CX日の丸事件の摩擦音…ヤマ場迫る反韓流抗議
抗議に訪れた側が手持ちの日の丸に取り換える異例の事態。舞台裏でCX側がウヤムヤの幕引きを狙っていたことも新映像で判った。激烈化する反韓流抗議の波。最初のヤマ場は早くも目前に迫っている。
「見て下さい。何の理由もなく日の丸がボロボロになっています。これがフジテレビです」
CX社屋前の街宣で水島社長は、そう訴えた。9月19日に行われた抗議デモの参加者が目の当たりにしたのは、端が擦り切れた日の丸。波紋が広がるのも当然だった。
問題の日の丸は、オフィスタワー前のポールに掲げられていた。年季が入った古い日の丸は実に美しいものだが、これは全く違った。うっすらと汚れているのではなく、誰が見てもボロボロの傷物なのだ。
デモを主催した「頑張れ日本」は、痛んだ日の丸に取り替えるようCX側に申し入れ、善処するとの回答を得た。真新しい日の丸も提供し、これで一件落着となるはずだった…
ところが20分以上が経過しても一向に交換する気配がない。次第に怪しくなる雲行き。状況を静観していた抗議デモ参加者も違和感を覚え、強い抗議の声を出し始める。
周囲が騒然とする中、CXの担当者に招かれる形で水島社長と田母神閣下、小坂英二荒川区議の3人が社屋内に入った。その時のやり取りが20日にチャンネル桜で公開された。
▼社屋内で交渉する水島社長ら(桜動画より)
「今日は降ろすだけで何とかなりませんか」
対応したのは総務局の幹部社員だった。一連の抗議活動に対し、前面に出ているのが総務局だ。警備陣を管轄する部署でもある。この回答について水島社長は、こう突っぱねた。
「なりません。降ろすのも大事だが、その後、5分でも良いから新しいものを揚げること。それでフジテレビの誠意を見せてやって下さい」
■該当部分は43分から
CX側は日没前の定刻に降ろす意向であることが判明。これが延々と時間を引き延ばしていた理由だった。納得できる対応ではない。「頑張れ日本」側は、やむなく実力行使を選択した。波乱の始まりだ。
【手持ちの秘密道具で掲揚に成功】
国旗の取り扱いに関しては外交上の国際ルールも存在する。プロトコールと呼ばれるものだ。外務省のHPでは、取り扱い禁止事項の筆頭に、こう掲げられている。
「破損、汚れた国旗の掲揚」
参照:外務省HP「プロトコールの基本」
▼CX掲揚の日の丸(撮影:山本へるみ前区議)
国際儀礼どころか、世界の常識だ。破損した国旗は、その国を侮辱すると同義である。擦り切れた日の丸を平然と掲揚していたCX側には、国旗に対する基本認識も配慮もまったくなかった。
日没待ちというCX側の戦術が判明したことで「頑張れ日本」の有志が、掲揚ポールからの日の丸撤去を決意。自ら引き摺り降ろす強硬策に打って出た。
美品があるにも関わらず掲げられたボロボロの日の丸など、我が国を侮辱する以外の何物でもない。まるで、お台場の一角が硫黄島の摺鉢山と化したかのようでもあった。
自力での降納・掲揚には支障もあった。ロープを上下するには、専用レンチが必要なのだ。素手で回すのも限界がある。しかし、有志は幟の設置などに使うスパナを持ち寄り、掲揚に成功した。
新たに掲げられた真新しい日の丸はCXの備品ではなく、「頑張れ日本」サイドが寄贈したものだった。一企業の掲げた国旗が抗議団体の手で交換されるという類例のない“事件”だ。
降納・掲揚の過程では、警備陣の一部がスパナを強引に奪い取るなど激しく抵抗したが、もちろん非は破損した日の丸を使用していた側にある。
【民間防衛を志していた警備会社】
破損した日の丸にCXの上層部が気付いていたか否か不明だ。祝日は原則的に役員クラスは出勤しないが、もし知っていて放置していたならば、抗議デモへの挑発以外の意図が見当たらない。
現時点で確実なのは、国旗掲揚に携わる警備陣が、痛んだ日の丸に関して何の問題意識も持っていなかったことである。現場担当者が無知でも警備トップの責任は免れない。始末書レベルを上回る大失態だ。
警備会社によっては毎朝、社旗・国旗の掲揚にあわせて整列・点呼を行って業務を開始するところもある。軍隊形式の朝礼だ。その際、傷ついた旗を見逃すことなど許されない。
特に、CXの全警備を担当するのはアルソックだ。前身の綜合警備保障は、東京五輪を機に、民間防衛の必要性を訴えて誕生。創設には帝国陸軍の梅沢治雄中佐(陸士44期)が深く関わっている。
国旗の初歩的な取り扱いも出来ないようでは、創設時の「民間防衛の提唱」など笑い種だ。そして、一連のハプニングの最中には、一部の警備員が粗暴な行為に及んで混乱を加速させる要因も作った。
有志による日の丸掲揚の阻止を目論むアルソックの警備員。それを東京湾岸署の警察官がブロックする光景も見られた。民間企業の敷地内で雇われた警備員が制止命令を受けるという異常事態の発生である。
非常にシンボリックで重要なシーンだ。警察当局が認めた日の丸の交換。これによってCX側が「頑張れ日本」に対して公式にクレームを入れることは難しくなった。
不測の事態を防止する警備陣が、現場に無用な混乱を引き起こしてしまった…単に総務局の問題では収まらない。CXにとっては最悪とも言える展開だ。上層部がより深刻に受け止めることは必至の情勢だ。
【CXの“正式回答”は春の改編】
日の丸をめぐるハプニングに先立って、今回も「頑張れ日本」は抗議文をCX側に渡した。果たして次にどのような回答を寄せるのか注目が集まる。
8月21日の大規模抗議の際にも抗議文が提出されたが、その回答はゼロではなくマイナスだった。質問への答えないばかりか、抗議デモに関して抗議する言葉が記されていたのである。
CXが寄せた回答の文責・署名は、総務局長だった。21日の抗議デモも所轄の許可を受けた正式なものだ。それに対し、総務局レベルの判断で挑発的な言葉を挟んだ回答を寄せることは有り得ない。
恐らく一括して対応しているのはCXの役員クラスだ。一連の抗議活動は確実に上層部を直撃。決して動きが表沙汰になることも噂が漏れることもないが、激しい動揺をもたらし続けていると想像できる。
民放局が最も恐れることはスポンサーの撤退だ。今回は批判の矛先が花王にも向けられる事態に発展。9月16日の花王抗議デモは平日に関わらず、1000人以上が参加した。
これも前代未聞。アキレス腱をざっくり突かれた格好である。民放の編成を支配するのは電通など広告代理店だが、スポンサーは更にその上位にいるヒエラルキーの頂点だ。
花王への抗議も直ぐに効果はない。デモ参加者も全消費者と比べれば極少数だ。だが、スポンサーにとって広告を出すことで少しでもデメリットが発生するなど本来あってはならない。
直接抗議に加え、ネット上の不買アクションが継続すれば、花王は対処せざる得なくなる。それは電通の豪腕をもってしてもコントロール不可能。3者協議もない。花王の自主的な判断が全てだ。
果たして今後も花王など大物スポンサーが朝鮮ドラマのパトロンを続けるのか…水面下の動きは、CXの新たな番組編成からしか判断できないが、その答えが出るのは来春の期首改編だ。
1月に大規模改編が行われることはない。あるとすれば、4月改編。そして春の改編が局内で固まるのは年末だ。雌雄を決する時期は意外に近い。12月中旬頃までが抗議活動の最初のヤマ場となる。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります
↓

***************
【side story】
☆1週間以上もご無沙汰してしまいました…小休止している間、ご存知、花うさぎさんが、政治ブログランキングに登録されました。
同ランキングは、中途半端な反日ブログが上位をうろついていたりします。憂国系ブログの筆頭格にして、独自取材も豊富な『花うさぎの「世界は腹黒い」2』をクリック支援しましょう!
http://hanausagi2.iza.ne.jp/blog/
☆今エントリは、「頑張れ日本」関連の撮影取材を続けられている真さんと、街宣でも大迫力の山本へるみ前港区議の動画をメーンに掲載、一部をキャプさせて頂きました。
「見て下さい。何の理由もなく日の丸がボロボロになっています。これがフジテレビです」
CX社屋前の街宣で水島社長は、そう訴えた。9月19日に行われた抗議デモの参加者が目の当たりにしたのは、端が擦り切れた日の丸。波紋が広がるのも当然だった。
問題の日の丸は、オフィスタワー前のポールに掲げられていた。年季が入った古い日の丸は実に美しいものだが、これは全く違った。うっすらと汚れているのではなく、誰が見てもボロボロの傷物なのだ。
デモを主催した「頑張れ日本」は、痛んだ日の丸に取り替えるようCX側に申し入れ、善処するとの回答を得た。真新しい日の丸も提供し、これで一件落着となるはずだった…
ところが20分以上が経過しても一向に交換する気配がない。次第に怪しくなる雲行き。状況を静観していた抗議デモ参加者も違和感を覚え、強い抗議の声を出し始める。
周囲が騒然とする中、CXの担当者に招かれる形で水島社長と田母神閣下、小坂英二荒川区議の3人が社屋内に入った。その時のやり取りが20日にチャンネル桜で公開された。
▼社屋内で交渉する水島社長ら(桜動画より)
「今日は降ろすだけで何とかなりませんか」
対応したのは総務局の幹部社員だった。一連の抗議活動に対し、前面に出ているのが総務局だ。警備陣を管轄する部署でもある。この回答について水島社長は、こう突っぱねた。
「なりません。降ろすのも大事だが、その後、5分でも良いから新しいものを揚げること。それでフジテレビの誠意を見せてやって下さい」
■該当部分は43分から
CX側は日没前の定刻に降ろす意向であることが判明。これが延々と時間を引き延ばしていた理由だった。納得できる対応ではない。「頑張れ日本」側は、やむなく実力行使を選択した。波乱の始まりだ。
【手持ちの秘密道具で掲揚に成功】
国旗の取り扱いに関しては外交上の国際ルールも存在する。プロトコールと呼ばれるものだ。外務省のHPでは、取り扱い禁止事項の筆頭に、こう掲げられている。
「破損、汚れた国旗の掲揚」
参照:外務省HP「プロトコールの基本」
▼CX掲揚の日の丸(撮影:山本へるみ前区議)
国際儀礼どころか、世界の常識だ。破損した国旗は、その国を侮辱すると同義である。擦り切れた日の丸を平然と掲揚していたCX側には、国旗に対する基本認識も配慮もまったくなかった。
日没待ちというCX側の戦術が判明したことで「頑張れ日本」の有志が、掲揚ポールからの日の丸撤去を決意。自ら引き摺り降ろす強硬策に打って出た。
美品があるにも関わらず掲げられたボロボロの日の丸など、我が国を侮辱する以外の何物でもない。まるで、お台場の一角が硫黄島の摺鉢山と化したかのようでもあった。
自力での降納・掲揚には支障もあった。ロープを上下するには、専用レンチが必要なのだ。素手で回すのも限界がある。しかし、有志は幟の設置などに使うスパナを持ち寄り、掲揚に成功した。
新たに掲げられた真新しい日の丸はCXの備品ではなく、「頑張れ日本」サイドが寄贈したものだった。一企業の掲げた国旗が抗議団体の手で交換されるという類例のない“事件”だ。
降納・掲揚の過程では、警備陣の一部がスパナを強引に奪い取るなど激しく抵抗したが、もちろん非は破損した日の丸を使用していた側にある。
【民間防衛を志していた警備会社】
破損した日の丸にCXの上層部が気付いていたか否か不明だ。祝日は原則的に役員クラスは出勤しないが、もし知っていて放置していたならば、抗議デモへの挑発以外の意図が見当たらない。
現時点で確実なのは、国旗掲揚に携わる警備陣が、痛んだ日の丸に関して何の問題意識も持っていなかったことである。現場担当者が無知でも警備トップの責任は免れない。始末書レベルを上回る大失態だ。
警備会社によっては毎朝、社旗・国旗の掲揚にあわせて整列・点呼を行って業務を開始するところもある。軍隊形式の朝礼だ。その際、傷ついた旗を見逃すことなど許されない。
特に、CXの全警備を担当するのはアルソックだ。前身の綜合警備保障は、東京五輪を機に、民間防衛の必要性を訴えて誕生。創設には帝国陸軍の梅沢治雄中佐(陸士44期)が深く関わっている。
国旗の初歩的な取り扱いも出来ないようでは、創設時の「民間防衛の提唱」など笑い種だ。そして、一連のハプニングの最中には、一部の警備員が粗暴な行為に及んで混乱を加速させる要因も作った。
有志による日の丸掲揚の阻止を目論むアルソックの警備員。それを東京湾岸署の警察官がブロックする光景も見られた。民間企業の敷地内で雇われた警備員が制止命令を受けるという異常事態の発生である。
非常にシンボリックで重要なシーンだ。警察当局が認めた日の丸の交換。これによってCX側が「頑張れ日本」に対して公式にクレームを入れることは難しくなった。
不測の事態を防止する警備陣が、現場に無用な混乱を引き起こしてしまった…単に総務局の問題では収まらない。CXにとっては最悪とも言える展開だ。上層部がより深刻に受け止めることは必至の情勢だ。
【CXの“正式回答”は春の改編】
日の丸をめぐるハプニングに先立って、今回も「頑張れ日本」は抗議文をCX側に渡した。果たして次にどのような回答を寄せるのか注目が集まる。
8月21日の大規模抗議の際にも抗議文が提出されたが、その回答はゼロではなくマイナスだった。質問への答えないばかりか、抗議デモに関して抗議する言葉が記されていたのである。
CXが寄せた回答の文責・署名は、総務局長だった。21日の抗議デモも所轄の許可を受けた正式なものだ。それに対し、総務局レベルの判断で挑発的な言葉を挟んだ回答を寄せることは有り得ない。
恐らく一括して対応しているのはCXの役員クラスだ。一連の抗議活動は確実に上層部を直撃。決して動きが表沙汰になることも噂が漏れることもないが、激しい動揺をもたらし続けていると想像できる。
民放局が最も恐れることはスポンサーの撤退だ。今回は批判の矛先が花王にも向けられる事態に発展。9月16日の花王抗議デモは平日に関わらず、1000人以上が参加した。
これも前代未聞。アキレス腱をざっくり突かれた格好である。民放の編成を支配するのは電通など広告代理店だが、スポンサーは更にその上位にいるヒエラルキーの頂点だ。
花王への抗議も直ぐに効果はない。デモ参加者も全消費者と比べれば極少数だ。だが、スポンサーにとって広告を出すことで少しでもデメリットが発生するなど本来あってはならない。
直接抗議に加え、ネット上の不買アクションが継続すれば、花王は対処せざる得なくなる。それは電通の豪腕をもってしてもコントロール不可能。3者協議もない。花王の自主的な判断が全てだ。
果たして今後も花王など大物スポンサーが朝鮮ドラマのパトロンを続けるのか…水面下の動きは、CXの新たな番組編成からしか判断できないが、その答えが出るのは来春の期首改編だ。
1月に大規模改編が行われることはない。あるとすれば、4月改編。そして春の改編が局内で固まるのは年末だ。雌雄を決する時期は意外に近い。12月中旬頃までが抗議活動の最初のヤマ場となる。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります
↓

***************
【side story】
☆1週間以上もご無沙汰してしまいました…小休止している間、ご存知、花うさぎさんが、政治ブログランキングに登録されました。
同ランキングは、中途半端な反日ブログが上位をうろついていたりします。憂国系ブログの筆頭格にして、独自取材も豊富な『花うさぎの「世界は腹黒い」2』をクリック支援しましょう!
http://hanausagi2.iza.ne.jp/blog/
☆今エントリは、「頑張れ日本」関連の撮影取材を続けられている真さんと、街宣でも大迫力の山本へるみ前港区議の動画をメーンに掲載、一部をキャプさせて頂きました。
この記事へのコメント
この日の丸を見て怒らない日本人はないと思います。あれば日本人ではない。
さすがです。こういう掘り下げは独壇場ですね。
ご紹介感謝です。「女性に、もっと多くの人に知ってもらうようランキングに登録しなさい」と背中を押されたのです(^^;。
ステレスというかダイレクトですが。あるある大事典が冬の乾燥にはセラミドが良いと放送し、(その時放送したかは記憶にないですが)その時期の花王は「キュレル」、セラミド配合とCMを流す。あるある大事典で肩こりや目の疲れを解消するには目を温めた方が良いと番組を作り、(その時CMを流したかは記憶には無いが)「目もとあったかシート」という関連商品のCMを流す。
花王に関係のある、あるある大事典の放送内容は事前にドラッグストアに流れており、放送に合わせて商品を大量陳列してました。当時から花王とフジテレビはズブズブの関係なんです。