「ナヌムの家」は監禁小屋…“慰安婦協議”に不吉な影
歴史の真実を包み隠す為の防壁…それが「ナヌムの家」の設計図だ。“慰安婦協議”に向け始動した外務省は早くも反日団体に振り回された。捏造糾弾の絶好チャンスに不吉な影が忍び寄る。
「なぜ虚偽の話が伝えられたのか、事実関係を確認している」
外務省幹部は3月28日午後、そう不快感を示した。省庁としては速い対応だが、わずが半日の間に捏造情報は日本・南鮮のメディアを駆け巡り、一気に広がっていた。
捏造の発端は、3月17日に遡る。外務省地域政策課の山本恭司課長ら5人がソウル市内で“慰安婦関係者”と接触した。現れたのは、自称軍団を囲い込む「ナヌムの家」所長の安信権(アン・シングォン)だ。
▼右端の男が安信権1月(聯合)
この席で安信権は、日本側に安倍昭恵夫人のナヌムの家訪問を提案。山本課長らは「本国に伝える」と回答したと報道された。それは外交マナー上、日本政府内での「訪問の検討」を意味する。
これが全くの嘘だった。外務省側は「事実無根」と完全否定する。ソウルで接触した際、提案を受けた事実すらなかった。安信権が嘘を吐いていたのである。
▼手厚く報じたTBSニュース3月28日
安信権の虚偽説明は、まず南鮮メディアで伝えられた。それを受ける形で、共同通信やJNNが拡散する。毎度の犯行パターンだが、問題は日本側のメディアが、外務省への確認取材を怠ったことだ。
産経新聞だけが、外務省に事実関係を照会した結果、虚偽の話だと判ったのである。密室でのやり取りは、双方を取材するのが基本だ。共同通信などは、恐らく意図的に、その確認作業を放棄していた。
▼捏造派に包囲された外務省2011年12月
ナヌムの家は反日宣伝の牙城だ。所長の安信権は性奴隷のデマを垂れ流す確信犯で、正に職業的詐欺師。今回の嘘発言だけでも、自称慰安婦の管理組織が、いかに腹黒いか簡単に説明できるだろう。
【「ナヌムの家」仕切る宗教団体】
ナヌムの家は1992年秋、ソウル市内に設置された。朝日新聞の植村捏造記事で発火してから、約1年後。この異様なスピード開設には理由があった。
▼ナヌムの家で寛ぐ自称慰安婦(2004年)
初代ナヌムの家は、宗教団体の敷地内に建てられたのである。資金面で支えるのは、仏教系の曹渓宗(そうけいしゅう)。新興カルトではなく、南鮮で最大規模を誇る仏教のオリジナル宗派だ。
歴代幹部は、この曹渓宗の上部組織から派遣されてきた。現在、代表理事として君臨する宋月珠(ソン・ウォルジュ)も前職は、曹渓宗本部の総務院長だった。
▼新施設祝う宋月珠:中央(2009年)
宗教団体がバックにいたことから、設置当初、ナヌムの家は余り報道されず、発言力も低かった。注目されるようになったのは、広州市に移転し、反日記念館を併設した1998年以降である。
巨大宗教が資金を注いだだけに、記念館は無駄に広く、6ホールの展示室に屋外公演施設まで備える。展示内容は、証言を元に再現した慰安所内部セットなどで、その余りのデタラメこそ筆舌に尽くし難い。
▼併設される捏造歴史館(file)
度の超えた反日展示物を南鮮政府が高く評価し、2000年には社会福祉法人として認可される。国庫からの財政支援は1ヵ月あたりの数百万円に上るという。反日はビジネスになるのだ。
そんな金満ウハウハのナヌムの家に激震が走ったのは、2001年2月のことだった。当時の所長で曹渓宗幹部の慧眞(ヘジン)による女性スタッフ強姦事件が発覚したのである。
「所長という地位を利用して、97年2月から98年5月まで月に2~3回ずつ性関係を強要してきた」
▼ナヌム邪淫所長の著作物
被害女性の告発で、慧眞は所長を退任し、僧籍も失った。しかし、会見では「強要していない」と開き直り、双方合意の上だったと説教。告発女性を中傷する典型的なセカンド・レイプだ。
「女性の人権を守る聖地」と宣伝するナヌムの家で繰り返された連続性暴行事件。支援者・関係者の動揺は大きく、自慢の反日記念館も一時閉鎖に追い込まれた。
【証言の検証阻む隔離施設】
暗黒の内部を物語る連続レイプ事件の発覚。ナヌムの家側が頬被りで沈静化を待つ中、強力な援軍が日本から現れた
。有権者に鉄槌を下された反日魔女・岡崎トミ子だ。
トミ子が、初めてナヌムの家を“公式訪問”したのは、邪淫所長による女性スタッフ陵辱の衝撃醒めやらぬ2002年9月。この時、熱烈歓迎に逆上せたトミ子は、ある約束を自称慰安婦と交わす。
▼国旗毀損事件の岡崎トミ子2003年
それが、余りにも有名なソウル日本大使館前での反日デモ参加だった。翌2003年2月のことである。この再入国でもトミ子は、社民党の田嶋陽子と共に真っ先にナヌムの家を訪れていた。
存亡の危機に瀕したナヌムの家復活で我が国の政治家が果たした役割は大きい。売国議員に加え、元法相の杉浦正健が訪問して反日メディアが興奮するケースもあった。カルトの広告塔に近い役回りだ。
▼ナヌムの家訪問した杉浦元法相(聯合)
一様にメディアはナヌムの家を支援施設・共同生活施設と紹介する。曹渓宗の管理は完全隠蔽。あたかも人道団体かのように伝えるが、実態は自称慰安婦の隔離施設だ。悪く言えば監禁小屋である。
「証言を疑うような発言に私たちはお答えできません」
昨年5月の会見ドタキャン騒ぎで、自称慰安婦を管理する方清子(パン・チョンジャ)は、そう言い切った。これは特別な対応ではなく、捏造派すべてに通じるものだった。
▼ナヌムの家警護する破戒僧ら
自称慰安婦の最大の弱点は、質問を浴びることだ。史実に関わる事実関係を尋ねられた瞬間、ボロが出てしまう。それを阻む為に誂えた防壁が「ナヌムの家」なのである。
批判的なジャーナリストや実証的な歴史家が、ナヌムの家を訪れ、自由に質問した事例は、過去に一度もなかった。完全な外部遮断。家の外で、接触する機会もない。
▼ナヌムの家の5m級腐れ巨人像
実体験をした本物であれば、自由な質問も大歓迎だが、創作ホラーの語り部には無理な注文。ここで暮らす自称女は、海外巡業が多い反面、気ままに散歩に出ることも許されず、一生を終える。
【日本政府お抱えの洋公主】
反日指向の強い宗教団体が経営するナヌムの家。日本政府も村山詐欺基金への対応から、厄介な相手であることを知っていたはずだ。連中は挺対協と同じく、国家による補償と謝罪を強要している。
ナヌムの家所長・安信権と対面には、山本課長のほか在ソウル大使館参事官ら4人も加わっていた。課長クラスが出向いたことがポイントだ。調整にしては異例の規模で、布陣はミッションに近い。
▼海外巡業中の安信権2013年(聯合)
一部南鮮紙によると、この外務省ミッションは、ナヌムの家がマネジメントする自称慰安婦との対面を求めていたという。そうであれば市内のホテルを会合場所としてブッキングした理由も頷ける。
昨年9月に自称慰安婦は、日本政府関係者との会談を要請していた。今回の接触は、それを受けた措置と考えられるのだ。しかし当日、安信権は現れたが、自称女の姿はなかった。嵌められたのではないか?
▼大使館前の週一公演に参加中
ナヌムの家は、挺対協と共に“水曜デモ”を開催する運営母体だ。所属の慰安婦役はローテーションで毎週ゲスト出演し、日本大使館前で吠えたり叫んだり、寝ていたりする。
毎週「大使館職員出てこい」と粘着する一方、いざ課長クラスが海外出張すると慌てて姿を隠す。言動と行動がバラバラだ。本省からミッションを呼び寄せたうえでドタキャンした可能性が高い。
▼ナヌムの家の多目的洗脳ホール
4月中旬の“慰安婦協議”に向け、早くも日本政府が南鮮側に振り回されている感じだ。本来、南鮮入りした担当官が会うべき自称慰安婦は、ナヌムの家所属の“武闘派”ではない。
我が国は現在も村山詐欺基金のフォローアップ事業に年間1,000万円以上の予算を支出している。南鮮国内でひっそり暮らす自称慰安婦の生活支援を続けているのだ。
▼実在する洋公主(BBC)
対象者が何人生存中なのか、データは開示されていない。だが、その中には高確率で洋公主が含まれる。「戦後の職業」について改めて証言を採取すれば、確実にパク政権が狼狽するエピソードが集まる。
実際に公開しなくとも、南鮮側を揺さぶるには充分。外務省には今、こうした能動的・攻撃的な外交が求められている。守勢に入れば、勝てる交渉も勝てない。目標は土下座外交にピリオドを打つことだ。
【テーブルの上の南北同時戦】
安倍政権が誕生する前の2012年3月、外務省トップだった佐々江賢一郎事務次官がソウル入りし、ハイレベル協議を行った。表向きは北鮮問題だったが、実は慰安婦問題も主要テーマになっていた。
参照:外務省HP24年3月7日『佐々江外務事務次官の韓国訪問』
更に翌4月には官房副長官の斎藤勁が南鮮を訪問、青瓦台の高官と協議を行う。斎藤は社民党出身の反日極左で、筋金入りの慰安婦捏造派。協議の内容はズバリ、新たな補償措置だった。
▼朝日インタビューに答える斎藤勁
民主党政権は、100%政府出資の新「償い金」を提案していたのである。この交渉を朝日新聞は「決着目前だった」と煽ったが、実際は南鮮側が強硬な態度を変えず、平行線以下の物別れで終わった。
しかし、僅か2年前の時点で日本側は、札束を脇に置いて土下座していたのである。それを安倍政権誕生で方針を大転換し、「性奴隷20万人」の嘘を糾弾するような姿勢に変えられるのだろうか…
▼ナヌム展示写真にも洋公主が高確率
今回のナヌムの家捏造発言騒動で注目するのは、外務省の地域政策課長が直々、南鮮を訪れていたことだ。詐欺基金解散・逃走後のフォローアップ事業を担当するのが、この地域政策課なのである。
残念ながら、民主党政権の負の遺産を継承し、外務省が新「償い金」を視野に入れ、南鮮側に働きかけていることは確実だ。局長級協議に向け、不吉な影が憑きまとう。
▼ナヌムの家の“慰安所”再現セット
「様々な問題の解決のためにお互いが様々なルートを通じて対応している」
対ナヌムの家外交について、菅官房長官は3月27日、そう説明するにとどめた。起動した複数のチャンネル…興味津々だが、今回のように反日団体が、嘘発言で騒ぐような事態を誘発してはならない。
▼協議に臨む伊原純一局長3月30日(共同)
反日メディアは、昭恵夫人が招待を無視したと宣伝する危険性もある。もっともナヌムの家は日本の全国会議員に招待状を送ってたりもするのだが、そうした情報は漏れなく隠蔽するだろう。
参照:朝鮮日報2012年8月29日『慰安婦:「ナヌムの家に日本の政治家を招待」野田首相など724人に招待状(魚拓)
北京とソウル、平壌が絶え間なく仕掛けてくる反日プロパガンダ。それらは常に報道機関をアンプにして増幅・拡散される。
▼北京・日朝局長級協議3月30日(時事)
南北朝鮮とのタフな外交交渉が同時並行する異例の展開。首相官邸は、熾烈な情報戦の渦中にあると心得なければならない。安全保障に直結する2国間協議は、テーブルの上の「小さな戦争」なのだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
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参考記事:
□産経新聞3月28日『慰安婦施設「首相夫人を招待」報道 日本の外務省幹部「虚偽の話 事実無根」』
□東スポ3月30日『元慰安婦が共同生活する“反日聖地”の理解不能なセンス』http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/ocial/249948/
□朝鮮日報3月28日『元慰安婦暮らす韓国施設 安倍首相夫人の招待要請』
□NNN3月28日『元慰安婦支援施設、首相夫人に近く招待状』
□共同通信(新潟日報)3月28日『元慰安婦施設、昭恵夫人を招待へ 韓国、所長の意向』
□産経新聞3月27日『外務省幹部が元慰安婦関係者と意見交換 日本の立場を説明』
□朝日新聞10月13日『慰安婦問題 野田―李政権で幻の政治決着 昨秋交渉』http://www.asahi.com/internationa/update/1008/TKY201310070533.html
「なぜ虚偽の話が伝えられたのか、事実関係を確認している」
外務省幹部は3月28日午後、そう不快感を示した。省庁としては速い対応だが、わずが半日の間に捏造情報は日本・南鮮のメディアを駆け巡り、一気に広がっていた。
捏造の発端は、3月17日に遡る。外務省地域政策課の山本恭司課長ら5人がソウル市内で“慰安婦関係者”と接触した。現れたのは、自称軍団を囲い込む「ナヌムの家」所長の安信権(アン・シングォン)だ。
▼右端の男が安信権1月(聯合)
この席で安信権は、日本側に安倍昭恵夫人のナヌムの家訪問を提案。山本課長らは「本国に伝える」と回答したと報道された。それは外交マナー上、日本政府内での「訪問の検討」を意味する。
これが全くの嘘だった。外務省側は「事実無根」と完全否定する。ソウルで接触した際、提案を受けた事実すらなかった。安信権が嘘を吐いていたのである。
▼手厚く報じたTBSニュース3月28日
安信権の虚偽説明は、まず南鮮メディアで伝えられた。それを受ける形で、共同通信やJNNが拡散する。毎度の犯行パターンだが、問題は日本側のメディアが、外務省への確認取材を怠ったことだ。
産経新聞だけが、外務省に事実関係を照会した結果、虚偽の話だと判ったのである。密室でのやり取りは、双方を取材するのが基本だ。共同通信などは、恐らく意図的に、その確認作業を放棄していた。
▼捏造派に包囲された外務省2011年12月
ナヌムの家は反日宣伝の牙城だ。所長の安信権は性奴隷のデマを垂れ流す確信犯で、正に職業的詐欺師。今回の嘘発言だけでも、自称慰安婦の管理組織が、いかに腹黒いか簡単に説明できるだろう。
【「ナヌムの家」仕切る宗教団体】
ナヌムの家は1992年秋、ソウル市内に設置された。朝日新聞の植村捏造記事で発火してから、約1年後。この異様なスピード開設には理由があった。
▼ナヌムの家で寛ぐ自称慰安婦(2004年)
初代ナヌムの家は、宗教団体の敷地内に建てられたのである。資金面で支えるのは、仏教系の曹渓宗(そうけいしゅう)。新興カルトではなく、南鮮で最大規模を誇る仏教のオリジナル宗派だ。
歴代幹部は、この曹渓宗の上部組織から派遣されてきた。現在、代表理事として君臨する宋月珠(ソン・ウォルジュ)も前職は、曹渓宗本部の総務院長だった。
▼新施設祝う宋月珠:中央(2009年)
宗教団体がバックにいたことから、設置当初、ナヌムの家は余り報道されず、発言力も低かった。注目されるようになったのは、広州市に移転し、反日記念館を併設した1998年以降である。
巨大宗教が資金を注いだだけに、記念館は無駄に広く、6ホールの展示室に屋外公演施設まで備える。展示内容は、証言を元に再現した慰安所内部セットなどで、その余りのデタラメこそ筆舌に尽くし難い。
▼併設される捏造歴史館(file)
度の超えた反日展示物を南鮮政府が高く評価し、2000年には社会福祉法人として認可される。国庫からの財政支援は1ヵ月あたりの数百万円に上るという。反日はビジネスになるのだ。
そんな金満ウハウハのナヌムの家に激震が走ったのは、2001年2月のことだった。当時の所長で曹渓宗幹部の慧眞(ヘジン)による女性スタッフ強姦事件が発覚したのである。
「所長という地位を利用して、97年2月から98年5月まで月に2~3回ずつ性関係を強要してきた」
▼ナヌム邪淫所長の著作物
被害女性の告発で、慧眞は所長を退任し、僧籍も失った。しかし、会見では「強要していない」と開き直り、双方合意の上だったと説教。告発女性を中傷する典型的なセカンド・レイプだ。
「女性の人権を守る聖地」と宣伝するナヌムの家で繰り返された連続性暴行事件。支援者・関係者の動揺は大きく、自慢の反日記念館も一時閉鎖に追い込まれた。
【証言の検証阻む隔離施設】
暗黒の内部を物語る連続レイプ事件の発覚。ナヌムの家側が頬被りで沈静化を待つ中、強力な援軍が日本から現れた
。有権者に鉄槌を下された反日魔女・岡崎トミ子だ。
トミ子が、初めてナヌムの家を“公式訪問”したのは、邪淫所長による女性スタッフ陵辱の衝撃醒めやらぬ2002年9月。この時、熱烈歓迎に逆上せたトミ子は、ある約束を自称慰安婦と交わす。
▼国旗毀損事件の岡崎トミ子2003年
それが、余りにも有名なソウル日本大使館前での反日デモ参加だった。翌2003年2月のことである。この再入国でもトミ子は、社民党の田嶋陽子と共に真っ先にナヌムの家を訪れていた。
存亡の危機に瀕したナヌムの家復活で我が国の政治家が果たした役割は大きい。売国議員に加え、元法相の杉浦正健が訪問して反日メディアが興奮するケースもあった。カルトの広告塔に近い役回りだ。
▼ナヌムの家訪問した杉浦元法相(聯合)
一様にメディアはナヌムの家を支援施設・共同生活施設と紹介する。曹渓宗の管理は完全隠蔽。あたかも人道団体かのように伝えるが、実態は自称慰安婦の隔離施設だ。悪く言えば監禁小屋である。
「証言を疑うような発言に私たちはお答えできません」
昨年5月の会見ドタキャン騒ぎで、自称慰安婦を管理する方清子(パン・チョンジャ)は、そう言い切った。これは特別な対応ではなく、捏造派すべてに通じるものだった。
▼ナヌムの家警護する破戒僧ら
自称慰安婦の最大の弱点は、質問を浴びることだ。史実に関わる事実関係を尋ねられた瞬間、ボロが出てしまう。それを阻む為に誂えた防壁が「ナヌムの家」なのである。
批判的なジャーナリストや実証的な歴史家が、ナヌムの家を訪れ、自由に質問した事例は、過去に一度もなかった。完全な外部遮断。家の外で、接触する機会もない。
▼ナヌムの家の5m級腐れ巨人像
実体験をした本物であれば、自由な質問も大歓迎だが、創作ホラーの語り部には無理な注文。ここで暮らす自称女は、海外巡業が多い反面、気ままに散歩に出ることも許されず、一生を終える。
【日本政府お抱えの洋公主】
反日指向の強い宗教団体が経営するナヌムの家。日本政府も村山詐欺基金への対応から、厄介な相手であることを知っていたはずだ。連中は挺対協と同じく、国家による補償と謝罪を強要している。
ナヌムの家所長・安信権と対面には、山本課長のほか在ソウル大使館参事官ら4人も加わっていた。課長クラスが出向いたことがポイントだ。調整にしては異例の規模で、布陣はミッションに近い。
▼海外巡業中の安信権2013年(聯合)
一部南鮮紙によると、この外務省ミッションは、ナヌムの家がマネジメントする自称慰安婦との対面を求めていたという。そうであれば市内のホテルを会合場所としてブッキングした理由も頷ける。
昨年9月に自称慰安婦は、日本政府関係者との会談を要請していた。今回の接触は、それを受けた措置と考えられるのだ。しかし当日、安信権は現れたが、自称女の姿はなかった。嵌められたのではないか?
▼大使館前の週一公演に参加中
ナヌムの家は、挺対協と共に“水曜デモ”を開催する運営母体だ。所属の慰安婦役はローテーションで毎週ゲスト出演し、日本大使館前で吠えたり叫んだり、寝ていたりする。
毎週「大使館職員出てこい」と粘着する一方、いざ課長クラスが海外出張すると慌てて姿を隠す。言動と行動がバラバラだ。本省からミッションを呼び寄せたうえでドタキャンした可能性が高い。
▼ナヌムの家の多目的洗脳ホール
4月中旬の“慰安婦協議”に向け、早くも日本政府が南鮮側に振り回されている感じだ。本来、南鮮入りした担当官が会うべき自称慰安婦は、ナヌムの家所属の“武闘派”ではない。
我が国は現在も村山詐欺基金のフォローアップ事業に年間1,000万円以上の予算を支出している。南鮮国内でひっそり暮らす自称慰安婦の生活支援を続けているのだ。
▼実在する洋公主(BBC)
対象者が何人生存中なのか、データは開示されていない。だが、その中には高確率で洋公主が含まれる。「戦後の職業」について改めて証言を採取すれば、確実にパク政権が狼狽するエピソードが集まる。
実際に公開しなくとも、南鮮側を揺さぶるには充分。外務省には今、こうした能動的・攻撃的な外交が求められている。守勢に入れば、勝てる交渉も勝てない。目標は土下座外交にピリオドを打つことだ。
【テーブルの上の南北同時戦】
安倍政権が誕生する前の2012年3月、外務省トップだった佐々江賢一郎事務次官がソウル入りし、ハイレベル協議を行った。表向きは北鮮問題だったが、実は慰安婦問題も主要テーマになっていた。
参照:外務省HP24年3月7日『佐々江外務事務次官の韓国訪問』
更に翌4月には官房副長官の斎藤勁が南鮮を訪問、青瓦台の高官と協議を行う。斎藤は社民党出身の反日極左で、筋金入りの慰安婦捏造派。協議の内容はズバリ、新たな補償措置だった。
▼朝日インタビューに答える斎藤勁
民主党政権は、100%政府出資の新「償い金」を提案していたのである。この交渉を朝日新聞は「決着目前だった」と煽ったが、実際は南鮮側が強硬な態度を変えず、平行線以下の物別れで終わった。
しかし、僅か2年前の時点で日本側は、札束を脇に置いて土下座していたのである。それを安倍政権誕生で方針を大転換し、「性奴隷20万人」の嘘を糾弾するような姿勢に変えられるのだろうか…
▼ナヌム展示写真にも洋公主が高確率
今回のナヌムの家捏造発言騒動で注目するのは、外務省の地域政策課長が直々、南鮮を訪れていたことだ。詐欺基金解散・逃走後のフォローアップ事業を担当するのが、この地域政策課なのである。
残念ながら、民主党政権の負の遺産を継承し、外務省が新「償い金」を視野に入れ、南鮮側に働きかけていることは確実だ。局長級協議に向け、不吉な影が憑きまとう。
▼ナヌムの家の“慰安所”再現セット
「様々な問題の解決のためにお互いが様々なルートを通じて対応している」
対ナヌムの家外交について、菅官房長官は3月27日、そう説明するにとどめた。起動した複数のチャンネル…興味津々だが、今回のように反日団体が、嘘発言で騒ぐような事態を誘発してはならない。
▼協議に臨む伊原純一局長3月30日(共同)
反日メディアは、昭恵夫人が招待を無視したと宣伝する危険性もある。もっともナヌムの家は日本の全国会議員に招待状を送ってたりもするのだが、そうした情報は漏れなく隠蔽するだろう。
参照:朝鮮日報2012年8月29日『慰安婦:「ナヌムの家に日本の政治家を招待」野田首相など724人に招待状(魚拓)
北京とソウル、平壌が絶え間なく仕掛けてくる反日プロパガンダ。それらは常に報道機関をアンプにして増幅・拡散される。
▼北京・日朝局長級協議3月30日(時事)
南北朝鮮とのタフな外交交渉が同時並行する異例の展開。首相官邸は、熾烈な情報戦の渦中にあると心得なければならない。安全保障に直結する2国間協議は、テーブルの上の「小さな戦争」なのだ。
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参考記事:
□産経新聞3月28日『慰安婦施設「首相夫人を招待」報道 日本の外務省幹部「虚偽の話 事実無根」』
□東スポ3月30日『元慰安婦が共同生活する“反日聖地”の理解不能なセンス』http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/ocial/249948/
□朝鮮日報3月28日『元慰安婦暮らす韓国施設 安倍首相夫人の招待要請』
□NNN3月28日『元慰安婦支援施設、首相夫人に近く招待状』
□共同通信(新潟日報)3月28日『元慰安婦施設、昭恵夫人を招待へ 韓国、所長の意向』
□産経新聞3月27日『外務省幹部が元慰安婦関係者と意見交換 日本の立場を説明』
□朝日新聞10月13日『慰安婦問題 野田―李政権で幻の政治決着 昨秋交渉』http://www.asahi.com/internationa/update/1008/TKY201310070533.html
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