亡命者スカーレットの手荷物…中共が恐れた“内部告発”
支那人ウイルス学者の亡命は噂ではなかった。香港を脱出した女性博士が沈黙を破って米メディアに登場。中共指導部が最も恐れる内部告発者の海外流出が現実のものとなった。
「その日、私はひどく緊張していました。飛行機が離陸する前のどの段階でも止められる可能性があったからです」
亡命を決意し、香港を離れた日を回想する。彼女を乗せた旅客機は4月28日、無事ロサンゼルス国際空港に到着。だが、荷物をピックアップし、入管を通過した所で、2人の係官が待っていた。
「私は怖くなりました。ここで本当のことを言わなければならない。そして、どうかチャイナに送り返さないで下さいと言いました」
▽LA国際空港の到着ロビー2月(ロイター)
なぜ空港で係官が待ち構え、問答無用でオフィスに連行されたのか…駐米中共大使館による嘘の密告の他、米当局が支那系ウイルス研究者全員の動向を追っていたとの見方もある。
「私は世界で最も早くCOVID-19の解明に取り掛かった研究者の1人です」
はじまりの武漢ウルイスに関して詳しく知る女性学者の亡命劇は、決して順風満帆ではなかった。尋問は続く。しかし、身分を証明する書類等は、危険を回避する為、殆ど持ち合わせていなかった。
▽香港大学在職を証明するIDカード(FOX)
辛うじて職業を示すIDカードがあった。香港大学公衆衛生学院、閻麗夢(Yan Limeng)。博士号を持ち、WHOのリファレンス研究施設にも指定される格式の高いラボに勤務する感染症学者だ。
尋問者の態度を変えたのは、スマホに残るチャットの記録だったという。元ホワイトハウス首席戦略顧問スティーブ・バノン氏との交流が決め手になったとも囁かれるが、詳細は定かではない。
▽香港時代の閻麗夢博士(RTHK)
LAから米東部に渡った閻博士は、当局から厚遇され、自らが知り得た事実を包み隠さず話した。そして香港脱出から2ヵ月半が過ぎようとした頃、衝撃的な形で米TV報道番組に登場する。
【WHO顧問の疫学権威も隠蔽に加担】
「もし私が香港で真実を語れば、途端に消され、人々に声は届きません。多くの人に真実を知って貰う為に渡米を決めました。世界に感染拡大の経緯と、このウイルスの恐ろしさを知って欲しいのです」
カメラを前に、閻麗夢博士は力強く語り始めた。米FOXニュースが7月10日にオンエアした独占インタビューを大紀元が字幕付きで全編配信している。他社素材の丸ごと引用は非常に珍しい。
▽日本語字幕付きで全編を再放送(大紀元)
「昨年12月31日に武漢でSARSに似たウイルスが見つかり、私は上司から密かに調査するよう指示されました。現地入りが拒否された為、友人を頼って情報を集めたのです」
英名スカーレットを名乗るが、支那人である。出身は山東省の青島で、南京大や中共軍系の南方医科大で博士号を取得。香港公衆衛生学院の科学者という立場と併せ、多彩な人脈を築いていた模様だ。
▽香港大キャンパスの閻麗夢博士(FOX)
その中にCDCに勤務する友人が居た。注釈はないが、湖北省武漢のローカルではなく、北京市のCDCだろう。大晦日にチャットで第一段階の資料を手にしたという。
「既に家庭内での感染が広がっている」
即ち、ヒト・ヒト感染だ。しかし、WHOは1月初旬から中旬にかけて繰り返し、ヒト・ヒト感染を否定する公式声明を発表。これが各国の初動態勢に大きな影響を与えたことは説明するまでもない。
▽昨12月31日のチャットログ(FOX)
「当局は新型ウイルスに関する全ての情報発信を禁じ、医師もCDCの職員達も恐ろしさに震えていました」
武漢ウイルスの急速な感染拡大と中共当局の情報隠蔽。危機感を強めた閻博士は、ラボの上司でWHO顧問のレオ・プーン教授に情報の公開を提案したが、返ってきた言葉は残念なものだった。
「レッドラインを越えてはいけない、と忠告されました。つまり政府の手順や原則を無視してはならない。そうでなければ、トラブルに遭い、殺されてしまう…」
▽プーン教授とスカーレット(FOX)
同じ研究チームのWHO顧問ウイルス学者マリク・ピーリス教授も情報を共有していたが、動かなかった。2人の教授が武漢ウイルス関連で先進的な研究を続けていたことは報道記事からも確認できる。
参照:ニューズウィーク4月17日『新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける?──実験結果』
ラボで孤立しながらも、閻博士は意外な方法で情報を世界に発信するアイデアを思い付く。有力な海外ユーチューバーの活用だ。
【突然の方針転換の影に暴露動画】
閻麗夢博士のリポートは1月19日、在米ユーチューバーの支那ウォッチ番組「路德時評」で発表された。FOXテレビは該当の映像にリンクを貼っているが、早口の広東語で、固有名詞さえ聞き取れない。
他言語の字幕やボイスオーバーはなく、閻博士によれば、ネット上での反響は期待外れだったという。確かに話題になった記憶はない。だが、中共当局は脊髄反射し、事態は一気に動いた。
「放送から4時間以内に当局が反応しました。感染者数は62人から198人に修正されたのです。実に3倍です」
中共は翌20日に初めてヒト・ヒト感染の事実を認める。この突然の方針転換は謎めいていた。雲南の山奥で踊る習近平を尻目に、中央衛生当局トップ鍾南山がCCTVに出演し、発表したのだ。
▽CCTVでヒトヒト感染認める鍾南山1月20日(CNS)
李克強がプーの居ぬ間のクーデターを仕掛けたとの説もあった。その疑いは今も排除できないが、タイミング的には閻リポートが関係していた可能性がある。そして3日後、武漢一帯は完全封鎖された。
同時に彼女自身と周辺に対する圧力が高まる。嫌がらせといったレベルではない。料理にクスリを盛られるケースや見知らぬ人から海辺で会うよう求められることもあった。暗殺未遂だ。
「内部告発者がどうなるか知っています。私は香港で無実の若い抗議者が酷い弾圧を受ける様子を見ていました」
▽更に凶暴化する香港弾圧部隊7月1日(共同)
在米ユーチューバーの路德氏は、生命の危険を警告し、亡命を提案。閻博士は反対する夫を香港に置き去り、渡米した。脱出劇には亡命支援団体の協力があったという。
「香港を発った直後、治安当局は私の青島の実家に押しかけ、家族を脅迫しました」
5月に入ってからはネット上での攻撃と工作が本格化。経歴の泥を塗り、嘘吐き呼ばわりし、フェイスブックの偽アカウントも作られた。素顔を公開した現在は、更に激化していると推測される。
▽偽のFBアカウントに郭文貴登場(FOX)
中共サイバー部隊の常套手段ではあるが、過剰な攻撃は逆に彼女が本物であることを証明している。北京CDC職員のヒト・ヒト感染証言は序の口で、核心に迫る秘密を知っているのではないか。
【亡命学者の実在が北京を揺さぶる】
「ワクチンや魔法のような解決法を期待してはいけません。今の段階で私たちが出来るのは、このウイルスがどこから来たのかを知り、正い研究を進めることです」
独占インタビューの後半は、武漢ウイルスの予防や対策に関わる学者としての警鐘だ。その中で、ウイルスの由来についての及があった。亡命の動機を語るシーンでも、似たような言葉が飛び出す。
「米国に行き、COVID-19の発生源について世界に伝え、危険性を訴えようと思ったのです」
▽独占インタビューに答える閻博士7月10日(FOX)
「origins」を発生源と訳すのは安直であるにせよ、例の武漢ウイルス研究所を示唆しているように受け取れる。少なくとも由来や起源に一切触れないことが、メディア御用達専門家の醜悪なマナーである。
「大量の証拠がある」とポンペオ国務長官が武漢研究所を名指し非難したのは5月3日だった。閻博士の米国到着後だが、検証期間としては短すぎる。恐らく因果関係はないだろう。
▽武漢ウイルス研究所のバイオ実験棟4月17日(AFP)
「WHOのような国際機関とCCP政府の腐敗について、私はよく知っていました」
上司の隠蔽問題と絡め、WHO批判は舌鋒鋭い。米当局が博士を活用するのであれば、最初のステップはテドロス追及だ。発生源に関わる証拠を突き付けるのは、WHO上層部陥落の後となる。
果たして亡命博士は、どこまで知ってるのか…7月14日には第2弾となるQ&A方式のインタビューがオンエアされたが、目新しい要素はなかった。ただし、全てを出し尽くした印象もない。
▽軽めのやり取りだった2回目の出演7月14日(FOX)
中共が警戒しているのは正に、そこである。隠し玉を持っているかも知れないという恐怖と猜疑心。実際、噂としてネットメディアを一時賑わせた「支那人の亡命研究員」は実在したのだ。
「チャイナから脱出したウイルス科学者は複数名おり、現在、西側の情報機関と協力してウイルス発生源とパンデミックの原因を確認している」
閻博士の登場を受け、バノン元顧問も勢い付く。中共は亡命者に加え、国内の造反予備軍組も気掛かりだろう。最初から隠蔽せず、誠実に対処すれば、惑星規模の犯罪に発展することもなかったのだ。
▽インドで続く反CCP抗議6月24日(AP)
習近平を追い詰めるのはウイルスではなく、感染拡大初期の嘘と隠蔽と粉飾だ。国際社会を欺いた代償は、余りにも大きい。
〆
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参考動画:
参考記事:
□FOXニュース7月10日『EXCLUSIVE: Chinese virologist accuses Beijing of coronavirus cover-up, flees Hong Kong: 'I know how they treat whistleblowers’』
□FOXニュース7月14日『Hong Kong virologist claiming coronavirus cover-up tells 'Bill Hemmer Reports': 'We don't have much time’』
□大紀元7月12日『香港大の女性ウイルス研究者が米に亡命「中共ウイルスの真実を明らかに」』
□新唐人TV7月12日『米国亡命の武漢ウイルス研究者 フォックスニュースで証言』
□産経新聞(共同)7月12日『「人から人」感染を隠蔽 渡米の中国専門家証言』
□SCMP7月12日『Coronavirus: University of Hong Kong dismisses allegations from former employee that Beijing covered up outbreak』
「その日、私はひどく緊張していました。飛行機が離陸する前のどの段階でも止められる可能性があったからです」
亡命を決意し、香港を離れた日を回想する。彼女を乗せた旅客機は4月28日、無事ロサンゼルス国際空港に到着。だが、荷物をピックアップし、入管を通過した所で、2人の係官が待っていた。
「私は怖くなりました。ここで本当のことを言わなければならない。そして、どうかチャイナに送り返さないで下さいと言いました」
▽LA国際空港の到着ロビー2月(ロイター)
なぜ空港で係官が待ち構え、問答無用でオフィスに連行されたのか…駐米中共大使館による嘘の密告の他、米当局が支那系ウイルス研究者全員の動向を追っていたとの見方もある。
「私は世界で最も早くCOVID-19の解明に取り掛かった研究者の1人です」
はじまりの武漢ウルイスに関して詳しく知る女性学者の亡命劇は、決して順風満帆ではなかった。尋問は続く。しかし、身分を証明する書類等は、危険を回避する為、殆ど持ち合わせていなかった。
▽香港大学在職を証明するIDカード(FOX)
辛うじて職業を示すIDカードがあった。香港大学公衆衛生学院、閻麗夢(Yan Limeng)。博士号を持ち、WHOのリファレンス研究施設にも指定される格式の高いラボに勤務する感染症学者だ。
尋問者の態度を変えたのは、スマホに残るチャットの記録だったという。元ホワイトハウス首席戦略顧問スティーブ・バノン氏との交流が決め手になったとも囁かれるが、詳細は定かではない。
▽香港時代の閻麗夢博士(RTHK)
LAから米東部に渡った閻博士は、当局から厚遇され、自らが知り得た事実を包み隠さず話した。そして香港脱出から2ヵ月半が過ぎようとした頃、衝撃的な形で米TV報道番組に登場する。
【WHO顧問の疫学権威も隠蔽に加担】
「もし私が香港で真実を語れば、途端に消され、人々に声は届きません。多くの人に真実を知って貰う為に渡米を決めました。世界に感染拡大の経緯と、このウイルスの恐ろしさを知って欲しいのです」
カメラを前に、閻麗夢博士は力強く語り始めた。米FOXニュースが7月10日にオンエアした独占インタビューを大紀元が字幕付きで全編配信している。他社素材の丸ごと引用は非常に珍しい。
▽日本語字幕付きで全編を再放送(大紀元)
「昨年12月31日に武漢でSARSに似たウイルスが見つかり、私は上司から密かに調査するよう指示されました。現地入りが拒否された為、友人を頼って情報を集めたのです」
英名スカーレットを名乗るが、支那人である。出身は山東省の青島で、南京大や中共軍系の南方医科大で博士号を取得。香港公衆衛生学院の科学者という立場と併せ、多彩な人脈を築いていた模様だ。
▽香港大キャンパスの閻麗夢博士(FOX)
その中にCDCに勤務する友人が居た。注釈はないが、湖北省武漢のローカルではなく、北京市のCDCだろう。大晦日にチャットで第一段階の資料を手にしたという。
「既に家庭内での感染が広がっている」
即ち、ヒト・ヒト感染だ。しかし、WHOは1月初旬から中旬にかけて繰り返し、ヒト・ヒト感染を否定する公式声明を発表。これが各国の初動態勢に大きな影響を与えたことは説明するまでもない。
▽昨12月31日のチャットログ(FOX)
「当局は新型ウイルスに関する全ての情報発信を禁じ、医師もCDCの職員達も恐ろしさに震えていました」
武漢ウイルスの急速な感染拡大と中共当局の情報隠蔽。危機感を強めた閻博士は、ラボの上司でWHO顧問のレオ・プーン教授に情報の公開を提案したが、返ってきた言葉は残念なものだった。
「レッドラインを越えてはいけない、と忠告されました。つまり政府の手順や原則を無視してはならない。そうでなければ、トラブルに遭い、殺されてしまう…」
▽プーン教授とスカーレット(FOX)
同じ研究チームのWHO顧問ウイルス学者マリク・ピーリス教授も情報を共有していたが、動かなかった。2人の教授が武漢ウイルス関連で先進的な研究を続けていたことは報道記事からも確認できる。
参照:ニューズウィーク4月17日『新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける?──実験結果』
ラボで孤立しながらも、閻博士は意外な方法で情報を世界に発信するアイデアを思い付く。有力な海外ユーチューバーの活用だ。
【突然の方針転換の影に暴露動画】
閻麗夢博士のリポートは1月19日、在米ユーチューバーの支那ウォッチ番組「路德時評」で発表された。FOXテレビは該当の映像にリンクを貼っているが、早口の広東語で、固有名詞さえ聞き取れない。
他言語の字幕やボイスオーバーはなく、閻博士によれば、ネット上での反響は期待外れだったという。確かに話題になった記憶はない。だが、中共当局は脊髄反射し、事態は一気に動いた。
「放送から4時間以内に当局が反応しました。感染者数は62人から198人に修正されたのです。実に3倍です」
中共は翌20日に初めてヒト・ヒト感染の事実を認める。この突然の方針転換は謎めいていた。雲南の山奥で踊る習近平を尻目に、中央衛生当局トップ鍾南山がCCTVに出演し、発表したのだ。
▽CCTVでヒトヒト感染認める鍾南山1月20日(CNS)
李克強がプーの居ぬ間のクーデターを仕掛けたとの説もあった。その疑いは今も排除できないが、タイミング的には閻リポートが関係していた可能性がある。そして3日後、武漢一帯は完全封鎖された。
同時に彼女自身と周辺に対する圧力が高まる。嫌がらせといったレベルではない。料理にクスリを盛られるケースや見知らぬ人から海辺で会うよう求められることもあった。暗殺未遂だ。
「内部告発者がどうなるか知っています。私は香港で無実の若い抗議者が酷い弾圧を受ける様子を見ていました」
▽更に凶暴化する香港弾圧部隊7月1日(共同)
在米ユーチューバーの路德氏は、生命の危険を警告し、亡命を提案。閻博士は反対する夫を香港に置き去り、渡米した。脱出劇には亡命支援団体の協力があったという。
「香港を発った直後、治安当局は私の青島の実家に押しかけ、家族を脅迫しました」
5月に入ってからはネット上での攻撃と工作が本格化。経歴の泥を塗り、嘘吐き呼ばわりし、フェイスブックの偽アカウントも作られた。素顔を公開した現在は、更に激化していると推測される。
▽偽のFBアカウントに郭文貴登場(FOX)
中共サイバー部隊の常套手段ではあるが、過剰な攻撃は逆に彼女が本物であることを証明している。北京CDC職員のヒト・ヒト感染証言は序の口で、核心に迫る秘密を知っているのではないか。
【亡命学者の実在が北京を揺さぶる】
「ワクチンや魔法のような解決法を期待してはいけません。今の段階で私たちが出来るのは、このウイルスがどこから来たのかを知り、正い研究を進めることです」
独占インタビューの後半は、武漢ウイルスの予防や対策に関わる学者としての警鐘だ。その中で、ウイルスの由来についての及があった。亡命の動機を語るシーンでも、似たような言葉が飛び出す。
「米国に行き、COVID-19の発生源について世界に伝え、危険性を訴えようと思ったのです」
▽独占インタビューに答える閻博士7月10日(FOX)
「origins」を発生源と訳すのは安直であるにせよ、例の武漢ウイルス研究所を示唆しているように受け取れる。少なくとも由来や起源に一切触れないことが、メディア御用達専門家の醜悪なマナーである。
「大量の証拠がある」とポンペオ国務長官が武漢研究所を名指し非難したのは5月3日だった。閻博士の米国到着後だが、検証期間としては短すぎる。恐らく因果関係はないだろう。
▽武漢ウイルス研究所のバイオ実験棟4月17日(AFP)
「WHOのような国際機関とCCP政府の腐敗について、私はよく知っていました」
上司の隠蔽問題と絡め、WHO批判は舌鋒鋭い。米当局が博士を活用するのであれば、最初のステップはテドロス追及だ。発生源に関わる証拠を突き付けるのは、WHO上層部陥落の後となる。
果たして亡命博士は、どこまで知ってるのか…7月14日には第2弾となるQ&A方式のインタビューがオンエアされたが、目新しい要素はなかった。ただし、全てを出し尽くした印象もない。
▽軽めのやり取りだった2回目の出演7月14日(FOX)
中共が警戒しているのは正に、そこである。隠し玉を持っているかも知れないという恐怖と猜疑心。実際、噂としてネットメディアを一時賑わせた「支那人の亡命研究員」は実在したのだ。
「チャイナから脱出したウイルス科学者は複数名おり、現在、西側の情報機関と協力してウイルス発生源とパンデミックの原因を確認している」
閻博士の登場を受け、バノン元顧問も勢い付く。中共は亡命者に加え、国内の造反予備軍組も気掛かりだろう。最初から隠蔽せず、誠実に対処すれば、惑星規模の犯罪に発展することもなかったのだ。
▽インドで続く反CCP抗議6月24日(AP)
習近平を追い詰めるのはウイルスではなく、感染拡大初期の嘘と隠蔽と粉飾だ。国際社会を欺いた代償は、余りにも大きい。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
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参考動画:
参考記事:
□FOXニュース7月10日『EXCLUSIVE: Chinese virologist accuses Beijing of coronavirus cover-up, flees Hong Kong: 'I know how they treat whistleblowers’』
□FOXニュース7月14日『Hong Kong virologist claiming coronavirus cover-up tells 'Bill Hemmer Reports': 'We don't have much time’』
□大紀元7月12日『香港大の女性ウイルス研究者が米に亡命「中共ウイルスの真実を明らかに」』
□新唐人TV7月12日『米国亡命の武漢ウイルス研究者 フォックスニュースで証言』
□産経新聞(共同)7月12日『「人から人」感染を隠蔽 渡米の中国専門家証言』
□SCMP7月12日『Coronavirus: University of Hong Kong dismisses allegations from former employee that Beijing covered up outbreak』
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