、一千万なら受け取ってしまう」という、つまり相手の予想を超える金額を示し人を動かす手法で暗躍した。一説には、10億円をその場で差し出し迫ったこともあると言われた。 久間章生は日本の戦後最大規模の経済不正経理事件・イトマン事件で逮捕された許永中との親密な関係が知られており、関連企業の大阪国際フェリーの社長を久間章生は1986年までつとめていた。大阪国際フェリーは大阪と釜山を結び、朝鮮半島への資金運搬船として運航していた。政治家としての事務所を大阪国際フェリーの事務所内に置いていた時期もあった。
youtubeでも話題になっています。
http://www.youtube.com/watch?v=isNiMhNMHU8
以前は、生きた子豚の四肢を引き千切って殺すパフォーマンスやってましたし、その前は犬の頭をいっぱい道路に並べてた。
おまけに、天皇陛下の描かれたのぼりを燃やすし・・・。
http://img.news.yahoo.co.kr/picture/2008/15/20080716/2008071618375761415_183934_0.jpg
http://img.news.yahoo.co.kr/picture/2008/15/20080716/2008071618331252915_183632_0.jpg
こんな狂人の同類が、日本国内に何十万人と棲息していて、日本人の姓名を名乗りながらテレビに出演して、新聞を書いている訳です。
おまけに、小沢民主党は、参政権をくれてやろうとしている訳ですよね。
何処から潰す?
朝鮮半島への資金運搬船 2008/07/19 22:15
『あの』Q魔が?orz
しかし、問題は此れからだと思う。私を含めて、韓国人にシンパシーを感じていたり、騙されていたり協力していたりした日本人は、多く存在するであろうとは思います。重要なのは、過去じゃないです。未来です。
間違い無く言えるのは、朝鮮人朝鮮民族は日本人の未来にとって、脅威です。思想面経済面でまるでシロアリの様に、蝕まれている感があります。世界史に痕跡を残さずに、始末する。
昨今の通り魔事件などを見ますと、日本人そのものが朝鮮人化していないか?と恐怖感を覚えたりもします。が、『竹島領有を中学生に教える』事で、日本を取り巻く閉塞感突破の先鞭をつけた文化省GJ!だと思います。
そこが日本人らしいと言えば、言えそうです。此処を旨く生き延びられたら、外務省は解体ですね。陛下の写真(お姿)を燃やされて尚、ダンマリとは何事ぞ。いずれ、真珠湾の失態の責任を取らせたいです。
預金保険機構ですね、聞いてみます。
田辺氏生きていましたか!こんなのが年金でのうのうと生きている、堪りませんね。
ホントに陛下の写真を焼かれてもだんまりを続ける外務省酷過ぎます、亡国省とでも呼びたいものです。
驚愕スクープ!第1弾
麻原側近幹部Xが初めて告白
消えた「オウム金塊と現金7億円」これが全真相だ
http://www.asyura2.com/sora/bd5/msg/462.html [ソースチェック]
週刊ポスト3/3号
麻原側近幹部Xが初告白!第2弾
麻原が村井に命じた徳川・武田埋蔵金発掘マル秘計画
http://www.asyura.com/sora/bd5/msg/524.html [ソースチェック]
オウム真理教の無刻印金塊と金丸信
http://oriharu.net/gabana_n/kin/kin-oumu.htm [ソースチェック]
強制捜査で教団の金庫から七億円の現金と共に十キロの金塊が見つかっている。その金塊は無刻印で金丸信事件と同質と思われている。出所は北朝鮮ではないかとの報道も流れた。実行部隊のトップ早川「建設大臣」は93年から頻繁に北朝鮮を訪れていた。
「北朝鮮の中央銀行はロンドンのゴールドマーケットに認められた刻印をもっている。可能性はないかと言われれば分からないが、無刻印のままでは流通性がなくなる。いずれにせよ正規の流通ルート以外から手に入れたものだろう」(田中貴金属工業)
「北朝鮮からと言うのは材料不足。話としては面白いが短絡的だ。しかし、市場流通性がない無刻印金塊を所持していたのが、ともに山梨に関係する金丸、オウムだったという点には、何らかの意味が有ろう。
山梨、とくに甲府は宝飾産業のメッカなので、工業用として入ってきた可能性もある」(アジア国際通信、神保隆見氏)
オウムは無刻印金塊を何処から手に入れ、何に使おうとしていたのか。
【参考『月刊現代・1995年七月号』88頁「オウム事件13の謎」より抜粋】